『ダブルマスターズ』のフルスポイラーが公開
マジック公式サイトにて、8月7日発売の『ダブルマスターズ』のフルスポイラーが公開されました。
●ダブルマスターズ:カードイメージギャラリー(通常版)
●ダブルマスターズ:カードイメージギャラリー(特別版)
ボックストッパーにVIP版など、これまでの「マスターズ」シリーズにはなかった要素が盛りだくさんの本セット。神話レアやレアのラインナップを見るに、過去の「マスターズ」シリーズの総集編と言うべき収録内容でしたが、私にとってはまず「鳥・クリーチャー」の布陣を確認しなければ始まりません。というわけで主観たっぷりですが『ダブルマスターズ』に収録されている鳥・クリーチャーについて語っていきます。
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『ダブルマスターズ』の鳥・クリーチャー
《寄生的な大梟/Parasitic Strix》
黒のパーマネントをコントロールしていれば、ETB能力で2点ドレインが可能な3マナフライヤー。条件を達成すればコストパフォーマンスに優れたクリーチャーです。初出は『コンフラックス』で、実はこれが初めての再録だったりします。
活躍の場はレガシー。《魔の魅惑/Aluren(TMP)》と《洞窟のハーピー/Cavern Harpy(PLS)》によるループを利用したコンボデッキ:「アルーレン」のフィニッシャーとして活躍している鳥です。
《ホネツツキ/Bone Picker》
初出は『アモンケット』。クリーチャーが死亡していれば…という条件付きではあるものの、僅か1マナという破格のコスト・パフォーマンスを誇ります。1マナ3/2フライヤー、しかも接死持ち…あの《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》を彷彿とさせるスペックです。鳥クリーチャーは全体的にアグレッシブな攻めに使えるカードが少ないのですが、同じようなカードがもう1種類ぐらい増えてくれるとデッキになりそうな気がしています。
《シルムガルの腐肉あさり/Silumgar Scavenger》
濫用持ちのゾンビ鳥。初出は『モダンホライゾン』なので、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
濫用を生かせば5マナ3/4フライヤーとなりますが、残念ながらリミテッドでしか活躍できないスペックです。
《悪意の大梟/Baleful Strix》
最強の鳥クリーチャーといえばこのカード。僅か2マナという軽さにも関わらず、ETB能力で1ドロー。戦闘ではチクチクとダメージを稼ぎつつ、ブロックに回っても接死持ちで必ず相討ちに持ち込めるというアドバンテージの塊のようなカードです。
初出は『プレインチェイス2012』で、その後『統率者』『アーチエネミー』などの特殊セットなどで再録。『エターナルマスターズ』での収録で初のFoil化となりましたが、日本語版Foilともなれば1万を超える価格で取引されるほどの高額カードとなりました。非常に人気のあるカードなので、今回の収録を待ち望んでいた方も多いのでは。
《ジョイラの使い魔/Jhoira's Familiar》
マスコット的なフォルムが可愛らしいアーティファクトの鳥。初出は『ドミナリア』なので、こちらも比較的新しめのカードです。
アーティファクトのコスト軽減を狙うのであれば、可能な限り早いターンで着地させたいので、1マナ軽い《鋳造所の検査官/Foundry Inspector(KLD)》を使った方が早いです。実際、ヴィンテージの「ラベジャーショップ」では《鋳造所の検査官/Foundry Inspector(KLD)》が採用されている型が多い見られます。…となると「歴史的な呪文」という点を生かし、他の伝説のパーマネントや英雄譚のマナ加速手段として差別化したいところですが、やはり4マナという重さがネック。