デッキリスト
UBエージェント by 風見
Creatures (14) 4 Stitcher's Supplier 4 Thief of Sanity 4 Agent of Treachery 2 Scholar of the Ages Spells (24) 1 Search for Azcanta 2 Dive Down 3 Spell Swindle 3 Chart a Course 2 Discovery 1 Mnemonic Betrayal 1 Bond of Insight 4 Connive 3 Blood for Bones 1 Bond of Revival 3 Enter the God-Eternals | Lands (22) 4 Island 4 Swamp 2 Memorial to Genius 2 Cryptic Caves 4 Drowned Catacomb 4 Watery Grave 2 Zhalfirin Void Sideboard (0) |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4:《縫い師への供給者》
4:《正気泥棒》
4:《裏切りの工作員》
2:《星霜の学者》
【スペル】
1:《アズカンタの探索》
2:《潜水》
3:《呪文詐欺》
3:《航路の作成》
2:《発見+発散》
1:《記憶の裏切り》
1:《洞察の絆》
4:《詭謀+奇策》
3:《骨への血》
1:《蘇生の絆》
3:《永遠神の投入》
【土地】
4:《島》
4:《沼》
2:《天才の記念像》
2:《謎めいた洞窟》
4:《水没した地下墓地》
4:《湿った墓》
2:《ザルファーの虚空》
【サイドボード】
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解説
Thief of Sanity / 正気泥棒 (1)(青)(黒)
クリーチャー — スペクター(Specter)
飛行
正気泥棒がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーのライブラリーの一番上からカードを3枚見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りをそのプレイヤーの墓地に置く。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを見てもよく、あなたはそれを唱えてもよく、あなたはその呪文を唱えるために任意のマナを望むタイプのマナであるかのように支払ってもよい。
2/2
Agent of Treachery / 裏切りの工作員 (5)(青)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
裏切りの工作員が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とし、それのコントロールを得る。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたが、あなたがオーナーではないパーマネントを3つ以上コントロールしている場合、カードを3枚引く。
2/3
各々が「最強」と思う60枚の組み合わせを持ち寄って対戦するゲームが「マジック」だ。
各自のデッキにはそれぞれが考えるプランがあり、そのプランに則った結果が出せるように最高のカード達が採用されている…はずなのだが、パワーカードによる真っ向勝負を諦め、「相手の強力なカードを奪いに奪って奪いまくる」ことに特化した不思議なデッキを見つけたのでピックアップ。紹介しよう、「UBエージェント」だ!
《正気泥棒/Thief of Sanity(GRN)》
《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》
この「UBエージェント」の主役は、《正気泥棒/Thief of Sanity(GRN)》と《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》の2枚。
《正気泥棒/Thief of Sanity(GRN)》はスタンダードの多くのデッキで採用実績のあるカード。3マナ2/2のフライヤーであり、戦闘ダメージを与えると相手のライブラリー削りつつ、好きなカードを疑似的な手札として奪うことができる。まずこのカードによって、相手のライブラリーからカードを奪う。
そして、《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》はETB能力によって相手のパーマネントのコントロールを得ることができる。奪える対象が非常に広く、永続的なコントロール奪取とあって非常に強力。その強力さから、マナコストは7マナと重めに設定されている。
《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier(M19)》
《洞察の絆/Bond of Insight(WAR)》
《骨への血/Blood for Bones(M20)》
《蘇生の絆/Bond of Revival(WAR)》
この《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》の強力なETB能力を使い回すために、この「UBエージェント」が選択した方法は「リアニメイト」。《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier(M19)》や《洞察の絆/Bond of Insight(WAR)》を使って、《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》を墓地に落とす。仮に墓地に落とす過程で重要なインスタントやソーサリーが落ちてしまっても、《星霜の学者/Scholar of the Ages(M20)》や《洞察の絆/Bond of Insight(WAR)》で手札に回収できるため隙がない。
《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》が墓地に落ちたら、《詭謀+奇策/Connive+Concoct(GRN)》《骨への血/Blood for Bones(M20)》《蘇生の絆/Bond of Revival(WAR)》で一本釣り。《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》の能力で相手のパーマネントを奪ったら、チャンプブロックや《骨への血/Blood for Bones(M20)》で《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》を墓地に送り、再びリアニメイト。相手の脅威を次々に奪うことで相手の戦力を削ぐとともに、こちらの勝ち筋を増やしていく。
《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》の能力を使い回して相手のパーマネントを3つ以上奪えれば、《裏切りの工作員/Agent of Treachery(M20)》は恒久的なドローソースにもなる。条件を満たした後は、《潜水/Dive Down(XLN)》や《呪文詐欺/Spell Swindle(XLN)》で相手の除去を弾き、アドバンテージ源として生かしておこう。
《詭謀+奇策/Connive+Concoct(GRN)》
《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal(GRN)》
相手の戦力を奪えるカードとして《詭謀+奇策/Connive+Concoct(GRN)》や《記憶の裏切り/Mnemonic Betrayal(GRN)》も投入されており、相手のライブラリーから、戦場から、墓地から、あらゆる角度から相手のカードを奪うことができるという徹底っぷり。切り札を利用されて悶絶する対戦相手の顔が目に浮かぶようだ!
デッキリストを眺めるとわかるのだが、このデッキ単体にはゲームを決めにいくだけの力はあまりない。全ては相手次第であり、相手の力を上手に利用して勝利を掴むという非常にテクニカルな動きのデッキだ。使いこなすのが非常に難しそうだが、ちょっとズルい?戦略が好きなプレイヤーにお勧めしたい。
参考
UBエージェント(派手に泥棒) by 風見
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/1580368/