【パイオニア】ドラゴンシュート:《発生器の召使い》などのマナジャンプ占術とイルハグシュートの融合

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デッキリスト

ドラゴンシュート by ニードル君

Creatures (26)
Gilded Goose
Generator Servant
Crater Elemental
Thunderbreak Regent
Ilharg, the Raze-Boar
Glorybringer
Stormbreath Dragon
Terror of Mount Velus
Dragonlord Atarka

Spells (10)
Abrade
Sarkhan, Fireblood
Chandra, Torch of Defiance
Xenagos, the Reveler
Vivien Reid
Lands (24)
Mountain
Forest
Rootbound Crag
Game Trail
Stomping Ground
Mutavault
Haven of the Spirit Dragon

Sideboard (0)

◆日本語リスト

【クリーチャー】
4:《金のガチョウ》
4:《発生器の召使い》
2:《火口の精霊》
4:《雷破の執政》
2:《猪の祟神、イルハグ》
4:《栄光をもたらすもの》
2:《嵐の息吹のドラゴン》
2:《ヴェリュス山の恐怖》
2:《龍王アタルカ》

【スペル】
2:《削剥》
4:《火の血脈、サルカン》
2:《反逆の先導者、チャンドラ》
1:《歓楽者ゼナゴス》
1:《ビビアン・リード》

【土地】
7:《山》
4:《森》
2:《精霊龍の安息地》
2:《根縛りの岩山》
4:《獲物道》
3:《踏み鳴らされる地》
2:《変わり谷》

【サイドボード】

 

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解説

Terror of Mount Velus / ヴェリュス山の恐怖 (5)(赤)(赤)

クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、二段攻撃
ヴェリュス山の恐怖が戦場に出たとき、ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーは二段攻撃を得る。

5/5

Ilharg, the Raze-Boar / 猪の祟神、イルハグ (3)(赤)(赤)

伝説のクリーチャー — 猪(Boar) 神(God)

トランプル
猪の祟神、イルハグが攻撃するたび、あなたはあなたの手札からクリーチャー・カード1枚を、タップ状態で攻撃している状態で戦場に出してもよい。次の終了ステップの開始時に、そのクリーチャーをあなたの手札に戻す。
猪の祟神、イルハグが死亡するか戦場から追放領域に置かれたとき、あなたはこれをオーナーのライブラリーの一番上から3枚目に置いてもよい。

6/6

 

今回のピックアップデッキはパイオニアの「ドラゴンシュート」

マジックにおいて非常に人気の部族であるドラゴン。「重い」「デカい」そして「強い」と、男子が好きな要素がこれでもかといっぱいに詰まった部族で、デッキの切り札としてお世話になったプレイヤーも多いのではないだろうか。かく言う私も、第5版のブースターパックのパッケージイラストだった《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》に惹かれ、小学生時代には随分と憧れたものだ。

 

そんなドラゴンたちを、雪崩のように戦場に送り込むデッキがこの「ドラゴンシュート」。赤緑ベースのデッキで、ドラゴンが総勢14枚。通常であれば破綻しそうなバランスだが、2つの仕掛けでこれだけの数のドラゴンを飼い慣らすことに成功している。早速リストを見ていこう!

 

 

 

《金のガチョウ/Gilded Goose(ELD)》
《発生器の召使い/Generator Servant(M15)》
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》
《火の血脈、サルカン/Sarkhan, Fireblood(M19)》

 

まず1つ目の仕掛けは、豊富なマナサポートだ。

クリーチャーには《金のガチョウ/Gilded Goose(ELD)》、そして《発生器の召使い/Generator Servant(M15)》を採用。更にマナを生み出せるプレインズウォーカーである《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance(KLD)》や《火の血脈、サルカン/Sarkhan, Fireblood(M19)》、《歓楽者ゼナゴス/Xenagos, the Reveler(THS)》を採用し、マナ域のジャンプアップを図っている。

 

「重いカードを唱えるため、まずは土地を伸ばす」というコンセプトのデッキは多いが、この「ドラゴンシュート」は2マナ以上ブーストできるカードを多く採用できているのが強み。中でも《発生器の召使い/Generator Servant(M15)》はキャストするドラゴンに速攻を付与するオマケつきで、相手の除去が間に合う前に1発殴れるのは非常に大きいはずだ。

 

 

 

《猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar(WAR)》
《ヴェリュス山の恐怖/Terror of Mount Velus(THB)》

 

しかし、ただマナを伸ばしてサイズの大きなドラゴンを出すだけではつまらない。そこで2つ目の仕掛けとして、「イルハグシュート」のギミックをプラス!

 

デッキに14枚ものドラゴンを投入している都合上、このデッキは高カロリーな手札になりがちだ。手札でだぶついたドラゴンたちを一気にダンプする手段として登場するのが、令和の「騙し討ち」と名高い《猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar(WAR)》。《猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar(WAR)》の能力でシュートしたカードは戦場に残らず、ターン終了時には手札に戻ってしまうという弱点もあるが、ドラゴンたちは一度殴るだけでライフを大幅に削ることができるし、ソーサリータイミングでの除去を回避できるというメリットにもなり得る。

 

また、中でも《猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar(WAR)》の能力で是非シュートしたいのが、《ヴェリュス山の恐怖/Terror of Mount Velus(THB)》『テーロス還魂記』のデッキビルダーセットに封入されているカードで、攻撃クリーチャー全てに二段攻撃を付与するという驚異のドラゴン。《猪の祟神、イルハグ/Ilharg, the Raze-Boar(WAR)》と共に殴るだけで合計打点は22点となり、僅か1回のパンチで相手を沈めることができてしまう!

 

 

 

《火口の精霊/Crater Elemental(DTK)》

 

その他に特筆すべき点として、2枚投入されている《火口の精霊/Crater Elemental(DTK)》が何とも渋い。

序盤は壁として相手のクリーチャーの前に立ちはだかり、置き火力として相手をけん制。中盤以降は「圧倒」を達成することで突如8/6という凄まじいサイズで相手に襲い掛かる。パワーの高いドラゴンで固められているデッキだからこそ生きる、ユニークな能力だ。

 

 

ドラゴン愛に溢れたこの「ドラゴンシュート」。今後のカードセットで赤or緑のドラゴンが収録される度に選択肢が増えていくので、将来性も楽しみなデッキだ。ドラゴン好きな方は是非!

 

 


トレカ(マジックザギャザリング)MTG テーロス還魂記 デッキビルダーセット 日本語版

 

参考

ドラゴンシュート(パイオニア ドラゴン軍団) by ニードル君
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1622683/

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