【レガシー】スタイフルノート2017:《エルドラージのミミック》採用、青単エルドラージともいうべき進化

投稿日:2017年6月5日 更新日:

 

デッキリスト

スタイフルノート2017(Mono Blue Eldrazi) by Kawachi Katsuya

Creatures (15)
Eldrazi Mimic
Phyrexian Dreadnought
Reality Smasher
Thought-Knot Seer

Spells (23)
Berserk
Brainstorm
Daze
Force of Will
Stifle
Ponder
Traverse the Ulvenwald
Lands (22)
Ancient Tomb
City of Traitors
Eldrazi Temple
Eye of Ugin
Flooded Strand
Island
Polluted Delta
Scalding Tarn
Tropical Island

Sideboard (15)
Reality Smasher
Dismember
Flusterstorm
Krosan Grip
Spatial Contortion
Spell Pierce
Swan Song
Life from the Loam
Sylvan Library
Grafdigger's Cage
Pithing Needle

解説

   

 

Phyrexian Dreadnought / ファイレクシアン・ドレッドノート (1)
アーティファクト クリーチャー — ドレッドノート(Dreadnought)
トランプル
ファイレクシアン・ドレッドノートが戦場に出たとき、パワーの合計が12以上になるように好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げないかぎり、これを生け贄に捧げる。
12/12

Stifle / もみ消し (青)
インスタント
起動型能力1つか誘発型能力1つを対象とし、それを打ち消す。(マナ能力は対象にできない。)

 

《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MIR)》は僅か1マナながら、12/12という強大なサイズとトランプルを持つ凶悪なクリーチャー。もちろん、戦場に出た際にパワーが12以上になるようにクリーチャーを生け贄に捧げなければならないというペナルティ能力が備わっているが、この誘発型能力を《もみ消し/Stifle(SCG)》で打ち消して悪用してしまうデッキが「スタイフルノート」だ。

 

「スタイフルノート」は以前から存在するアーキタイプであったが、爆発力はあるものの勝ち手段のほとんどを《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MIR)》に依存しているため、自身を序盤に引けなかったり、デメリット能力の打ち消し手段が無かった場合は非常に脆かった。この弱点をカバーするために、現代で出会った相棒…それはなんとエルドラージ!

2017年向けにチューンされた新たな「スタイフルノート」をご覧あれ。

 

 

Eldrazi Mimic / エルドラージのミミック (2)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
他の無色のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、あなたはエルドラージのミミックの基本のパワーとタフネスをそのクリーチャーのパワーとタフネスに変更してもよい。
2/1

 

《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MIR)》とのコンボを支える新たなパーツは、この《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》。先にこのカードを置いてから《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MIR)》を出すことで、先置きの《もみ消し/Stifle(SCG)》のような役割を果たす。これにより《もみ消し/Stifle(SCG)》8枚体制のような構成となり、より安定度が増している。

 

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Thought-Knot Seer / 難題の予見者 (3)(◇)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
難題の予見者が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選び、そのカードを追放する。
難題の予見者が戦場を離れたとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
4/4

Reality Smasher / 現実を砕くもの (4)(◇)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
((◇)は無色マナを表す。)
トランプル、速攻
現実を砕くものが対戦相手がコントロールする呪文1つの対象となるたび、その呪文のコントローラーがカードを1枚捨てないかぎり、それを打ち消す。
5/5

 

そして、《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》との相性がよい《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》と、《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》も投入。この組み合わせの強力さは「エルドラージ」でお馴染み。特に《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》は奇襲性もあり、一度でも《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MIR)》のアタックが決まっていれば一気にライフが射程圏内となる。

 

《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》を採用しメインのコンボの成功率を高めつつも、コンボ抜きでも強力な《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》と《現実を砕くもの/Reality Smasher(OGW)》で脇を固めることで、別の勝ち手段を確保することに成功している。

 

 

続いて、スペルを見ていこう。

まず、コンボパーツを集めるための《渦まく知識/Brainstorm(_BD)》に《思案/Ponder(M10)》、そして1枚だけ《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald(SOI)》が採用されている。《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》や《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MIR)》が破壊されてしまっても、昂揚達成状態で撃つことでコンボパーツをデッキからサーチできるようになるため、リカバーには重要なカードだ。

 

そのほか、コンボを通すための《目くらまし/Daze(EMA)》《意志の力/Force of Will(EMA)》といったカウンターのほか、一撃必殺の《狂暴化/Berserk(CN2)》も採用。あの「感染」さながらの動きで、2ターンキルの可能性も秘めているとは驚きだ。

 

【2ターンキルの流れ】

1T:《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》《裏切り者の都/City of Traitors(EXO)》《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple(ROE)》のいずれかから《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》をキャスト。

2T:《Tropical Island(3ED)》セット、《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought(MIR)》キャスト、《エルドラージのミミック/Eldrazi Mimic(OGW)》のパワー/タフネスを12/12にしてアタック⇒《狂暴化/Berserk(CN2)》で24点。

 

 

安定性を高めながらも、エルドラージとの出会いによって更に鋭さを増した新しい「スタイフルノート」。青単エルドラージともいうべき進化を遂げ、どこまで活躍ができるか楽しみだ。

 

参考

Grand Prix Kobe 2017 - 日本レガシー選手権トライアル:8位
Mono Blue Eldrazi by Kawachi Katsuya
http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD29991S/
http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/4240

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