【コラム】『ストリクスヘイヴン』の「命令サイクル」のモードはそれぞれ何マナ相当の能力なのか?

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命令サイクルのモードについて考える

 

先日発売したばかりの新セット、『ストリクスヘイヴン:魔法学院』

今回、このセットには各学院を象徴するようなサイクルとして、「命令サイクル」が収録されています。ロアホールド、プリズマリ、クアンドリクス、シルバークイル、ウィザーブルームの5種類からなるサイクルです。

 

 

いずれも「4つのモードから2つを選んで効果を発揮できる」というのが共通の能力となっていて、これが非常に便利。1つ1つのモードは決して派手な能力ではありませんが、戦況に応じてベストなモードを臨機応変に選べる…というのが命令カードの大きな強みだと思います。そして、沢山の選択肢をもたらすカードがカード1枚のスロットで済むという点も、多くの方に愛されるポイントでしょう。

 

 

これまでの自分のデッキを振り返っても、《コラガンの命令/Kolaghan's Command(DTK)》や《アタルカの命令/Atarka's Command(DTK)》など、命令サイクルのカードには何度もお世話になってきました。

 

個人的に好きなサイクルでもあるので、『ストリクスヘイヴン:魔法学院』の命令サイクルにも注目している私ですが、ふと、今回の命令サイクルのそれぞれのモードは何マナ相当の能力なのかが気になったので、調べてみることにしました。

 

もちろん、命令サイクルの強さはそれぞれのモードの「腐りにくさ」も評価に対する大きなファクターになります。したがってそれぞれのモードのコスパだけを考えてもカードの強さの絶対的な指標にはならないのですが、まぁそこはご愛敬。単純な調査結果ということで、ゆるっと読んでいただければ!

 

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《ロアホールドの命令》

 

《ロアホールドの命令/Lorehold Command(STX)》は5マナとサイクル中最も重いカードとなっています。

4つのモードは以下の通り。モードは上から解決していくルールなので、モード①で生成した3/2トークンをモード②で強化したり、モード④で生贄に捧げたりすることもできます。

若干低め(小数点まで出しているので)に見てますが、モード4つの平均は2.75マナ

 

 

①3/2トークン生成

色を考えると《スピリット召喚学/Spirit Summoning(STX)》が近いのですが、《ロアホールドの命令/Lorehold Command(STX)》がインスタントであることを考えると、3/2の瞬速持ちクリーチャーを出す…と考えた方が良さそうです。《雇われ刺客/Hired Blade(M19)》や《飛びかかるチーター/Pouncing Cheetah(AKH)》の例から、3マナ相当のモードと言えます。

 

②クリーチャー強化+破壊不能+速攻

ドンピシャな同一能力のカードですが、能力を分割すると3マナの《抗戦/Make a Stand(OGW)》と1マナの《速さの炸裂/Burst of Speed(M10)》と考えることができるため、合わせて3.5~4マナ相当のモードです。

 

③好きな対象に3点ダメージ+3点ゲイン

これはそのまんま《稲妻のらせん/Lightning Helix(RAV)》ですね。よって2マナ相当のモードですが、こちらは本家が優秀過ぎる感が否めません。とはいえ《本質の吸収/Essence Drain(10E)》と比べるのもなぁ…(5マナな上にソーサリー)。

 

④パーネントを生贄に2ドロー

色は異なりますが、2マナの《祭壇の刈り取り/Altar's Reap(BFZ)》に似たような能力です。この手のドロー能力は生贄対象としてクリーチャーを指定されていることが多いですが、このカードではパーマネントであれば何でもOKなので、より使い勝手が良くなったと言えます。個人的には2.5~3マナ相当のモードで考えています。

 

 

 

《プリズマリの命令》

 

サイクル中最も汎用性が高く、カラーリング的にも強いので人気の高い《プリズマリの命令/Prismari Command(STX)》

腐りにくいモードが多く揃っているので、下環境でも十分に出番がありそうなスペックです。モード4つの平均は1.25マナ

 

 

①好きな対象に2点のダメージ

これは非常にシンプル。かの有名な《ショック/Shock》と同等の効果なので、1マナ相当のモードです。

 

②2枚ドロー+2枚ディスカード

インスタントになって強力になった《入念な研究/Careful Study(ODY)》、もしくはフラッシュバックが無くなった代わりにインスタントになった《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》。1マナ相当のモードと見て間違いないでしょう。

 

③宝物トークン生成

実は現時点で単純に宝物・トークンだけを出すスぺルは存在しないため、単純な比較が難しいです。ただし、何かしらのカードのおまけとして付いてくる能力なので、元の能力分のマナコストを差し引いて計算。例えば《海賊の獲物/Pirate's Prize(XLN)》は《予言/Divination》よりも1マナ重くなっていることから、1マナ相当のモードと考えることができます。

 

④アーティファクト破壊

《粉砕/Shatter》と同様の効果のため、こちらは2マナ相当のモードです。

 

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《クアンドリクスの命令》

 

《クアンドリクスの命令/Quandrix Command(STX)》はサイクルの中で最もトリッキーなモードが多いです。

3マナのインスタントである部分は良いのですが、癖の強いモードが多いためオールマイティなカードではありません。どちらかと言えばサイド向けのカードかなと考えています。モード4つの平均は1.63マナ

 

 

①クリーチャーかPWをバウンス

1マナの《送還/Unsummon(M20)》よりはプレインズウォーカーをバウンスできるので対象が広く、2マナの何でもバウンスの《ブーメラン/Boomerang(10E)》には届かない。全く同じ能力のカードが無いのですが、間を取って1.5マナ相当のモードとして見ています。

 

②アーティファクト/エンチャント限定のカウンター

1マナの限定的カウンターである《無効/Annul(KHM)》と同等の効果です。したがって、こちらは1マナ相当のモード確定です。

 

③クリーチャー1体に+1/+1カウンター2個乗せ

4マナの《龍鱗の加護/Dragonscale Boon(KTK)》からアンタップ能力が無くなった、あるいは2マナの《大技/Big Play(STX)》から修正値が控えめになった代わりに恒久的な強化ができるようになったと考えることができます。悩みますが、2.5マナ相当のモードと見ています。

 

④墓地のカード3枚をライブラリーに戻す

フラッシュバックが無くなった《記憶の旅/Memory's Journey》。本家は2マナのカードだったので、フラッシュバック分を差し引いて1.5マナ相当のモードで換算しています。

 

 

 

《シルバークイルの命令》

 

《シルバークイルの命令/Silverquill Command(STX)》は4マナとやや重め。

そこそこ重めなのと、インスタントではなくソーサリーなのでやや柔軟性に欠けますが、クリーチャー強化、リアニメイト、ドロー、布告除去と便利なモードが揃っています。モード4つの平均は1.75マナ

 

 

①+3/+3修正と飛行付与

修正値がやや大きくなった《力強い跳躍/Mighty Leap(AKH)》、あるいはソーサリーからインスタントになった《天使の祝福/Angelic Blessing(10E)》と考えると近いです。前者が2マナ、後者が3マナですが、《天使の祝福/Angelic Blessing(10E)》はやや古いカードであるため、現代マジックの強さを考慮し3マナ相当のモードと考えました。

 

②2マナ以下の生物リアニメイト

分割カードである《立身+出世/Claim+Fame(HOU)》の《立身》と同一の能力です。本家が1マナだったことを考慮して、こちらも1マナ相当のモードと見て間違いないです。

 

③1ドロー+1点ルーズ

通常のキャントリップ呪文(効果の一部で1ドローを含むカード)が1マナなので、こちらも1マナ相当か、それよりもやや弱いかなというレベル。ただ、一応相手にも撃てるので1点のライフルーズは必ずしもデメリットとはいえない…という部分も考慮して、1マナ相当のモードとして換算しました。

 

④布告系クリーチャー除去

2マナの《残酷な布告/Cruel Edict(10E)》と同等の能力です。2マナ相当のモードと考えてOKです。

 

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《ウィザーブルームの命令》

 

《ウィザーブルームの命令/Witherbloom Command(STX)》はソーサリーであり構えられないカードですが、たったの2マナとサイクルの中で最軽量な命令に仕上がっています。

ひとつひとつのモードが文句なしに強力…とは言えないのですが、相手の占術に対してモード①でプランを崩壊させたり、ゴルガリカラーが苦手とする墓地対策の置物をモード②で割りに行くなど、いぶし銀の活躍を見せそうなカードです。モード4つの平均は1.31マナ

 

 

①3枚切削+墓地から土地回収

《光胞子のシャーマン/Glowspore Shaman(GRN)》のETB能力と同じもの。本家は同じ2マナで3/1生物のおまけがついてきているので、それを考慮すると1マナ相当のモードと見ていいでしょう。

 

②2マナ以下のパーマネント(非生物/土地)破壊

同カラーの《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》に似た能力ですが、カウンター対策が無くなっていたりクリーチャーを対象に取れなくなっていたりと、かなり弱体化しています。とはいえ下環境では壊したい置物は多いのでなかなかに有用。

本家よりちょっと弱体化しているので、1.5マナ相当のモードで換算しています。

 

③クリーチャー1体に-3/-1修正

-3/-0修正ではありますが、インスタントかつサイクリング付きの《押さえつける触手/Constricting Tendrils(CON)》が2マナです。また、2点ゲイン付きの-2/-2修正である《渇望の時/Moment of Craving(RIX)》が2マナであることを考慮して、1.25~1.5マナ相当のモードと考えました。

 

④2点ドレイン

2点ドレインのソーサリーと言えば、『ポータル』の《吸血の感触/Vampiric Touch(POR)》がありますが、あちらは3マナ。さすがに現代のマジックレベルで考えると弱いので他のカードを探してみたところ、《集団的蛮行/Collective Brutality(EMN)》のモードのひとつがまさにこれでした。よて1.5~2マナ相当のモードで計算しています。やや1.5マナ寄りかな…。

 

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