デッキリスト
ターボニッサ(爆速ニッサ) by カミヤ
Creatures (20) 4 Llanowar Elves 3 Benthic Biomancer 4 Arboreal Grazer 2 Incubation Druid 2 Hydroid Krasis 4 Evolution Sage 1 Zegana, Utopian Speaker Spells (15) 3 Growth Spiral 4 Contentious Plan 4 Neoform 4 Nissa, Who Shakes the World | Lands (25) 6 Island 15 Forest 4 Breeding Pool Sideboard (0) |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4 ラノワールのエルフ
4 樹上の草食獣
3 水底の生術師
2 培養ドルイド
2 ハイドロイド混成体
4 進化の賢者
1 楽園党の議長、ゼガーナ
【スペル】
3 成長のらせん
4 新生化
4 論議を呼ぶ計画
4 世界を揺るがす者、ニッサ
【土地】
4 繁殖池
6 島
15 森
【サイドボード】
なし
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解説
Nissa, Who Shakes the World / 世界を揺るがす者、ニッサ (3)(緑)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — ニッサ(Nissa)
あなたがマナを引き出す目的で森(Forest)をタップするたび、追加で(緑)を加える。
[+1]:あなたがコントロールしていてクリーチャーでない土地最大1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それをアンタップする。それは警戒と速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。あなたのライブラリーから森カードを望む枚数探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
5
Arboreal Grazer / 樹上の草食獣 (緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)
到達
樹上の草食獣が戦場に出たとき、あなたあなたの手札から土地カード1枚をタップ状態で戦場に出してもよい。
0/3
今回紹介するのは「ターボニッサ」!
デッキ名からもわかるように、このデッキの主役は『灯争大戦』で登場した「新ニッサ」こと《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》。注目すべきはこのカードが持つ奥義で、自分のライブラリーから好きなだけ「森」を戦場に出しつつ、それらの森は破壊不能を持つようになるというド派手な能力。
単に土地を出すだけではゲームに出すことができないが、この《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》は持ち前のプラス能力によって自分の土地をクリーチャー化できるため、実質的に破壊不能持ちのクリーチャーを量産できるというわけだ。
…とはいえ、この《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》は5マナと重め。初期忠誠度は5からスタートで、奥義を撃つには忠誠度が8も必要なため、撃てるのは4ターン後。その真価を発揮するまでは非常に長い時間がかかってしまう。そう、それは「通常の」デッキであれば、の話だが。
唱えたいカードが重いのなら、マナを加速させてやればいい。
この「ターボニッサ」の売りは、マナ加速手段の豊富さ。これまでもマナランプ戦術を取るデッキには《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M19)》や《成長のらせん/Growth Spiral(RNA)》といった定番のマナ加速パッケージが採用されていたが、このデッキでは『灯争大戦』で新たに得た《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》と《新生化/Neoform(WAR)》が採用されている。
《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》はわかりやすいマナ加速手段。手札が減るのがネックだが、ブロッカーとしてのサイズがやや大きめである点、そして即除去によるテンポロスの心配がない点が《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M19)》に勝るポイント。《新生化/Neoform(WAR)》は用済みの《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》などのマナクリーチャーを生け贄に捧げつつ、《培養ドルイド/Incubation Druid(RNA)》へ進化させる動きが非常に強い。《新生化/Neoform(WAR)》の効果で自動的に+1/+1カウンターが乗るため、返しのターンを生き残れば一気に3マナものジャンプが可能となる。豊富なマナ加速手段により、3ターン目に《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》の着地も夢ではない。
早いターンでニッサを着地させた後は、いかに忠誠度を8まで持っていくかが重要だ。一度着地させてしまえば、《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》の常在型能力で自由に使えるマナが爆発的に増えるため、マナには困らなくなる。プラス能力で土地をクリーチャーに変えつつ、《進化の賢者/Evolution Sage(WAR)》や《論議を呼ぶ計画/Contentious Plan(WAR)》で「増殖」を行い、土地・クリーチャーの強化と忠誠度の加速を狙おう。
「増殖」を使って十分な忠誠度カウンターが溜まったら、いよいよ奥義の出番!デッキからありったけの森・カードを戦場へ。
このとき、《進化の賢者/Evolution Sage(WAR)》の能力が誘発し、大量の「増殖」が行える。《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》であらかじめクリーチャー化させていた土地はとんでもないサイズへと育つし、《水底の生術師/Benthic Biomancer(RNA)》など+1/+1カウンターが乗っていたクリーチャーもフィニッシャー級のサイズへと変貌を遂げる。もちろん、奥義を撃ってもなお《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》が生き残っていれば、忠誠度が鰻登りだ。ここまでくれば驚異の固さのプレインズウォーカーとなり、まず落とされないだろう。
あとは元気よく成長したデカブツ達で殴るだけ。《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》は飛行を持っているし、《楽園党の議長、ゼガーナ/Zegana, Utopian Speaker(RNA)》を出していれば+1/+1カウンターが乗っているクリーチャーにトランプルを付与できる。一撃でも通せば人が死ぬレベルの打点なので、瞬く間にゲームエンドだ。
参考
ターボニッサ(爆速ニッサ) by カミヤ
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/1560385/
※敬称略