デッキリスト
白赤人間 by Zach Stern
Creatures (30) 2 Metallic Mimic 4 Expedition Envoy 4 Glory-Bound Initiate 4 Hanweir Garrison 4 Honored Crop-Captain 4 Thalia's Lieutenant 4 Thraben Inspector 4 Town Gossipmonger Spells (8) 4 Always Watching 4 Declaration in Stone | Lands (22) 5 Mountain 8 Plains 4 Aether Hub 1 Hanweir Battlements 4 Inspiring Vantage Sideboard (15) 4 Glorybringer 3 Selfless Spirit 4 Gideon, Ally of Zendikar 4 Needle Spires |
解説
アモンケットで優秀な人間・クリーチャーを獲得したことにより、いくつかの人間アグロが結果を残している。SCG Standard Openで活躍したのは、「白赤人間」だ。SCG Classicでは「白単人間」が結果を残していたが、こちらは「赤」を触った形となる。
採用されているクリーチャーを見ると、《町のゴシップ屋/Town Gossipmonger(SOI)》《スレイベンの検査官/Thraben Inspector(SOI)》《栄光半ばの修練者/Glory-Bound Initiate(AKH)》など、「白単人間」と白のクリーチャーのセレクトは似ている。違っている点は、「白単人間」はダメージが通りにくい後半は《グリフの加護/Gryff's Boon(SOI)》や《突風歩き/Gust Walker(AKH)》で空からダメージを通す構成だったのに対し、この「白赤人間」はとにかく数で攻める戦術に寄せているところにある。
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赤を触ることによって採用できるようになったのは《ハンウィアー守備隊/Hanweir Garrison(EMN)》と《名誉ある門長/Honored Crop-Captain(AKH)》。《ハンウィアー守備隊/Hanweir Garrison(EMN)》はこのデッキにおいては爆発的な打点を供給するカード。《名誉ある門長/Honored Crop-Captain(AKH)》や《サリアの副官/Thalia's Lieutenant(SOI)》と非常に相性がよい。また、《金属ミミック/Metallic Mimic(AER)》まで採用し、横に並べてクリーチャーを強化するプランを徹底的にバックアップしている。
数で攻める戦術に寄せており、全体除去を撃たれると非常に厳しい戦いを強いられる。一度体制が崩れると立て直しにくいのがこのデッキの弱点だ。最近では《焼けつく双陽/Sweltering Suns(AKH)》の採用率が高くなっているのが向かい風だが、赤を相手にするときは《サリアの副官/Thalia's Lieutenant(SOI)》《永遠の見守り/Always Watching(SOI)》《金属ミミック/Metallic Mimic(AER)》を用いて速やかにクリーチャーを強化し、タフネス4以上を確保することを意識しよう。
サイドボードには《鋭い突端/Needle Spires(OGW)》が4枚、そして重めの《栄光をもたらすもの/Glorybringer(AKH)》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》が控えている。メインでは面で攻める高速アグロとして戦い、サイド後は速度を落としてミッドレンジ寄りのビートダウンにスイッチできる。相手に合わせたデッキスピードの切り替えが可能だ。
参考
SCG Standard Open 2017/4/29:4位
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=113164