チャレンジャーデッキの可能性
先日カードを整理していたら、未開封のチャレンジャーデッキが出てきました。2018年4月に発売されたもので、構築環境は「カラデシュブロック+アモンケットブロック+イクサランブロック」のスタンダード期の人気デッキをアレンジし商品化したものです。スペースを取るためパッケージは処分した状態で保管していたのですが、内袋のシュリンクは未開封のまま保管していました。
・ハゾレトアグロ(赤)
・機体ラッシュ(白赤タッチ黒)
・副陽コントロール(白青)
・怒濤カウンター(黒緑)
デッキ内容は上記。なんだか少し懐かしいですね。「機体」というアーキタイプは「1ターン目からオールイン!」な一直線なデッキで、非常に肌に合っていたのを覚えています。
こうしたチャレンジャーデッキはスタンダードのビギナー向けとしては非常に良い商品なのですが、毎回一部の人気カードが収録されたデッキだけが瞬殺で売れてしまいます。また、スタン環境にある間に捌ききれずそのままスタン落ちを迎えてしまった場合は、よっぽどのことが無い限り(例えば、収録カードがモダンで大活躍するですとか)在庫を抱えることになりがちです。現にこのチャレンジャーデッキ、未だに在庫として抱えているショップもちらほら…。
しかし、今回新たに設立された新フォーマット:「パイオニア」がその受け皿になるのかな、とも思いました。
そのスタンダード期の強力なアーキタイプをベースに商品化しているものなので、この古いチャレンジャーデッキが格安で売られているのを見つけたら、そのデッキを元に少しずつ強化していく…というのはスタート地点として大いに「アリ」です。当時のアーキタイプの完成形を目指すもよし、幅広いカードプールから更なる強化パーツを揃えるもよし。なかなかローコストで遊べそうではあります。
いずれにせよ、スタン落ちを迎え、役目を終えたチャレンジャーデッキにもう一度活躍のチャンスがあるというのは良いことですね!
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チャレンジャーデッキを開封して、いくつか「パイオニア」で使えそうなパーツも見つかりました。
《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent(AKH)》や《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》は赤単のマナカーブの頂点として非常に強力ですし、《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》は無限マナコンボのフィニッシャーとしていつでも出番がありそうです。《副陽の接近/Approach of the Second Sun(AKH)》もスタンダードではコンボデッキとしてブイブイ言わせていたカード。モダンでも組まれていた実績があるので、白青コントロールのようなデッキで十分に可能性が。
こうしてみるとデッキとしてそこそこ形になっていますし、優秀なカードも多く収録されています。お近くのショップで格安で売られているのを見かけたら、是非手に取ってみてください!