【イベントレポ】新宿ルミネゼロ:『25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展』

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25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展

 

本日11:00より、新宿にあるルミネゼロにて『25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展』が開催された。

マジック25周年というメモリアルイヤーを祝う、記念すべき展示型イベント。
早速(仕事を休んで)参加してきたのでレポートしたい。

 

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マジック展:潜入レポート

 

Landa氏、初手から迷う。

新宿駅には10:40ごろ到着していたのだが、さすがは東京が誇る現代の迷宮ー新宿駅。会場のルミネゼロの場所がわからず、南口付近をウロウロ。途中でトイレに行き更に迷ったりと、結局会場に到着したのは11:20ごろ。なんたる田舎民殺し…!

出遅れたこともあり会場は既に大勢の人で賑わっていたが、運よく前売り券を購入できていたため待ち時間ゼロで入場。

 

 

①マジック年表(撮影OK)

 

入場すると、マジック25年史を振り返る年表が!
最初から最後まで辿るもよし、自分がマジックを始めた年のイベントを確認するもよし。

 

 

 

私がマジックに初めて触れたのは1997年のこと。
当時はろくにルールもわからず滅茶苦茶な遊び方をしていたが、このようなイベントがあったのかと感心。

 

 

②歴代セット紹介(撮影OK)

 

マジック年表を確認し振り返ると、そこには「歴代カードセット紹介」のパネルがいくつも。
各ブロック毎にパネルが分かれており、エキスパンションごとに簡単な概要と代表カードが紹介されていた。

もちろん全てのカードは実物展示。
(Foilとそうでないカードが入り混じっていたので、そこは統一してほしかったかな)

 

 

 

「プレーンシフト」の紹介パネルにはかつての相棒の姿が。
当時中学生だったため、タンカブ君を4枚揃えるために小遣いを前借りした思い出が蘇る…!!

まさか大人になってもマジックを続け、ファンサイトを運営することになろうとは。

 

 

③ゲームぎゃざ創刊号:ぎゃざガール原画(撮影OK)

 

かつてのエキスパンションを振り返った所で、更に懐かしさの追い打ち。
ホビージャパンの懐かしのゲーム雑誌:「ゲームぎゃざ」の表紙を飾っていた「ぎゃざガール」の原画がズラリ。

当時としては珍しいTCGに力を入れていた月刊誌で、私も毎月購入していた愛読書だった。大会を開いているショップが近くにない田舎の学生にとっては、当時唯一の情報源!

この可愛らしい「ぎゃざガール」の表紙がなんとなく気恥ずかしくて、本屋さんで買うときにはちょっとドキドキしていたのもいい思い出だ。

 

 

 

原画正面には2台のiPadが常設されており、「ゲームぎゃざ」を読むことも可能!
(ここで4時間ぐらい読んでいたいが、会場は結構混んでいるのでゆっくり見るのは難しい)

Kindleとかで有料のバックナンバー配信やってくれないかなぁ…。

 

 

④撮影スポット:フィーチャーテーブル(撮影OK)

 

一角にはプロツアーの中継でお馴染み、フィーチャーテーブルを模したフォトスポットが設けられている。
夢の舞台で「フィーチャーされてる風」な写真を撮影することが可能だ。ご家族・ご友人を誘って是非。

なお、隣では複数のモニターを利用し、各トーナメント・シーンの名場面を常時放映中。
ここでしか見られない映像とあって、多くのギャラリーが取り囲んでいた。

オリジナルの字幕も印象的で面白い。「ナシフは追い詰められていた」!

 

 

⑤不滅のデッキ:ベスト5(撮影OK)

 

一際目を引く大きな額に入れられ、浅原晃氏セレクトによる「不滅のデッキ:ベスト5」の展示も。

やや展示されているデッキの活躍時期に偏りがあるように見えたが(要はマジック黎明期~2000年代前半が多い)、こういう形でのデッキ展示は初めてだったので驚いた。「ファイヤーズ」は個人的に随分お世話になったデッキのひとつ。

完全な余談ではあるが、当時中学生だった私は《キマイラ像/Chimeric Idol(PCY)》を初めて見た際、その強さがあまりわかっていなかった(使ってみてすぐ気づいた)。

 

 

⑥撮影禁止エリア

 

これより先は撮影禁止エリアとなるが、簡単にコンテンツ概要をまとめた。
※若干のネタバレを含むため、以下閲覧注意!

 

 

【パワー9およびレアカード展示】

誰もが知る高額カード:パワー9の実物展示と、「Shichifukujin Dragon」「Phoenix Heart」の実物展示。パワー9は流石は展示用と言うべきか、非常に状態が綺麗。

 

【カード原画展示】

数十枚のイラスト原画が展示。ムラや塗料の厚み、絶妙な滲み…オリジナル原画ならではの「本物の絵の質感」を是非自分の目で確かめてほしい。《末裔の道/Descendants' Path(AVR)》の立体感(実物の葉っぱを貼り付けている?)や、《銀のゴーレム、カーン/Karn, Silver Golem(USG)》の光沢感など、これを見てしまうと原画を集めたくなってしまうほどだ。個人的にはこの原画展示だけで元が取れるな、と感じた(この展示コーナーの滞在時間が最も長かった)。

 

【オリジナルアニメ・コラージュアート】

森本晃司氏、コバヤシオサム氏が手掛けた短編アニメーションや、河村康輔氏によるコラージュアートが展示。お馴染みのジェイスやチャンドラが動くのは新鮮…だったが、抽象的なカットが多く、個人的にはよくわからなかったというのが正直な印象。コラージュアートについてはこれも評価が困難だ…芸術は難しい…。私にはわからない難しい技法などが使われているのかもしれない?

 

【ラヴニカ・ワールドガイド】

ラヴニカの世界観たっぷりの資料がずらり。
各資料にはギルドごとの工夫も凝らしてあり、ゆっくり見ていたかったのだが…。物販待機列が凄まじいことになっており、この資料スペースまで人が溢れてきていた。残念ながら、ざっと眺めるのみで終了。

 

【新カードプレビュー】

撮影禁止エリアの最後には新カードのプレビューも。詳細は是非会場で!

 

 

⑦物販エリア

 

撮影禁止エリアを抜けると物販エリアへ。購入したいグッズは無かったため、物販待機列の横を素通り。
なお、会場では「マジック展記念スリーブ《Black Lotus》」シリーズがよく売れていた。

 

ちなみに、物販待機列とプロモ引き換え列は別。
入場時に渡された引き換え券を使い、《セラの天使/Serra Angel》のプロモカードと交換。Foil映えするScott M. Fischer氏の描き下ろしイラストが美しい1枚だ。

 

 

おわりに

 

マジックとしては非常に珍しい展示型有料イベントということでやや不安もあったが、結果としては大満足だった。ケチ臭い話だが、500円で《セラの天使/Serra Angel》のプロモを買ったら展示物の観覧券が付いてくる…と考えると非常にお得なイベントだ。

 

正直なところ、ハコが狭いためお世辞にも「快適にゆっくりと見て回れる」とは言えないし、展示物のボリュームとしては1時間ほどあれば十分見て回れる量だ。きっとこれは、できる限り多くのファンを集客するため、アクセスの良い一等地で開催するが故の代償なのだろう。しかし、限られた展示スペースでもスペース当たりのコンテンツ密度を増やす工夫も見られていたし、入場料も良心的な設定だ。またいつか、メモリアルイヤーの際には是非開催してほしい。

 

一点改善点を挙げるとすれば…。
スタッフ人数が足りていないのか、物販待機列の捌き方が非常に甘かったため、明日以降の対応に期待したい。

 

 

参考

『25th Anniversary マジック:ザ・ギャザリング展』
https://www.mtg-ex.com/

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