【レガシー】カウンタースリヴァー:古くから愛され続ける部族デッキの2017年バージョン

投稿日:2017年6月4日 更新日:

 

デッキリスト

カウンタースリヴァー(システマスリヴァー) by Shirai Tatsuya

Creatures (24)
Crystalline Sliver
Galerider Sliver
Hibernation Sliver
Homing Sliver
Muscle Sliver
Phantasmal Image
Predatory Sliver
Sinew Sliver

Spells (16)
Brainstorm
Daze
Force of Will
Swords to Plowshares
AEther Vial
Lands (20)
Cavern of Souls
Flooded Strand
Island
Karakas
Misty Rainforest
Mutavault
Plains
Tropical Island
Tundra
Underground Sea

Sideboard (15)
Harmonic Sliver
Syphon Sliver
Blue Elemental Blast
Flusterstorm
Misdirection
Surgical Extraction
Pithing Needle

解説

   

 

懐かしいデッキのリストを見つけたのでご紹介。この「カウンタースリヴァー」は、テンペスト・ブロックが使用できたエクステンデッドで活躍していた部族デッキの一つだ。その後、スリヴァーの種類はレギオン、スカージ、時のらせん、そして基本セット2014, 2015にて増え、現在は以前よりも選択肢が広がっている。

 

スリヴァーは横に並べれば並べるほど能力を共有し強化されるため、とにかく数を展開することが要求される。まずは選び抜かれたスリヴァー陣から見ていこう。

 

Muscle Sliver / 筋肉スリヴァー (1)(緑)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
1/1

 

クリーチャーデッキである以上、戦線を支えるのはそのサイズだ。スリヴァーは単体のサイズが小さいものが多いが、《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver(TMP)》《筋力スリヴァー/Sinew Sliver(PLC)》《捕食スリヴァー/Predatory Sliver(M14)》の3種類はスリヴァー全体に+1/+1修正を与え、その弱点をカバーする。部族デッキにおけるロードの重要性はモダンにおける「マーフォーク」の例を見れば明らかなはずだ。このリストでは11枚だが、その気になれば12ロード体制を取れるのは大きな強みといえる。

そして、サイズアップされたスリヴァー達は《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver(M14)》で飛行を付与し、空から殴る。《幻影の像/Phantasmal Image(MM3)》や《変わり谷/Mutavault(MOR)》も採用しているため、スリヴァーカウントの水増しも十分だ。

 

 

Crystalline Sliver / 水晶スリヴァー (白)(青)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は被覆を持つ。(それらは呪文や能力の対象にならない。)
2/2

Hibernation Sliver / 冬眠スリヴァー (青)(黒)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は「2点のライフを支払う:このパーマネントをオーナーの手札に戻す。」を持つ。
2/2

 

戦場に出したスリヴァー達は、《水晶スリヴァー/Crystalline Sliver(STH)》と《冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver(STH)》の2枚で守る。《水晶スリヴァー/Crystalline Sliver(STH)》は全てのスリヴァーに被覆を持たせ、《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》《剣を鍬に/Swords to Plowshares(CNS)》《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》《稲妻/Lightning Bolt(M11)》といったレガシーで飛び交う単体除去をシャットアウトする。《冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver(STH)》はライフを支払う必要があるものの、能力の起動にマナが掛からないのが魅力。除去から逃がしたり、チャンプブロックに生かしたりとトリッキーな活用が期待できる。

 

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他にも、1枚ながらもスリヴァー・サイクリングを持つ《誘導スリヴァー/Homing Sliver(FUT)》が採用されており、《水晶スリヴァー/Crystalline Sliver(STH)》や《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver(M14)》などの「能力が重複しないスリヴァー」がだぶついた場合の処理を任されている。これらのスリヴァー達の展開を《目くらまし/Daze(EMA)》などのカウンターと、《剣を鍬に/Swords to Plowshares(CNS)》でバックアップするのがこのデッキの基本的な戦い方となる。

 

リストを見ればわかるように、「カウンタースリヴァー」の多くは各色の優秀なスリヴァーだけを集めている都合上、5色デッキになりがち。色マナの確保がネックとなるのだが、《魂の洞窟/Cavern of Souls(MM3)》と《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》をフル投入することで、その弱点をカバーしている。

 

 

Harmonic Sliver / 調和スリヴァー (1)(緑)(白)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
すべてのスリヴァー(Sliver)は「このパーマネントが戦場に出たとき、アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。」を持つ。
1/1

Syphon Sliver / 吸管スリヴァー (2)(黒)
クリーチャー — スリヴァー(Sliver)
あなたがコントロールするスリヴァー(Sliver)・クリーチャーは絆魂を持つ。(あなたがコントロールするスリヴァー・クリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る。)
2/2

 

サイドボードを見てみると、ここにもスリヴァーが。《調和スリヴァー/Harmonic Sliver(TSP)》はスリヴァーに《解呪/Disenchant(CN2)》の能力を与え、カウンターをすり抜けたアーティファクトをエンチャントに対処できるようになる。注意点としてはこのCIP能力は強制のため、状況によっては自分の《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》を巻き込みかねない点に注意。他のスリヴァーを展開したい時は、《冬眠スリヴァー/Hibernation Sliver(STH)》で自身を戻す…というテクニックも覚えておこう。

 

《吸管スリヴァー/Syphon Sliver(M14)》は全てのスリヴァーに絆魂を付与する能力を持つ。回避能力を持たせる《風乗りスリヴァー/Galerider Sliver(M14)》と組み合わせれば、ライフレースを一気に有利に進められるようになる。相手が殴り合いが得意なデッキだった場合にサイドインしていこう。

 

参考

晴れる屋レガシー杯 - 2017/05/06:7位
システマスリヴァー by Shirai Tatsuya
http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD28032S/

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