『基本セット2021』収録：コモン・アンコモンのコンバット・トリックまとめ
恒例となっておりますが、新セット発売前のリミテッド特集記事です。いよいよ今週末、2020年6月26日~7月2日にかけて『基本セット2021』のプレリリースが開催されます！複雑な要素を極力排除して、初心者に対する敷居を下げる役割を担っていた基本セットですが、今回は一味違います。古参ファンを驚かせた「フェイズ・イン/アウト」の復活、豊富なテフェリーのパラレルカード、超高額カードの《不気味な教示者/Grim Tutor(M21)》の再録など、大きな話題を呼んでいます。
さて、今回は「いつもの」記事になります。
『基本セット2021』のフルスポイラーが公開されたので、リミテッドの予習記事として、今回もコモン・アンコモンの「コンバット・トリック」カードをピックアップしてまとめました。色ごとにマナコスト順にソートしてあるので、環境把握に是非役立ててください。相手が立てているマナからコンバット・トリックを予想できるようになれば、戦闘を非常に有利に進められます。コンバットを制すものはリミテッドを制す！
●除去編はこちら
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『基本セット2021』プレリリース/リミテッド対策：コモン・アンコモンの除去まとめ
『基本セット2021』収録：コモン・アンコモンの除去カードまとめ 恒例となっておりますが、新セット発売前のリミテッド特集記事です。いよいよ今週末、2020年6月26日~7月 ...
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『基本セット2021』：「白」のコンバット・トリック
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白のコンバット・トリックはコモン3枚、アンコモン1枚。そのうち2枚は除去編でも紹介した《素早い反応/Swift Response(M21)》と《天使への昇天/Angelic Ascension(M21)》です。
1マナの《果敢な一撃/Defiant Strike(M21)》があるため、白1マナが立っていればパワーが1上がる可能性があると覚えておきましょう。2マナ以上になるとクリーチャー破壊or追放が飛んできます。また、《抵抗の妙技/Feat of Resistance(M21)》もラインナップされているので、+1/+1カウンターを置かれた上にプロテクション付与の可能性もケアしておく必要があります。
クリーチャーの単純な強化幅としては2マナ以上でも+1/+1止まりですが、《天使への昇天/Angelic Ascension(M21)》には注意。安全だと思ってクリーチャーで攻撃すると、適当な弱いクリーチャーを犠牲にして、突如4/4フライヤーが出現することがあるため警戒しておきましょう。
【白のコンバット・トリック】
・1マナ：+1/+0
・2マナ以上：タップ状態のクリーチャー破壊、追放して4/4出現、+1+1カウンター乗せ&プロテクション
『基本セット2021』：「青」のコンバット・トリック
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青のコンバット・トリックはコモン1枚、アンコモン1枚。ラインナップは非常に少なく、コンバット・トリックを用いた搦め手は苦手です。
一応コモンに1マナの《初心者の過ち/Rookie Mistake(M21)》があるので、青1マナが立っていればこちらのパワーはマイナス2、相手のタフネスがプラス2されると考えておいた方がよいです。2マナ以上あれば《非実体化/Unsubstantiate(M21)》によるバウンスを警戒しておきましょう。《非実体化/Unsubstantiate(M21)》はクリーチャーだけではなく呪文も対象に取れるため、一時しのぎの疑似カウンターとしても使うことができ、非常に「構えやすい」カードです。
【青のコンバット・トリック】
・1マナ：こちら-2/-0、相手+0/+2
・2マナ以上：バウンス
『基本セット2021』：「黒」のコンバット・トリック
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黒のコンバット・トリックはコモン4枚、アンコモン1枚。そのうちの3枚は除去編でも紹介したクリーチャー除去です。
まず1マナに《錬金術師の贈り物/Alchemist's Gift(M21)》があるため、+1/+1のサイズアップと接死の付与を警戒する必要があります。リミテッドにおける接死の強さは言わずもがな、アドバンテージは失いますが、相打ち覚悟の特攻・ブロックの可能性があることを覚えておきましょう。
2マナ以上になると選択肢がぐっと広がり、《仮面の悪党/Masked Blackguard(M21)》によるびっくりブロックや、《取り除き/Eliminate(M21)》《闇の掌握/Grasp of Darkness(M21)》といった優秀な除去が控えています。なお、条件の緩い確定除去がインスタント・タイミングで使用できるのは5マナからです。ラインナップとしては《とどめの一撃/Finishing Blow(M21)》しかありません。
【黒のコンバット・トリック】
・1マナ：+1/+1修正&接死or絆魂付与
・2マナ以上：2/1びっくりブロック、3マナ以下破壊、-4/-4修正
・5マナ以上：確定除去
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『基本セット2021』：「赤」のコンバット・トリック
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赤のコンバット・トリックはコモン5枚、アンコモン3枚。そのうち4枚は除去編でも紹介した火力です。
1マナの《ショック/Shock(M21)》が再録されているため、赤1マナ以上が立っていれば2点火力は警戒。それ以上は、2マナ3点、3マナ5点というように伸びていきます。
火力以外は、赤らしくクリーチャーのパワーを底上げするカードが3種類存在。2マナまでは《確実な一撃/Sure Strike(M21)》による+3/+0修正と先制攻撃付与と、パワーを倍にする《憤激解放/Unleash Fury(M21)》を警戒。3マナ以上になると自軍のクリーチャー全てに+2/+0修正を与える《燃えさかる炎/Burn Bright(M21)》があるため、ダメージ計算が大きく狂わされる可能性があります。常に最悪パターンを意識して、戦闘を有利に進めていきましょう。
【赤のコンバット・トリック】
・1マナ：2点火力
・2マナ：3点火力、+3/+0修正&先制攻撃付与、パワー2倍
・3マナ：5点火力、全体+2/+0修正
・4マナ以上：1/1ゴブリンを2体生成
『基本セット2021』：「緑」のコンバット・トリック
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緑のコンバット・トリックはコモン3枚、アンコモン1枚。
緑お得意のフライヤー対策である《巻き添え/Run Afoul(M21)》はサイド向けのカードなので、1マナで警戒すべきは《レインジャーの悪知恵/Ranger's Guile(M21)》。防御寄りのカードではありますが、1マナ立っていれば+1/+1修正と呪禁付与の可能性があることを覚えておきましょう。『基本セット2021』は各色とも「インスタント・タイミングで動ける1マナスペル」が存在しており、いずれもコモンなので見かける頻度は高いはずです。
2マナには《剛力化/Titanic Growth(M21)》があるため、緑のコンバット・トリックの主力はこれです。2マナで+4/+4修正をケアしていきましょう。3マナには《活性化のうねり/Invigorating Surge(M21)》があり、+1/+1カウンターを1個置き、その後カウンターの数を2倍にすることができます。普通に使うと3マナ+2/+2相当ですが、元々のクリーチャーに+1/+1カウンターがいくつか乗っていれば伸び率は変わります。緑はコモンでも+1/+1カウンターを乗せられるカードが豊富なので、カウンターの数と立っているマナに注意しましょう。
《活性化のうねり/Invigorating Surge(M21)》による強化幅
・+1/+1カウンターが1個乗っていた場合：3マナ+4/+4相当
・+1/+1カウンターが2個乗っていた場合：3マナ+6/+6相当
・+1/+1カウンターが3個乗っていた場合：3マナ+8/+8相当
・+1/+1カウンターが4個乗っていた場合：3マナ+10/+10相当
【緑のコンバット・トリック】
・1マナ：+1/+1修正&呪禁付与、飛行クリーチャー1体生け贄強要
・2マナ：+4/+4修正
・3マナ以上：+1/+1カウンターを1個置き、その後カウンターの数を2倍に
『基本セット2021』：「多色」のコンバット・トリック
★該当なし
『基本セット2021』：「無色」のコンバット・トリック
★該当なし
参考
『基本セット2021』：カードイメージギャラリー
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/core-set-2021
