デッキリスト
ゴッドコントロール by 魔王
解説
マジックには様々な部族が存在する。トーナメント・レベルにおける部族デッキの有名どころは「マーフォーク」や「ゴブリン」、「フェアリー」などが挙げられるが、今回ご紹介するのは…「神」だ。
この「ゴッドコントロール」の動きは単純明快。「マーフォーク」などでお馴染みの《霊気の薬瓶/AEther Vial(DST)》をいち早く戦場に出し、神々を次々と送り込むデッキだ。このデッキにはアモンケットで登場した5種類の神と、テーロス・ブロックに収録されている15種類の神…合わせて20種類もの神々が投入されている。
【アモンケットの神(5種)】
《信義の神オケチラ/Oketra the True(AKH)》
《周到の神ケフネト/Kefnet the Mindful(AKH)》
《栄光の神バントゥ/Bontu the Glorified(AKH)》
《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent(AKH)》
《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable(AKH)》
【テーロス・ブロックの神(15種)】
《太陽の神、ヘリオッド/Heliod, God of the Sun(THS)》
《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea(THS)》
《死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead(THS)》
《鍛冶の神、パーフォロス/Purphoros, God of the Forge(THS)》
《狩猟の神、ナイレア/Nylea, God of the Hunt(THS)》
《都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polis(BNG)》
《殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter(BNG)》
《収穫の神、ケイラメトラ/Karametra, God of Harvests(BNG)》
《歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels(BNG)》
《欺瞞の神、フィナックス/Phenax, God of Deception(BNG)》
《彼方の神、クルフィックス/Kruphix, God of Horizons(JOU)》
《嵐の神、ケラノス/Keranos, God of Storms(JOU)》
《苦悶の神、ファリカ/Pharika, God of Affliction(JOU)》
《通行の神、エイスリオス/Athreos, God of Passage(JOU)》
《勝利の神、イロアス/Iroas, God of Victory(JOU)》
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こき使うように薬瓶から神々を呼び出し、使い倒す…。なんともバチが当たりそうな行為だが、《魂の洞窟/Cavern of Souls(MM3)》《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》《反射池/Reflecting Pool(TMP)》などで5色のマナベース構築に仕上げているとはいえ、マナコストが重い神々を運用するためには仕方がない。
忘れてはならないのが、神々が持つ「破壊不能」能力。《神の怒り/Wrath of God(_BR)》《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》《審判の日/Day of Judgment(M11)》…12枚フル投入された全体除去は、相手のクリーチャーだけを一方的に破壊する。信心や攻撃可能条件を満たす必要はあるものの、無人の荒野を神々が駆け抜けるさまは爽快だろう。
①全ての神を投入するというコンセプト、そして②「神の怒り」というカード名からの採用。「電波デッキ」のお手本のようなデッキで、他に類を見ないユニークな構成だ、まだデッキアイディア段階でサイドボードが未完成だが、是非このデッキを完璧なものにしてほしい。このデッキを完成させ、神々すら従えて勝利を掴むのは君だ!
参考
TeamY's
ゴッドコントロール
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1345538/