導入
GP静岡2017において、サイドイベント:「部族モダン」が開催された。
協賛はホビーステーションで、優勝者へは「ローウィン」英語版トーナメントパックと「霊気紛争」Foilコンプリートセット、さらにGP神戸2017の無料エントリー権が贈られた豪華なイベント。フォーマットはモダンだが、「メインボードに同じ部族・カードを20枚以上採用する」という追加ルールが課せられた特殊フォーマット。TOP8に入賞したデッキから、個人的に目を引いたものを紹介する。
※参考:【GP静岡2017春】サイドイベント「部族モダンTOP8」デッキリスト
デッキリスト
ホラー by Fujii Kento
Creatures (20) 4 Fume Spitter 3 Nighthowler 3 Phyrexian Rager 4 Phyrexian Obliterator 4 Phyrexian Revoker 2 Spellskite Spells (16) 2 Lashwrithe 4 Terminate 4 Fatal Push 4 Yahenni's Expertise 2 Liliana of the Veil | Lands (24) 4 Polluted Delta 4 Bloodstained Mire 2 Blood Crypt 2 Smoldering Marsh 1 Urborg, Tomb of Yawgmoth 11 Swamp Sideboard (15) 2 Olivia Voldaren 3 Blood Moon 1 Damnation 3 Pyroclasm 2 Kolaghan's Command 4 Leyline of the Void |
解説
サイドイベント:「部族モダン」を制したのは、「ホラー」だった。
黒タッチ赤で構成されているものの、メインボードでの赤要素は確定除去の「終止」のみ。赤要素は「血染めの月」を始めとした各種サイドボードのために使われている。除去が多く盛り込まれた構成で、除去して殴る、シンプルな形。最新セットの霊気紛争からは「ヤヘンニの巧技」と「致命的な一押し」が採用されており、特に前者は自分のクリーチャーを巻き込んでしまっても、「夜の咆哮獣」との相性が良い。