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デッキリスト
七英雄Zoo by Landa
解説
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このサイトを運営しているせいか、「管理人:Landaは一体どのようなデッキを使っているのか」と聞かれることが多くなってきた。今回は趣向を変えて、現在私が使用しているモダンのデッキを紹介したいと思う。
私は赤と緑のクリーチャーを使ったビートダウンが好きなので、最初はオーソドックスな「Zoo」を使用していた。しかし「Zoo」の特性上、序盤の猛攻を防がれてしまうと厳しい戦いになることが多く、中盤以降のリソース勝負に非常に弱いという弱点に悩んでいた。
そんな中、2011年に京都レガシートーナメントで活躍したZooの亜種が目に留まる。このリストを自分なりに現代版にアレンジして試したところ、非常に感触がよく手に馴染んだため、このデッキを使い続けている。紹介しよう、その名も「七英雄Zoo」だ!
「Zoo」といえば、《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》といった軽量かつ優秀なウィニークリーチャーを高速で展開し、《稲妻/Lightning Bolt(M11)》などのスペルでクリーチャー戦術をバックアップするビートダウンデッキだ。《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft(ISD)》を採用した形や、《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary(MM3)》や《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker(OGW)》によって最速のブン回りに寄せた形など、様々な亜種が存在する。
さて、このデッキの基本的な動きを見ていこう。序盤はフェッチランドと組み合わせて《野生のナカティル/Wild Nacatl(ALA)》や《ナーナムの改革派/Narnam Renegade(AER)》という優秀なマナレシオを持つ軽量クリーチャーから入り、《タルモゴイフ/Tarmogoyf(MM3)》や《復活の声/Voice of Resurgence(DGM)》を展開して殴る。
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クリーチャーによる戦闘は《稲妻/Lightning Bolt(M11)》《流刑への道/Path to Exile(ARC)》、そして《アタルカの命令/Atarka's Command(DTK)》で補助しつつ、相手のライフを攻めていく。ここまでは通常の「Zoo」と変わらないが、この「七英雄Zoo」が真価を発揮するのは中盤以降だ。
この「七英雄Zoo」は、「Zoo」をベースに7種7枚のプレインズウォーカーを突っ込んだ構成。リストを見ればわかるように、このデッキマナカーブの頂点はナヤカラーの強力プレインズウォーカー達である。基本的にトークン生成や疑似ドローなど、恒久的なアドバンテージ源になるプレインズウォーカーをセレクトされており、中盤以降息切れしやすい弱点を補っている。優秀な低マナクリーチャーによるビートダウン戦術と、放置できない強力なプレインズウォーカーという2つの面で攻めることができ、相手に対処を迫っていく。《極楽鳥/Birds of Paradise(7ED)》が採用されているのは、ダブルシンボルの多い英雄たちの色マナを賄うためだ。
現在選ばれているプレインズウォーカーは以下の7名。
《ドムリ・ラーデ/Domri Rade(GTC)》
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M10)》
《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ALA)》
《アーリン・コード/Arlinn Kord(SOI)》
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》
《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger(SOI)》
《サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol(ALA)》や《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》など、他にもナヤカラーのプレインズウォーカーの選択肢は豊富なため、環境に合わせて選ぶことが可能だ。注意点としては、「七英雄Zoo」なのでプレインズウォーカーの数は6枚でも8枚でも成り立たない。「七人の侍」や「ドラゴンボール」の如く、きっちり「7」であることに意味を持つのだ。
プレインズウォーカーの選択肢は新しいセットが出るたびに増えていくので、今後も更なる強化が見込める。通常のZooとは一味違ったデッキが使いたいプレイヤーにオススメだ。
参考
管理人:Landaのデッキ