デッキリスト
狂乱吸血鬼 by うり
◆日本語リスト
【クリーチャー】
3:《臓物の予見者》
4:《流城の貴族》
4:《漆黒軍の騎士》
2:《凶月の吸血鬼》
4:《軍団の副官》
3:《流城の隊長》
3:《限りないもの、モロフォン》
【スペル】
2:《致命的な一押し》
1:《流刑への道》
1:《解呪》
1:《真髄の針》
3:《実験の狂乱》
4:《傲慢な血王、ソリン》
1:《真面目な訪問者、ソリン》
1:《復讐に燃えた血王、ソリン》
【土地】
1:《死の溜まる地、死蔵》
2:《秘密の中庭》
2:《感動的な眺望所》
1:《トロウケアの敷石》
1:《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
1:《平地》
2:《山》
3:《沼》
2:《血染めのぬかるみ》
2:《汚染された三角州》
2:《聖なる鋳造所》
1:《血の墓所》
2:《神無き祭殿》
1:《無声開拓地》
【サイドボード】
2:《致命的な一押し》
2:《根絶》
1:《流刑への道》
1:《断片化》
2:《力ずく》
1:《滅び》
1:《仕組まれた爆薬》
2:《石のような静寂》
1:《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》
1:《真面目な訪問者、ソリン》
1:《復讐に燃えた血王、ソリン》
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解説
Sorin, Imperious Bloodlord / 傲慢な血王、ソリン (2)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — ソリン(Sorin)
[+1]:あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは接死と絆魂を得る。それが吸血鬼(Vampire)であるなら、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
[+1]:あなたは吸血鬼1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。傲慢な血王、ソリンはそれに3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
[-3]:あなたは、あなたの手札から吸血鬼クリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
4
Experimental Frenzy / 実験の狂乱 (3)(赤)
エンチャント
あなたはいつでもあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。
あなたはあなたのライブラリーの一番上のカードをプレイしてもよい。
あなたはあなたの手札からカードをプレイすることはできない。
(3)(赤):実験の狂乱を破壊する。
今日のピックアップデッキは、相互リンクでお世話になっている「STUDY HALL OF M:TG」の管理人:うり氏からの殴り込みリスト!
イニストラード出身の吸血鬼プレインズウォーカーであるソリン=マルコフを崇拝する氏が完成させたのは、「狂乱吸血鬼」なるマルドゥカラーの新型吸血鬼デッキだ!
《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord(M20)》
《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》
「モダン」「吸血鬼」「ソリン」…これだけの要素が揃っているのだから、当然このデッキにも「モロフォンシュート」ギミックが採用されている。多相クリーチャーである《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》を《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord(M20)》の忠誠度能力を用いて戦場に。3ターン目に《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》を叩きつける動きは、オールインしてでも十分狙うに値するコンボだ。
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【モダン】モロフォンスリヴァー:《初祖スリヴァー》や《巣主スリヴァー》などの大型スリヴァーを超高速連打!
デッキリスト ◆日本語リスト 【クリーチャー】 4:《炎族の先触れ》 4:《斬雲スリヴァー》 1:《屑肉スリヴァー》 4:《初祖スリヴァー》 4:《限りないもの、モロフォン》 4:《巣主 ...
この「モロフォンシュート」は、前回ピックアップした「モロフォンスリヴァー」でも採用されていたギミックであり、下環境の部族デッキの新定番になりつつある?パッケージであるが、この「狂乱吸血鬼」では更に凶悪な要素をプラス。キーカードとなるのは、《実験の狂乱/Experimental Frenzy(GRN)》!
《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord(M20)》経由で《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》を叩きつけるまでは通常のモロフォンシュートと同様であるが、《実験の狂乱/Experimental Frenzy(GRN)》の狂乱を組み合わせることでチェインコンボの要素を取り入れている。デッキに採用する吸血鬼たちのマナコストにあらかじめ注意しておく必要があるものの、《実験の狂乱/Experimental Frenzy(GRN)》設置下であれば《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》の能力によるマナコスト軽減能力をフルに生かし、チェインが途切れるまで吸血鬼を大量展開できるのだ。
《軍団の副官/Legion Lieutenant(RIX)》
《流城の隊長/Stromkirk Captain(DKA)》
《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion(M20)》
《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》
《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》と《実験の狂乱/Experimental Frenzy(GRN)》によるコンボが成立したのち、チェインコンボが止まることの無いよう「不特定マナ」を持つクリーチャーの採用は最低限に抑えられている。《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》を除けば、不特定マナを持つのは《流城の隊長/Stromkirk Captain(DKA)》のみ。
また、前述したモロフォンシュートに頼らずともベーシックな「吸血鬼のアグロデッキ」としても戦えるよう、吸血鬼は全体的に軽量なものをセレクト。そして、特筆すべきは吸血鬼ロードの豊富さ。《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》は当然として、《軍団の副官/Legion Lieutenant(RIX)》と《流城の隊長/Stromkirk Captain(DKA)》という3種11枚のロード体制。コンボ抜きでも十分に吸血鬼ビートダウンとして戦えてしまうのだ。
《流城の貴族/Stromkirk Noble(ISD)》は遅いデッキに対して有効なカードで、ロードと合わさって無視できないサイズへとモリモリ成長していく。最序盤から繰り出せれば、馬鹿にならない点数のライフを削ることができる。《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion(M20)》は『基本セット2020』からの期待の新人。能力が自己完結しているのが素晴らしく、接死持ちにより相手の防衛ラインを強引にこじ開けるのに適している。今回のリストには入っていないが、モダン環境で飛び交う有用な除去のひとつ、《四肢切断/Dismember(NPH)》のライフペイでも能力が誘発するのも面白い。
そして、縁の下の力持ちとしてチェインコンボをサポートするのが《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》。《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless(MH1)》と《実験の狂乱/Experimental Frenzy(GRN)》によるコンボの弱点は、吸血鬼以外のカードがめくれてチェインが止まってしまうことだ。この事故を回避する緊急策として、ライブラリートップを占術でボトムに流し、強引にコンボを継続していく手法を取っている。戦闘には参加しないが、いぶし銀のような活躍を見せるクリーチャーだ。チェインコンボを継続してありったけの吸血鬼を戦場に並べたら、あとは数で押し込むだけ!
総合的に見れば、単体でも十分戦える軽量吸血鬼アグロに、「モロフォンシュート」ギミックや「実験の狂乱コンボ」のようなシークレットテクを仕込んだようなデッキに仕上がっている。今回のリストはコストを抑えたリーズナブル寄りなリストになっており、《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》や各種フェッチランドなど、まだまだ強化の余地が残されている。必須パーツが少なくフリースロットも多いので、アレンジの幅が広いのもこのデッキの特徴だ。全国の吸血鬼フリークに是非お勧めしたい。
★うり氏のサイト:「STUDY HALL OF M:TG」にはこのデッキの調整録もアップされているので要チェック!他サイトにはない、デッキエディタやパック開封シミュレータなどのWEBアプリ系コンテンツも充実!
参考
狂乱吸血鬼(マルドゥ吸血鬼) by うり
STUDY HALL OF M:TG