デッキリスト
新型ブリッジヴァイン by しゃみおつぜみ(@mtgdel)
Creatures (28) 4 Carrion Feeder 4 Gravecrawler 4 Stitcher's Supplier 4 Insolent Neonate 4 Bloodghast 4 Vengevine 4 Hogaak, Arisen Necropolis Spells (14) 2 Assassin's Trophy 4 Faithless Looting 4 Bridge from Below 4 Altar of Dementia | Lands (18) 1 Swamp 4 Bloodstained Mire 4 Blackcleave Cliffs 3 Verdant Catacombs 1 Overgrown Tomb 4 Blood Crypt 1 Stomping Ground Sideboard (15) 4 Nature's Claim 4 Thoughtseize 3 Ancient Grudge 4 Leyline of the Void |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4 屍肉喰らい
4 墓所這い
4 縫い師への供給者
4 傲慢な新生子
4 恐血鬼
4 復讐蔦
4 甦る死滅都市、ホガーク
【スペル】
2 暗殺者の戦利品
4 信仰無き物あさり
4 黄泉からの橋
4 狂気の祭壇
【土地】
1 沼
4 血染めのぬかるみ
4 黒割れの崖
3 新緑の地下墓地
1 草むした墓
4 血の墓所
1 踏み鳴らされる地
【サイドボード】
4 自然の要求
4 思考囲い
3 古えの遺恨
4 虚空の力線
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解説
Vengevine / 復讐蔦 (2)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
速攻
あなたが呪文を唱えるたび、それがこのターンにあなたが唱えた2つ目のクリーチャー呪文である場合、あなたはあなたの墓地にある復讐蔦を戦場に戻してもよい。
4/3
Bridge from Below / 黄泉からの橋 (黒)(黒)(黒)
エンチャント
トークンでないクリーチャーが1体戦場からあなたの墓地に置かれるたび、黄泉からの橋があなたの墓地にある場合、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
クリーチャーが戦場から対戦相手1人の墓地に置かれたとき、黄泉からの橋があなたの墓地にある場合、黄泉からの橋を追放する。
「ブリッジヴァイン」は、《復讐蔦/Vengevine(UMA)》を中心としたリアニメイト系の流れを汲むコンボ・ビートダウンデッキ。《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier(M19)》や《信仰無き物あさり/Faithless Looting(EMA)》を用いて手札やライブラリーから《復讐蔦/Vengevine(UMA)》や《黄泉からの橋/Bridge from Below(UMA)》を墓地に落とし、それらの能力を誘発させることでクロックを超高速で用意し、相手を殴るデッキだ。
この「ブリッジヴァイン」はモダンでは既にメジャーなアーキタイプで、墓地というリソースをフルに使いながら相手のライフを削り切るための最短ルートを常に選択する、パズルさながらのコンボ要素の強いデッキ。墓地を経由してクロックを並べる都合上爆発力もあり、除去からの立て直しも早いのが特徴だが、墓地リソースを活用するデッキの宿命でもある「墓地対策に滅法弱い」という明確な弱点が存在する。
そんな「ブリッジヴァイン」が、先行リリースされた『モダンホライゾン』の新カードで大幅に強化され、今注目を浴びている。
「新型ブリッジヴァイン」が新たに手に入れたパーツは《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(MH1)》《屍肉喰らい/Carrion Feeder(MH1)》《狂気の祭壇/Altar of Dementia(MH1)》の3枚だ。
まずは《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(MH1)》から。通常通りマナを支払って戦場に出すことはできないが、探査+召集を経由して墓地から唱えることができ、このデッキであればかなり早いターンでの着地が期待できる。例えば《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier(M19)》+《屍肉喰らい/Carrion Feeder(MH1)》経由などで2ターン目には着地可能。これまで「ブリッジ・ヴァイン」は大きいサイズのクリーチャーは採用できなかったが、8/8トランプルという優秀なスペックのこのカードにより大幅にキルターンが短縮できるようになった。
※6/10 22:00 《甦る死滅都市、ホガーク》についての記述を修正しました
そして、マナのかからない生け贄手段である《屍肉喰らい/Carrion Feeder(MH1)》と《狂気の祭壇/Altar of Dementia(MH1)》がこのデッキの安定度と速度を大幅に強化した。前述したように、《屍肉喰らい/Carrion Feeder(MH1)》のお陰で《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier(M19)》などを序盤から能動的に生け贄に捧げることができるようになり、序盤の墓地を肥やすスピードがアップ。更に《黄泉からの橋/Bridge from Below(UMA)》の能力を能動的に発動できるようになったことで、《墓所這い/Gravecrawler(DKA)》がベストパートナーに。
《狂気の祭壇/Altar of Dementia(MH1)》は《屍肉喰らい/Carrion Feeder(MH1)》のようにマナをかけずにクリーチャーを生け贄に捧げられる手段としてはもちろん、自前でその他のコンボパーツを集められる(墓地に落とせる)のが非常に優秀。特に新カードの《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(MH1)》との相性は最高(下記を参照)。
①《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis(MH1)》を墓地から戦場へ出す
②《狂気の祭壇/Altar of Dementia(MH1)》で《甦る死滅都市、ホガーク》を生け贄に捧げ、ライブラリーから8枚墓地に落とす
③《復讐蔦/Vengevine(UMA)》などの必要なパーツだけを墓地に残し、再度探査+召集で《甦る死滅都市、ホガーク》を戦場へ
④墓地の《復讐蔦》の能力が誘発、戦場へ
⑤更に《狂気の祭壇》で《甦る死滅都市、ホガーク》を生け贄に…(マナがある限り繰り返し)
ただでさえ速度に定評のあった「ブリッジヴァイン」だが、《虚空の力線/Leyline of the Void(M11)》以外の墓地対策が間に合わないほどの速さを得ている。墓地対策としては定番の《安らかなる眠り/Rest in Peace(RTR)》では間に合わないケースが多く、このデッキが活躍すれば更なる《虚空の力線/Leyline of the Void(M11)》の高騰を招くことになるかも…?
参考
新型ブリッジヴァイン by しゃみおつぜみ(Twitter/ @mtgdel)
※敬称略