デッキリスト
アロサウルス新生化(ストゥーピッド・グリショール) by Kai
Creatures (19) 4 Simian Spirit Guide 1 Wild Cantor 4 Allosaurus Rider 4 Chancellor of the Tangle 2 Griselbrand 2 Borborygmos Enraged 2 Autochthon Wurm Spells (24) 4 Summoner's Pact 4 Serum Visions 3 Manamorphose 4 Neoform 4 Eldritch Evolution 1 Seismic Assault 4 Nourishing Shoal | Lands (17) 4 Botanical Sanctum 4 Breeding Pool 4 Yavimaya Coast 2 Gemstone Caverns 2 Forest 1 Island Sideboard (15) 4 Nature's Claim 4 Leyline of Sanctity 3 Pact of Negation 4 Voracious Wurm |
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解説
Allosaurus Rider / アロサウルス乗り (5)(緑)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から緑のカードを2枚、追放することを選んでもよい。
アロサウルス乗りのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする土地の数に1を加えた点数に等しい。
1+*/1+*
Neoform / 新生化 (緑)(青)
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから、その生け贄に捧げたクリーチャーの点数で見たマナ・コストに1を足した値に等しい点数で見たマナ・コストを持つクリーチャー・カード1枚を探し、そのカードを+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
今、最もホットなカードといえば《アロサウルス乗り/Allosaurus Rider(CSP)》だろう。『灯争大戦』収録の《新生化/Neoform(WAR)》とのコンボが見つかるや否や、コンボ成功率が非常に高い、「新たなグリセルシュート系のデッキ」として頭角を現し始めた。紹介しよう、「アロサウルス新生化」だ!
このデッキのキーカードは前述した《アロサウルス乗り/Allosaurus Rider(CSP)》。緑のカード2枚を手札から追放することで戦場に出せるカードで、自分がコントロールしている土地の数に1を加えた分のパワー/タフネスを持つクリーチャーだ。序盤に出しても何の得にもならないが、このデッキにおいては「早いターンに」「マナコストの高いカードを出す」ことに大きな意味がある。
その秘密は、《新生化/Neoform(WAR)》との組み合わせ。《アロサウルス乗り/Allosaurus Rider(CSP)》は7マナなので、手札を2枚追放して着地⇒《新生化/Neoform(WAR)》のコストに充てる…という動きを取れば、8マナ域のクリーチャーを序盤に叩きつけることができる。もちろん呼び出すのは数々のデッキのフィニッシャーを担う《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》。能力を起動すれば、手札の補充も自由自在というわけだ。
このコンボを決めるために、なんとしても序盤に《アロサウルス乗り/Allosaurus Rider(CSP)》を引き込む必要がある。そのため、《召喚士の契約/Summoner's Pact(MMA)》をフル投入。そして、1ターンキルの確率を高めるために《絡み森の大長/Chancellor of the Tangle(NPH)》も採用。2マナあれば1ターン目に《新生化/Neoform(WAR)》を唱えることも可能であるし、《アロサウルス乗り/Allosaurus Rider(CSP)》のコストに充てられるので無駄にならない。また、1マナ重くはなるが追加の《新生化/Neoform(WAR)》として《異界の進化/Eldritch Evolution(EMN)》も採用。コンボパーツがそれぞれ8枚体制となり、コンボ成功率を飛躍的に高めている。
上記のコンボで《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》を叩きつけたあとはそのまま殴ってもいいが、もっと簡単な勝ち手段が準備されている。まずは《グリセルブランド/Griselbrand(AVR)》の能力を可能な限り使って大量ドロー。ライフが足りなくなってきたら、《滋養の群れ/Nourishing Shoal(UMA)》+マナコストの重いクリーチャーの組み合わせで大量ライフゲイン。特に《土着のワーム/Autochthon Wurm(RAV)》をコストに充てれば、能力起動2回分に相当する15点ものライフを得ることができる。
ドローを繰り返しデッキの大半を引ききったら、《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》から赤マナを出し、《突撃の地鳴り/Seismic Assault(10E)》を設置。手札に溜まった大量の土地をダンプすることで、相手を一瞬のうちに沈めるのだ。これはベストケースだが、他にも《異界の進化/Eldritch Evolution(EMN)》で《怒れる腹音鳴らし / Borborygmos Enraged(GTC)》を出し、大量の手札を捨てることで相手を焼く勝ち手段もある。
コンボデッキでありながら、驚異の速度、そして成功率の高さを誇る「アロサウルス新生化」。モダン環境を激変させるニューウェーブの到来かもしれない。
参考
アロサウルス新生化(平成のアロサウルス/ストゥーピッド・グリショール) by Kai(Twitter/@garoudo2000)
※敬称略