デッキリスト
ターボフォグ2017 by gaku
Creatures (2) 2 Torrential Gearhulk Spells (34) 4 Gideon of the Trials 2 Authority of the Consuls 4 Fevered Visions 2 Stasis Snare 2 Cast Out 3 Censor 2 Void Shatter 2 Hieroglyphic Illumination 2 Fumigate 4 Encircling Fissure 3 Repel the Abominable 4 Haze of Pollen | Lands (24) 4 Port Town 4 Scattered Groves 4 Sheltered Thicket 4 Irrigated Farmland 4 Inspiring Vantage 4 Plains Sideboard (15) 2 Drowner of Hope 4 Panharmonicon 2 Cloudblazer 4 Eldrazi Displacer 3 Filigree Familiar |
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解説
「ターボフォグ」というデッキをご存じだろうか。「濃霧(Fog)」で戦闘ダメージを0にするなどして時間を稼ぎつつ、「吠えたける鉱山」などでライブラリーを高速で掘り進めてライブラリーアウトを狙うデッキだ。伝統的なデッキのひとつなので、名前は聞いたことがあるかもしれない。
ターボフォグが成立する条件は、豊富な時間稼ぎ手段と、ドロー加速またはライブラリーを削る手段がカードプールに共存している必要がある。「アモンケット」発売前ではあるが、新スタンダード環境のカードプールにいち早く目を付け、あのターボフォグがスタンダードで復活できることに気づいたビルダーが存在する。あの懐かしのデッキが、ビルダー:gaku氏によって「ターボフォグ2017」として蘇る。今日はそのリストをご紹介したい。
新スタンダードのカードプールには、「忌の一掃」「取り囲む地割れ」、そしてアモンケットで登場する「花粉のもや」…合計3種類の「濃霧(Fog)」が存在する。この「ターボフォグ2017」は、これらのカードを惜しみなく投入し、時間を稼いでいくコンセプトだ。もちろん「奔流の機械巨人」はこれらのカードを使い回す役割を担う。そして、もう一つの重要なパーツである「吠えたける鉱山」の代用は「熱病の幻視」。新たな「濃霧(Fog)」の補充、ライブラリーアウト、手札をダンプできない相手にバーンダメージと、1枚でなんと3つの役割をこなす。
その他のスロットは相手を妨害するカードで埋められている。「停滞の罠」「排斥」「燻蒸」といったカードでクリーチャーを対策し、「虚空の粉砕」「検閲」で相手の脅威を弾いて時間を稼ぐ。そして、忘れてはいけないのが「試練に臨むギデオン」。相手のクリーチャーが少なければ+1能力でダメージを軽減して止めることができ、ドローの都合上こちらのライブラリーが尽きそうな場合は奥義で凌ぐこともできる。もちろん、有利な盤面では積極的に殴りに行くのもよい。このデッキでは攻守に渡って活躍できる優秀なカードだ。
ちなみに、提供されたリストのサイドボードを見ると…。
「パンハモニコン」4枚という狂気が見える。なんとも恐ろしい…。
参考
デッキリスト提供:gaku氏(感謝!)
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