デッキリスト
ガルガドン・バランス by TOMOYA SAEKI
Creatures (4) 4 Greater Gargadon Spells (35) 4 Restore Balance 4 Ancestral Vision 4 Serum Visions 2 Sleight of Hand 4 Remand 4 Path to Exile 3 Noxious Revival 2 Spell Pierce 1 Echoing Truth 1 Condemn 2 Panoptic Mirror 4 As Foretold | Lands (21) 1 Arid Mesa 1 Scalding Tarn 4 Flooded Strand 2 Steam Vents 1 Ghost Quarter 1 Plains 1 Mountain 2 Island 2 Hallowed Fountain 2 Seachrome Coast 4 Gemstone Mine Sideboard (15) 1 Ghost Quarter 1 Spell Pierce 2 Condemn 4 Leyline of Sanctity 3 Relic of Progenitus 3 Fragmentize 1 Pithing Needle |
解説
Restore Balance / 均衡の復元
〔白〕 ソーサリー
待機6 ― (白)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(白)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが6個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
各プレイヤーは、最も少ない数の土地をコントロールしているプレイヤーがコントロールする土地の数に等しい数だけ、自分がコントロールする土地を選ぶ。その後残りを生け贄に捧げる。プレイヤーは同じ方法でクリーチャーを生け贄に捧げ、同じ方法でカードを捨てる。
Greater Gargadon / 大いなるガルガドン (9)(赤)
クリーチャー — ビースト(Beast)
待機10 ― (赤)
アーティファクト1つか、クリーチャー1体か、土地1つを生け贄に捧げる:大いなるガルガドンから時間(time)カウンターを1個取り除く。この能力は、大いなるガルガドンが待機状態である場合にのみ起動できる。
9/7
この「ガルガドン・バランス」は、《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》と《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》のコンボを主軸にしたデッキだ。
《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》は待機持ちの《天秤/Balance(V09)》で、自分と相手の手札、クリーチャー、土地の数を少ないプレイヤー側に揃えてしまうカードだ。待機持ちのため奇襲性はないが、この待機が明ける前に《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》の能力を使用して大量の土地を生け贄に捧げることで、相手のマナを一気に縛ることができる。こちらのデッキにはクリーチャーはほぼ入っていないため一方的に相手のクリーチャー陣だけが壊滅し、更地となった戦場に《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》が降り立つ、というわけだ。
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このコンボを決めるために、《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》《血清の幻視/Serum Visions(CN2)》《手練/Sleight of Hand(P02)》といったドロー手段を大量投入。これらのカードを用いてコンボパーツを探しに行く。そして、脅威となるクリーチャーに対しては《流刑への道/Path to Exile(MMA)》や《糾弾/Condemn(M11)》で凌ぐ。
このデッキの勝ち手段は基本的に《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》+《大いなるガルガドン/Greater Gargadon(TSP)》のみ。クリーチャーと土地の数を調整してから撃つ都合上、《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》にカウンターを合わせられると非常に厳しい。確実に通すために、《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》《差し戻し/Remand(MM2)》を採用している。
Panoptic Mirror / 一望の鏡 (5)
アーティファクト
刻印 ― (X),(T):あなたの手札から、点数で見たマナ・コストがX点であるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を追放してもよい。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは一望の鏡に追放されているそのインスタント・カードかソーサリー・カードの1枚をコピーしてもよい。そうした場合、あなたはそのコピーを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
珍しいチョイスとして、《一望の鏡/Panoptic Mirror(DST)》を採用している点にも注目。5マナとやや重いカードであるが、《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》や《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》を刻印することで毎ターン強力なスペルを連打することができる。
As Foretold / 予言により (2)(青)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、予言によりに上に時間(time)カウンターを1個置く。
毎ターン1回、あなたは点数で見たマナ・コストがX以下の呪文1つを、それのマナ・コストではなく(0)を支払って唱えてもよい。Xは、予言によりの上に置かれている時間カウンターの総数に等しい。
アモンケットからは、《予言により/As Foretold(AKH)》を採用。《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》や《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》を待機無しで唱えられるようになるのはもちろん、《均衡の復元/Restore Balance(TSP)》コンボのために自分の土地を0にしたとしても、このカードのお陰で自分だけは悠々とカードをプレイできるようになる。
参考
8 DECKS WITH AMONKHET GOODNESS
均衡の復元 by TOMOYA SAEKI
http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpkob17/8-decks-amonkhet-goodness-2017-05-28