ミドルスクールを流行らせたい
当サイト:紙束MTGでは「ミドルスクール」向けの記事を書き続けているわけですが、どうすればもっとユーザー間でこのフォーマットが流行るのかを常に考えています。せっかくMTGアリーナでマジックに参入・復帰するプレイヤーが増えているのですから、このフォーマットにももっと人権を!と思うのですが…。よく考えてみると、このミドルスクールというのはマジックの古参おじさん達が昔を懐かしんで遊ぶためのフォーマットという意味合いが強いので、MTGアリーナから参入したユーザーには訴求力が弱いですね。
なにより、スタンダードのパックではデッキを強化できない唯一のフォーマットでもあります。スタンダードはもちろんのこと、モダン、レガシー、ヴィンテージ、統率者…いずれも「カードパワーさえ強ければ」という条件が付くものの、スタンダードリーガルのカードを使ってデッキを強化できる可能性があります。一方ミドルスクールは「第4版~スカージまで」と使用範囲が古い範囲で固定されているので、デッキ作成および強化は基本的に「シングルカードの購入」になってしまいます。ミドルスクールリーガルのパックを入手できないこともありませんが、絶版がゆえに大抵がプレミアム価格で販売されているためそう簡単ではないはずです。シンプルながら、これはちょっと敷居が高そうに見えてしまうかも。
となると少しでもミドルスクールの魅力を伝え、多少の不自由さを乗り越えてでも「ミドルスクールを始めたくなる」ようにガイドする必要があるのかな、と思いました。これまでモダンやレガシーを既にプレイしている方向けに記事を書いていましたが、導入記事みたいなものも書いておくとより始めやすくなるのかも?例えばスタンダードだけをプレイしている人たちが少し手を広げたいと思ったときに、「モダンやレガシーではなく」ミドルスクールが選ばれるためにはどういった情報が揃っていると始めやすいのか…など、まずは色々考えてみます。
直近ですと、今週末に晴れる屋TC様でミドルスクールの大きな大会である「Let's 5 ミドルスクール DX」が開催されるので、興味のある方はまずは見るだけでも。
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今日のお買い物
今日のお買い物は《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu(PLS)》の英Foilです。
「ファイヤーズ」などに投入されスタンダード環境で暴れまわったカードで、当時のタフネス4以下のカードはこのカードのせいで人権を失うこととなりました。赤緑のステロイド系デッキを愛用していたこともあり、個人的にも非常に思い出深い1枚です。現状、初版(プレーンシフト)のFoilはアンコモンといえど結構な価格な上、数も少ないですね。英語版で4枚揃えたいのですが、手持ち分の1枚と合わせても1枚足りないのでまた探さねば…。
この《火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu(PLS)》、「モダンホライゾン」で採録されるんじゃないかなと期待しています。好みで言えば統率者シリーズ:「策略の傀儡/Political Puppets」収録時の新絵よりもこちらの旧絵の方が好きなのですが、さぁどうなるか。