デッキリスト
マルドゥナイツ・アンド・エンジェルス by 白鳳
Creatures (24) 4 Seekers' Squire 4 Knight of Malice 4 Knight of Grace 2 Midnight Reaper 2 Aurelia, Exemplar of Justice 4 Seraph of the Scales 2 Shalai, Voice of Plenty 2 Lyra Dawnbringer Spells (12) 4 Bedevil 4 Mortify 1 Vraska's Contempt 3 History of Benalia | Lands (24) 2 Plains 2 Swamp 4 Isolated Chapel 2 Clifftop Retreat 4 Sacred Foundry 4 Blood Crypt 4 Godless Shrine 2 Dragonskull Summit Sideboard (15) 3 Cast Down 2 Unbreakable Formation 4 Duress 4 Lava Coil 2 Deafening Clarion |
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解説
Knight of Grace / 善意の騎士 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
先制攻撃
黒からの呪禁(このクリーチャーは、対戦相手がコントロールしている黒の呪文や能力の対象にならない。)
いずれかのプレイヤーが黒のパーマネントをコントロールしているかぎり、善意の騎士は+1/+0の修整を受ける。
2/2
Aurelia, Exemplar of Justice / 正義の模範、オレリア (2)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)
飛行
教導(このクリーチャーが攻撃するたび、パワーがこれよりも小さい攻撃クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置く。)
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とする。ターン終了時まで、そのクリーチャーは+2/+0の修整を受け、それが赤であるならトランプルを得て、それが白であるなら警戒を得る。
2/5
「騎士」と「天使」はマジック黎明期から存在し、非常に人気の高いクリーチャー・タイプだ。時代を遡れば、かつて「12ナイト」のような騎士中心のデッキがトーナメント・シーンで活躍していたし、《セラの天使/Serra Angel》は黎明期における数多くのデッキのフィニッシャーとして採用されていた。その伝統を受け継ぎ、今でも騎士・クリーチャーは優秀なウィニー・クリーチャーの代表であり、天使・クリーチャーは度々フィニッシャー的要素の強いデザインでカード化されている。
そんな魅力的な「騎士」と「天使」をひとつのデッキに融合させたとしたら…?
…そう。当然、カッコいいに決まっている。紹介しよう、「マルドゥナイツ・アンド・エンジェルス」だ!
この「マルドゥナイツ・アンド・エンジェルス」は、マルドゥカラーでまとめられた3色ビートダウンデッキ。デッキリストを見ればわかるように、クリーチャーの大半は騎士・クリーチャーと天使・クリーチャーで埋め尽くされている。
序盤の戦線を支えるのはコストの軽い騎士達で、特に先制攻撃持ちの《悪意の騎士/Knight of Malice(DOM)》と《善意の騎士/Knight of Grace(DOM)》が戦闘を有利に運んでくれる。2ターン目にこれらの騎士、3ターン目に《ベナリア史/History of Benalia(DOM)…と畳みかけるのは、まさに鉄板の動きだ。アグレッシブな動きの他にも、《探求者の従者/Seekers' Squire(XLN)》や《真夜中の死神/Midnight Reaper(GRN)》でハンド・アドバンテージを獲得しにいくプランも用意されている。
4ターン目以降(中盤以降)は、サイズの大きい天使達の出番。序盤に並べた騎士たちの頭数が揃っている場合は《正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice(GRN)》を、ピン除去に対する耐性を付けたければ《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty(DOM)》を、全体除去をケアするならば《秤の熾天使/Seraph of the Scales(RNA)》を…といったように、状況に応じた天使を叩きつけていく。
フィニッシャーは《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer(DOM)》。飛行、先制攻撃、絆魂と単体で見ても強力な能力がてんこ盛りのクリーチャーだが、他の天使のサイズを上げ、絆魂を付与する能力も見逃せない。他のデッキでは無視されがちな能力だが、天使・クリーチャーを多数採用しているこのデッキでは非常に大きな武器となる。1体でも他の天使が戦場に立っていれば、ライフレースがとんでもないことになり、勝利はもう目前だ。
また、これらのクリーチャー戦をバックアップするのが、3色に仕上げることで得た3種類の除去。《魔性/Bedevil(RNA)》《屈辱/Mortify(RNA)》《ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt(XLN)》と、重めながらも汎用性の高い除去を多く採用することで、クリーチャーだけではなく、アーティファクト、エンチャント、PW…メインから触ることのできる幅を広げている。これらの汎用性の高い除去によって相手の防御網をこじ開け、騎士と天使によるアタックを叩き込むのだ。
「クリーチャーのどこを引いてもカッコいい」このデッキ。序盤から《善意の騎士/Knight of Grace(DOM)》⇒《ベナリア史/History of Benalia(DOM)》⇒《正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice(GRN)》…な~んて動けたら、もう最高だろうね!
参考
マルドゥナイツ・アンド・エンジェルス by 白鳳
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/1550820/
※敬称略