デッキリスト
アミュレット・タイタン by OLEA
解説
かつてモダン環境で猛威を振るっていた「アミュレット・ブルーム(アミュレット・コンボ)」。これは「精力の護符」と「花盛りの夏」、そしてバウンスランドのシナジーにより、大量のマナを生み出し相手を圧倒するデッキだった。しかし2016年の1月、モダン環境を低速化させるために「花盛りの夏」が禁止になったことで、「アミュレット・ブルーム」はその生涯を終えた…かに見えたが、このデッキは形を変え、未だモダン環境で生き残っている。それが、この「アミュレット・タイタン」だ。
このデッキのメインの勝ち筋としては、とにかく早い段階で「原始のタイタン」を叩きつけることだ。マナをブーストする手段である「花盛りの夏」が使えなくなってしまったが、その代用として「迷える探求者、梓」「桜族の斥候」を投入してカバーしている。「精力の護符」が場に出ている状態で「原始のタイタン」さえ着地すればあとはもう思いのまま。「原始のタイタン」の能力で各種バウンスランドと「トレイリア西部」を場に出し、3マナ出して「トレイリア西部」をバウンス。浮いた3マナで「トレイリア西部」を変成し、状況に応じたカードに変えることができる。「否定の契約」で相手の除去に備えたり、「召喚士の契約」で第2の「原始のタイタン」を手にしたり、「ボジューカの沼」で墓地対策…。なかなかにトリッキーな動きだ。
また、2枚採用されている「不屈の追跡者」も相性の良いカードだ。1ターンに2枚の土地をプレイしたり、バウンスランドによって何度も土地を出し入れするデッキのため、大量に手掛かりトークンを生み出せる。大量のマナは手掛かりトークンを生け贄に捧げる際のマナの支払いにも使用でき、多くのカードを引くことが可能だ。同時に「不屈の追跡者」はモリモリと成長するため、馬鹿にできない打点となるだろう。
参考
http://magic.wizards.com/ja/node/1134106