『灯争大戦』収録プレインズウォーカーカード:ファーストインプレッション
《神秘を操る者、ジェイス》はあの《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac(ISD)》を彷彿とさせるカード。自身のライブラリーアウトを狙う「エイトマニアック」ならぬデッキが出来そうですが、青のトリプルシンボルが痛手ですね。ライブラリーを引ききるチェインコンボ系デッキや、青単ドレッジのようなデッキに使える…のか?
《戦慄衆の将軍、リリアナ》。ジェイスのナオンはついに将軍になりました。重めのPWですが、自身を守れる能力は持っているし、布告系の能力で呪禁持ちのフィニッシャーも処理でき、常在型能力でハンドアドバンテージを得られたりと、なんでもできる器用なバランス型。コントロール、ミッドレンジ、どっちでも使えそうです。強いカードだと思いますが、白目を剥いていなければもっと高かったと思います。
《憎悪に歪む者、オブ・ニクシリス》…オブさん、プレインズウォーカーの灯がまた消えてしまったんじゃないかと勘違いするほど弱くないですか??一応《地獄界の夢/Underworld Dreams(8ED)》の能力が内臓されますがとっても重いのでう~ん…。少なくとも5マナ使ってやることじゃないなぁ…。
《無頼な扇動者、ティボルト》!僕らのティボさんが『ブライガー=ティボルト』として帰ってきた!一見弱そうに見えますが、常在型能力のライフゲインを禁止する能力は意外と刺さるデッキが多そうです。《吸収/Absorb(RNA)》や絆魂によるライフゲイン対策として、赤単辺りのサイドボードにいかがですか。緊急時にはトークンも出せるエンチャントとして見るとなかなか。
美人さん枠の《群れの声、アーリン》。狼で固めて序盤から繰り出していきたいところですが、マナコストが重すぎてやりたい動きと噛み合わず、ちぐはぐです。さすがに構築では厳しそう。
《寛大なるアジャニ》は1枚で盤面に大きな影響を与えるカードではないですが、クリーチャー全体に警戒を付与する常在型能力がセレズニアのトークン戦術と噛み合っていて相性が良さそうです。特に警戒は召集とも相性がいいですし、横に並べるのが得意な色なので全体強化のマイナス能力とも非常に噛み合っています。警戒でしっかりと守りながら、地味に3点ずつ回復するのもグッド。自軍全体に警戒を付与し、毎ターン3点ゲインのエンチャントみたいなもの…と考えると結構良さげじゃないでしょうか。
《群衆の威光、ヴラスカ》は《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》と《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》の2枚を組み合わせることでバジリスクタイム(=勝ち)!プレイアブルな接死持ちクリーチャーが増えれば、中速ビートダウンもできそう。下環境では《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn(AER)》や《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》辺りがいますし、更に《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》なんかも組み合わせれば…(遅そう)
+2能力が強力な、《橋の主、テゼレット》。そういえば、ちょっと前に《テゼレットの代人/Tezzeret's Simulacrum(AER)》がいたので組み合わせればスーパーテゼレット砲が…という冗談は置いておいて。ぱっと見強そうですが、周囲の評判ほどではないかなと感じています。今のところ組み合わせたい強力なアーティファクトがないので、これから発表されるカード次第で評価が変わりそう。
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今日のお買い物
今日のお買い物は《瞑想/Meditate(TMP)》です。
あの悪名高い最凶デッキ:「MoMa」でも採用実績のあるドロースペル。なんたって3マナ4ドローというコスパは尋常じゃないです。もちろん次の自分のターンをスキップするという強烈なデメリットが付いているのですが、「めちゃくちゃやってそのターンに勝ちさえすればいい系」のデッキにしてみれば何の問題もありません。
既に4枚以上所持しているのですが、個人的には「今の相場が安すぎる!」とさえ思っていて、お買い得プライスのものを見つける度に買ってしまっています。何を隠そう、個人的「1000枚買え枠」です。なんかこう、いい感じのコンボデッキが生まれたらこのカードが光るのでは?と信じ続けて幾星霜…。来年も同じことを言ってそうですね。