デッキリスト
クラガンウィックシュート by onmi
◆日本語リスト
【クリーチャー】
2:《極楽鳥》
4:《貴族の教主》
2:《獣相のシャーマン》
4:《絡み根の霊》
4:《鉄葉のチャンピオン》
1:《砕骨の巨人+踏みつけ》
1:《月の大魔術師》
4:《クラガンウィックの死体焼却者》
1:《探索する獣》
4:《動じない大ワーム》
1:《狩猟の統率者、スーラク》
【スペル】
4:《稲妻》
2:《むかしむかし》
3:《異界の進化》
【土地】
1:《山》
6:《森》
2:《霧深い雨林》
1:《寺院の庭》
4:《銅線の地溝》
2:《踏み鳴らされる地》
2:《火の灯る茂み》
1:《ケッシグの狼の地》
4:《樹木茂る山麓》
【サイドボード】
1:《漁る軟泥》
1:《溜め込み屋のアウフ》
1:《不屈の追跡者》
1:《台所の嫌がらせ屋》
1:《無効皮のフェロックス》
1:《強情なベイロス》
1:《カルデラの乱暴者》
1:《弁論の幻霊》
1:《破壊放題》
1:《高山の月》
3:《大祖始の遺産》
1:《減衰球》
1:《魂の洞窟》
スポンサーリンク
解説
Cragganwick Cremator / クラガンウィックの死体焼却者 (2)(赤)(赤)
クリーチャー — 巨人(Giant) シャーマン(Shaman)
クラガンウィックの死体焼却者が戦場に出たとき、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。カードを1枚無作為に選んで捨てる。この方法でクリーチャー・カードを捨てたなら、クラガンウィックの死体焼却者はそのプレイヤーかプレインズウォーカーにそのカードのパワーに等しい点数のダメージを与える。
5/4
Impervious Greatwurm / 動じない大ワーム (7)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱える段階であなたがタップした各クリーチャーは、(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
破壊不能
16/16
今回のピックアップデッキはモダンの「クラガンウィックシュート」!
この「クラガンウィックシュート」は、赤緑のグルールカラーをベースとしたビートダウンデッキだ。もちろんここで紹介するからにはただのビートダウンデッキでデッキではなく、秘密兵器も搭載されているのだが…?
早速リストを読み解いていこう!
《鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion(DOM)》
《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》
《異界の進化/Eldritch Evolution(EMN)》
《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》
赤緑というデッキカラーの利点を生かすべく、このデッキのスタートはまずマナ加速から。《極楽鳥/Birds of Paradise(M12)》と《貴族の教主/Noble Hierarch(MM2)》の2種類のマナ・クリーチャーを採用し、2ターン目に3マナ域のカードへのアクセスを可能にする。1ターン目にマナクリを設置し、2ターン目に《鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion(DOM)》を叩きつける動きは、かつての『ドミナリア』期のスタンダードでも実証済みの強さだ。小粒のクリーチャーでは止められない能力も持ち合わせているため、除去が間に合わなければ速やかにゲームを終わらせることができる。
また、このデッキでいぶし銀の活躍を見せるのは《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》だろう。
1ターンに1回という制限付きとはいえ、あの強力エンチャント:《適者生存/Survival of the Fittest(EXO)》を内蔵したクリーチャーであり、手札の不要なクリーチャーを有効牌に変換。《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant(ELD)》《探索する獣/Questing Beast(ELD)》《月の大魔術師/Magus of the Moon(FUT)》《狩猟の統率者、スーラク/Surrak, the Hunt Caller(DTK)》といったカードが1枚挿しなのはそのためで、その場の状況に応じたクリーチャーを選んで持ってくるという「シルバーバレット戦術」で戦うことが可能だ。
また、《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》と同じような役割を持たせるために《異界の進化/Eldritch Evolution(EMN)》も採用されている。こちらも状況に応じて最適なカードを引っ張り出せる良カードで、特に《絡み根の霊/Strangleroot Geist(DKA)》との相性は抜群。クロックの数を維持しながら、3マナで4マナ以下の好きなクリーチャーをライブラリーから直接戦場に叩きつけることが可能だ。
スポンサーリンク
…とここまではマイルドなグルールカラーの動きだが、もちろんこれで終わりではないので安心してほしい。
グルールカラーのビートダウンは、序盤はその速度を生かしてライフを削れても、ある程度捌かれてしまうと息切れしてしまうという弱点を持つ。良くも悪くも素直なデッキなので、強力なブロッカーを出されて攻めあぐねたり、除去でうまくクリーチャーを処理されてしまうと、カラーの組み合わせ上アドバンテージが取りにくい色なので巻き返しが難しい。
《クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator(SHM)》
《動じない大ワーム/Impervious Greatwurm(GRN)》
序盤のうちにある程度ライフを削ったら、残りのライフをごっそり削る手段はないだろうか。とは言っても8マナ9マナといった超重量級スペルでは意味がないため、なるべく軽めの方法で…。
・・・あった。
その正体は、『シャドウムーア』で登場した赤のクリーチャー:《クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator(SHM)》だ。4マナ5/4という優秀なスタッツを持つカードだが、注目すべきは「戦場に出た際にランダムにカードを1枚捨て、そのカードのパワーに等しいダメージを相手に与える」という能力。そう、つまりは「スーパーヘビー級のクリーチャーをぶつけりゃ勝つ」というシンプルな理論だ。
相棒は『ラヴニカのギルド』のBox特典カードである《動じない大ワーム/Impervious Greatwurm(GRN)》!
10マナ16/16という圧倒的なマナレシオ。《クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator(SHM)》でぶん投げれば16点ダメージなので、ほぼ致死量のダメージと見てよいだろう。問題ははランダムディスカードでこの《動じない大ワーム/Impervious Greatwurm(GRN)》を捨てなければならないという点だが、そこは簡単、手札をこのカードだけにしてしまえばOK。赤緑のグルールカラーは手札をどんどん消費していくデッキのため、手札を使い切るのは容易なこと。結果的に弱点を上手く生かせていると言っても過言ではない。
最速で《鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion(DOM)》を叩きつけるプラン、《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》によるシルバーバレット戦術で戦うプラン、《クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator(SHM)》によるコンボプランと、「複数の勝ち筋」が準備されているのがこのデッキの強み。また、「コンボ要素を併せ持つビートダウンデッキ」というグルールカラーには珍しいタイプのデッキであるのも特徴だ。
BOX購入特典 : 【FOIL】動じない大ワーム/Impervious Greatwurm
参考
クラガンウィックシュート by onmi
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1625535/