『灯争大戦』プレリリース/リミテッド対策：青の優良コモン・アンコモンまとめ

『灯争大戦』リミテッド向け：優良コモン・アンコモンを押さえよう

これまで、コモン・アンコモンの除去一覧、コンバット・トリック一覧、リミテッド・アーキタイプ案と『灯争大戦』リミテッド向け記事をいくつか投稿したが、今回は更に忙しい人向けに各色のプレイアブルな優良コモン・アンコモンをまとめた。前回の記事で紹介したようなアーキタイプ通りのデッキを組むのは難しいプールでも、各色の強力なカードを把握しておけば、強いデッキを組むのが非常に楽になる。

特にプレリリースイベントはマジックのイベントの中でも非常にカジュアルで緩めなもの。時期的にも、今回は『MTGアリーナ』からマジックに触れ、リアル店舗での大会イベントに初参加するプレイヤーも多いはずだ。プレリリース時には是非この記事をスマホかタブレットで眺めながら、自分のカードプールとにらめっこしてほしい。

今回は「青」の優良コモン・アンコモン編。さっそく見ていこう！

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『灯争大戦』：青の優良コモン

点数としては、《エイヴンの永遠衆》>《タミヨウの天啓》>《密かな任務》=《カズミナの変成》の順で見ている。

とにかく《エイヴンの永遠衆/Aven Eternal(WAR)》の優秀さが光る。3マナ2/2の平均点ボディに1/1のおまけが付くのだから弱いはずがない。《タミヨウの天啓/Tamiyo's Epiphany(WAR)》はわずか4マナでライブラリーを最大で6枚分掘り下げる強烈な効果。レアリティを1段階間違っているような気も。

《密かな任務/Stealth Mission(WAR)》は増殖を上手く生かすなら是非とも使いたい効果であるし、そのターンのみのアンブロ能力もなかなか。プレインズウォーカー多めのこの環境下において、回避能力は評価が高め。《カズミナの変成/Kasmina's Transmutation(WAR)》は青が使える貴重な疑似除去。《永遠神オケチラ/God-Eternal Oketra(WAR)》などの通常では対処の難しい「永遠神」シリーズのクリーチャーに対抗できる数少ない手段でもある。

『灯争大戦』：青の優良アンコモン

トップアンコモンとしては《救出のスフィンクス/Rescuer Sphinx(WAR)》を挙げたい。基本的には自身の能力でパーマネントをバウンスしての運用となるだろうが、4マナ4/3というサイズは強力。バウンスは一見ディスアドバンテージにも思えるが、動員持ちのカードや瀕死のプレインズウォーカーを戻すことでメリットにも。

《永遠衆の天空王/Eternal Skylord(WAR)》は5マナにして3/3クリーチャーを1体と2/2フライヤーを1体というコストパフォーマンスの良さが魅力。動員デッキを組むモチベーションとなるカードでもある。《流束の媒介者/Flux Channeler(WAR)》はクリーチャーでないスペルを唱えただけで増殖を行えるお手軽さ。上記の《密かな任務/Stealth Mission(WAR)》などと是非合わせて使いたい。

《謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentor(WAR)》は立たせているだけで仕事をする良カード。マイナス能力しか持ち合わせていないプレインズウォーカーながら、常在型能力のお陰で生存能力も高め。

『灯争大戦』青：総評

今回の青はテーマが非常に豊富。（スペルシナジー、増殖、フライヤー、動員…）

どのテーマでも通用する強力なカードが多い反面、リミテッドでは使いどころに困るようなはっきりと弱いカードも多い。青をどれだけ上手く使うかによって、デッキパワーが大きく変わりそうな印象。ボムレアは《永遠神ケフネト/God-Eternal Kefnet(WAR)》と《啓示の終焉/Finale of Revelation(WAR)》の2枚。

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参考

●公式：『灯争大戦』カードイメージギャラリー
https://magic.wizards.com/ja/content/%E3%80%8E%E7%81%AF%E4%BA%89%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%80%8F