デッキリスト
BG増殖感染 by aman
Creatures (17) 3 Glistener Elf 4 Pollenbright Druid 4 Plague Stinger 2 Evolution Sage 4 Phyrexian Crusader Spells (21) 2 Hunger of the Howlpack 1 Fatal Push 2 Assassin's Trophy 2 Duress 3 Enter the Unknown 4 Hardened Scales 3 Inquisition of Kozilek 4 Courage in Crisis | Lands (22) 4 Swamp 3 Forest 3 Overgrown Tomb 2 Windswept Heath 4 Inkmoth Nexus 4 Verdant Catacombs 2 Llanowar Reborn Sideboard (15) 1 Viridian Corrupter 1 Nature's Claim 3 Sheltering Word 1 Fatal Push 2 Golgari Charm 2 Abrupt Decay 2 Duress 3 Nihil Spellbomb |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
3 ぎらつかせのエルフ
4 花粉光のドルイド
4 疫病のとげ刺し
2 進化の賢者
4 ファイレクシアの十字軍
【スペル】
2 吠え群れの飢え
1 致命的な一押し
2 暗殺者の戦利品
2 強迫
3 未踏地への進入
4 硬化した鱗
3 コジレックの審問
4 瀬戸際の勇気
【土地】
4 沼
3 森
3 草むした墓
2 吹きさらしの荒野
4 墨蛾の生息地
4 新緑の地下墓地
2 ラノワールの再生地
【サイドボード】
1 ヴィリジアンの堕落者
1 自然の要求
3 防護の言葉
1 致命的な一押し
2 ゴルガリの魔除け
2 突然の衰微
2 強迫
3 虚無の呪文爆弾
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解説
Glistener Elf / ぎらつかせのエルフ (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
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Phyrexian Crusader / ファイレクシアの十字軍 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 騎士(Knight)
先制攻撃、プロテクション(赤)、プロテクション(白)
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
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対戦相手に毒カウンターを10個以上貯めさせて特殊勝利を目指す「感染」デッキ。『灯争大戦』で得た新たなカードによって、モダン界に一風変わった感染デッキが登場した。その名も「BG増殖感染」だ!早速リストを見ていこう。
前提として、「感染」デッキの基本的なセオリーは《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》などの「感染」持ちのクリーチャーを素早く展開し、クリーチャー強化呪文を大量に使って大幅に打点を上げる、という動き。どちらかといえば「一撃必殺」に近く、少しでも序盤に躓こうものなら瞬く間に相手を轢き殺してしまう。速攻デッキでありながら、ある種のコンボ的な動きでもあり、「速さ」と引き換えに打ち消し呪文やクリーチャー除去に弱い、という弱点を持つ。
今回ピックアップする「BG増殖感染」は、上記のような通常の感染デッキとは異なるゆったりとした動き。《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》《疫病のとげ刺し/Plague Stinger(SOM)》《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)》という3種類の感染持ちクリーチャーを採用しているが、ひとたび相手に毒カウンターを持たせたらあとは急いで殴る必要がないのだ。
その秘密は、デッキ名にもなっている「増殖」ギミック。『灯争大戦』で得た《花粉光のドルイド/Pollenbright Druid(WAR)》《進化の賢者/Evolution Sage(WAR)》《瀬戸際の勇気/Courage in Crisis(WAR)》といった「増殖」持ちのカードを使えば、殴ることなく相手の毒カウンターを増やしていける。
ただ毒カウンターを貯めるだけに留まらず、増殖の旨味を最大限に引き出すために、自軍の感染持ちのクリーチャーの上に+1/+1カウンターを乗せるギミックも採用。《吠え群れの飢え/Hunger of the Howlpack(DKA)》や《硬化した鱗/Hardened Scales(KTK)》が採用されているのはそのためだ。また、前述した《花粉光のドルイド/Pollenbright Druid(WAR)》や《瀬戸際の勇気/Courage in Crisis(WAR)》は「+1/+1カウンターを乗せる動き」と「増殖してカウンターを増やす動き」をどちらも担当できるナイスカード。
また、忘れてはならないのが「感染」の特性。感染持ちのクリーチャーはたとえブロックされても相手クリーチャーに-1/-1カウンターを乗せる形で爪痕を残していくため、こちらのカウンターを増やすことで相手のクリーチャーのサイズを下げる、もしくは除去することが可能になる。
したがって、一度カウンターさえ乗ってしまえば、「増殖」によって以下の3つのアクションを並行して行えるようになるのだ。
①毒カウンターを増やして勝利に近づく
②+1/+1カウンターを増やして自軍クリーチャーのサイズを上げ、感染アタックを通しやすくする
③-1/-1カウンターを増やして相手クリーチャーのサイズを下げ、感染アタックを通しやすくする
更に、相手の脅威は手札にある内に対処していく。《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》や《強迫/Duress(USG)》を使うことで、こちらの盤面を崩壊させるような危険なカードをはたき落とす。また、ときには前方の安全確認に使ったりと、ハンデスが生む安心感は計り知れない。
持ち前の「速さ」を捨ててゆったりとした動きにシフトすることで、感染デッキにありがちな「相手のブロッカーを突破できず毒カウンターを増やせない」「打ち消しやクリーチャー除去に弱い」という弱点を克服した新たなる感染デッキ。また、リストを見てみるとモダンのデッキにしては比較的リーズナブルに組める点も見逃せない。じわじわと相手を追い詰めるデッキが好きなプレイヤーにオススメだ!
参考
BG増殖感染 by aman
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1559023/
※敬称略