デッキリスト
増殖明神 by ポンチ
Creatures (6) 1 Myojin of Night's Reach 1 Myojin of Cleansing Fire 1 Myojin of Life's Web 2 Myojin of Seeing Winds 1 Myojin of Infinite Rage Spells (30) 4 Lightning Bolt 4 Desperate Ritual 3 Manamorphose 4 Volt Charge 4 Tezzeret's Gambit 3 Inexorable Tide 4 Everflowing Chalice 4 Pentad Prism | Lands (24) 6 Island 6 Mountain 4 Scalding Tarn 4 Steam Vents 4 Sulfur Falls Sideboard (0) |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
1:《夜陰明神》
1:《浄火明神》
1:《生網明神》
1:《激憤明神》
2:《風見明神》
【スペル】
4:《稲妻》
3:《魔力変》
4:《捨て身の儀式》
4:《電位の負荷》
4:《テゼレットの計略》
3:《容赦無い潮流》
4:《永遠溢れの杯》
4:《五元のプリズム》
【土地】
6:《島》
6:《山》
4:《沸騰する小湖》
4:《蒸気孔》
4:《硫黄の滝》
【サイドボード】
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解説
Myojin of Infinite Rage / 激憤明神 (7)(赤)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
激憤明神は、これがあなたの手札から唱えられた場合、その上に神性(divinity)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
激憤明神の上に神性カウンターが置かれているかぎり、これは破壊不能を持つ。
激憤明神から神性カウンターを1個取り除く:すべての土地を破壊する。
7/4
Everflowing Chalice / 永遠溢れの杯 (0)
アーティファクト
多重キッカー(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を望む回数支払ってもよい。)
永遠溢れの杯は、それがキッカーされている1回につき蓄積(charge)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(T):永遠溢れの杯の上に置かれている蓄積カウンター1個につき(◇)を加える。
「明神」とは、『神河物語』で登場した伝説のスピリット・クリーチャーのサイクルである。5色それぞれに1枚ずつ存在し、いずれもトリプルシンボルの超重量級クリーチャーだ。
明神の特徴は大きく分けて2つ。一つ目は、手札から唱えた際に「神性カウンター」が1個置かれた状態で戦場に出て、この「神性カウンター」が置かれている限り破壊不能を持つこと。そして二つ目は、この「神性カウンター」を自身から取り除くことで強力な能力を起動できることだ。基本的には一度しか使えない能力だが、全除去、全手札破壊、全土地破壊とその強さは戦況を一変させる力を持つ。
これらの明神は非常にマナコストが重い上に色拘束も厳しいため、採用できるデッキは限られてしまうカードなのだが…。あろうことかこれらの明神すべてをデッキにぶち込み、これらの明神を主軸として戦う狂気のデッキが存在する。紹介しよう、「増殖明神」だ!
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》
《五元のプリズム/Pentad Prism(5DN)》
この「増殖明神」の序盤~中盤の動きは、マナ加速だ。
そう、このデッキではマナコストを踏み倒す手段は一切用いず、「明神」の素出しを狙う。そのためにこのデッキでは《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》と《五元のプリズム/Pentad Prism(5DN)》を採用している。これだけ見てしまうと、トリプルシンボルの8マナ以上のカードを唱えるための加速や下準備としてはやや貧弱に見えるが…。
しかし、注目してもらいたいのは《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》と《五元のプリズム/Pentad Prism(5DN)》の特徴。これらのカードは一般的なマナ加速と異なり、自身に乗っているカウンターの数が多ければ多いほど生み出せるマナが増える。つまり、一度唱えて戦場に出した後、なんらかの手段でこのカウンターの数を爆発的に増やすことができれば、大量のマナを獲得できるというわけだ。
《電位の負荷/Volt Charge(NPH)》
《テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit(NPH)》
《容赦無い潮流/Inexorable Tide(SOM)》
勘の良いプレイヤーは既にお気づきだろうが、《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》と《五元のプリズム/Pentad Prism(5DN)》のカウンターを増やすための手法はデッキ名にもなっている「増殖」だ。このデッキの増殖手段は《電位の負荷/Volt Charge(NPH)》《テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit(NPH)》《容赦無い潮流/Inexorable Tide(SOM)》の3種。
《電位の負荷/Volt Charge(NPH)》は《稲妻/Lightning Bolt》に増殖のオマケが付いたスペル。3マナと軽く序盤からでも扱いやすく、相手の危険なカードに対して早々に対処する。相手の盤面に対処できるカードはこのカードと《稲妻/Lightning Bolt》のみなので、使いどころはよく考える必要あり。《テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit(NPH)》はマナを加速しつつ、キーカードを引き込める優秀なカード。ライフに余裕がある際は3マナ+2点ペイで撃てるのも嬉しい。
《容赦無い潮流/Inexorable Tide(SOM)》は自分が唱える全ての呪文に増殖のオマケをつけるエンチャント。5マナとやや重めだが、このデッキにとっては早い段階で設置しておきたいキーカードのひとつ。《容赦無い潮流/Inexorable Tide(SOM)》設置下であれば、《魔力変/Manamorphose(SHM)》などを唱えるだけで増殖ができ、瞬く間に使えるマナが増えていく。
《浄火明神/Myojin of Cleansing Fire(CHK)》
《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》
《夜陰明神/Myojin of Night's Reach(CHK)》
《激憤明神/Myojin of Infinite Rage(CHK)》
《生網明神/Myojin of Life's Web(CHK)》
十分なマナが溜まったら、あとは明神達を叩きつけるだけ!
優先度が高いのはコントロールするパーマネントの数だけドローできる《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》。土地の数も参照するためこのカードを出せる頃には大量ドローを狙いやすく、手札を貯め込めば《捨て身の儀式/Desperate Ritual(CHK)》経由で更にマナを加速させ、後続の明神達の展開に繋げることができる。相手がアグロデッキであれば《浄火明神/Myojin of Cleansing Fire(CHK)》が刺さる。明神を複数展開していても、神性カウンターのおかげで一方的な全体除去に。
トドメは《夜陰明神/Myojin of Night's Reach(CHK)》と《激憤明神/Myojin of Infinite Rage(CHK)》!相手の手札全てと戦場の土地全てを吹き飛ばしてしまえば勝ったも同然。こちらには《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice(WWK)》と《五元のプリズム/Pentad Prism(5DN)》が戦場に残るため、一方的に行動することができてしまう。
増殖によって明神たちの神性カウンターを何度もリロードできるため、破壊不能を維持しつつ強烈な起動型能力を連打することができる。増殖が「マナ加速」と「神性カウンターのリロード」の役割を同時に担っており、一度回りはじめたら止まらない。特に《風見明神/Myojin of Seeing Winds(CHK)》の起動型能力を複数回起動できれば、大量ドローによりライブラリーを引ききることも可能。後続を引き込んで複数の明神を展開できる可能性もあり、非常に面白いデッキに仕上がっている。
今回掲載されているリストは数年前のリストなので、ここ最近追加されたカードを組み合わせていけば更なるチューンナップも期待できる。5体の明神を従えて勝利を掴むのは君だ!
参考
増殖明神 by ポンチ
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1323808/
【アイマス×MTG】しんでれら・まじっく サイドイベント Game17
https://www.nicovideo.jp/watch/sm24459306