デッキリスト
バントウルフ by フレトマ
Creatures (19) 4 Llanowar Elves 3 Arlinn's Wolf 4 Ferocious Pup 4 Nightpack Ambusher 1 Shalai, Voice of Plenty 3 Tolsimir, Friend to Wolves Spells (17) 4 Growth Spiral 3 Rabid Bite 1 Song of Freyalise 2 Hadana's Climb 1 Vanquisher's Banner 3 Vivien, Champion of the Wilds 2 Nissa, Who Shakes the World 1 Arlinn, Voice of the Pack | Lands (24) 2 Plains 2 Island 4 Forest 4 Breeding Pool 4 Hinterland Harbor 4 Temple Garden 4 Sunpetal Grove Sideboard (0) |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4:《ラノワールのエルフ》
3:《アーリンの狼》
4:《獰猛な仔狼》
4:《夜群れの伏兵》
1:《豊潤の声、シャライ》
3:《狼の友、トルシミール》
【スペル】
4:《成長のらせん》
3:《狂気の一咬み》
1:《フレイアリーズの歌》
2:《ハダーナの登臨+オラーズカの翼神殿》
1:《勝者の戦旗》
3:《野獣の擁護者、ビビアン》
2:《世界を揺るがす者、ニッサ》
1:《群れの声、アーリン》
【土地】
2:《平地》
2:《島》
4:《森》
4:《繁殖池》
4:《内陸の湾港》
4:《寺院の庭》
4:《陽花弁の木立ち》
【サイドボード】
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解説
Arlinn, Voice of the Pack / 群れの声、アーリン (4)(緑)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — アーリン(Arlinn)
あなたがコントロールしていて狼(Wolf)か狼男(Werewolf)である各クリーチャーは、それぞれ+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。
[-2]:緑の2/2の狼クリーチャー・トークンを1体生成する。
7
Nightpack Ambusher / 夜群れの伏兵 (2)(緑)(緑)
クリーチャー — 狼(Wolf)
瞬速
他の、あなたがコントロールしている狼(Wolf)と狼男(Werewolf)は+1/+1の修整を受ける。
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたが呪文を唱えていなかった場合、緑の2/2の狼クリーチャー・トークンを1体生成する。
4/4
唐突だが、私は専らの「犬派」である。
図鑑は日々買い集めて読んでいるし(最近購入した「世界で一番美しい犬の図鑑」は最高だった)、トレーニングはトレーナーの方に直々に勉強させてもらった。実家暮らしの大半をワンコと共に過ごしたこともあり、大型犬の股関節形成不全なんかはすぐに見抜けるレベルである。そりゃもう、そんじょそこらの犬好きのおじさんと一緒にされては困るのである!
…と鼻息荒く全く関係ない話をしてしまったが、今回ご紹介するのはスタンダードの「バントウルフ」! ワンコ盛りだくさんなデッキだ!
《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher(M20)》
《アーリンの狼/Arlinn's Wolf(WAR)》
《獰猛な仔狼/Ferocious Pup(M20)》
《狼の友、トルシミール/Tolsimir, Friend to Wolves(WAR)》
この「バントウルフ」は、文字通り「狼・クリーチャー」を主体とした部族デッキだ。
狼・クリーチャーといえば、既に「シミックフラッシュ」などで活躍する《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher(M20)》が代表的だろう。自身も十分なスペックを持ちながら、単体で狼を生み出すことができるこのカードは、間違いなくこの「バントウルフ」においても中心となるクリーチャーだ。そして、注目すべきはそのロード能力。この能力を最大限に生かすため、クリーチャーの大半を狼・クリーチャーで固めている。
《アーリンの狼/Arlinn's Wolf(WAR)》は3マナ3/2と及第点のボディを持ち、パワー2以下のクリーチャーにブロックされない狼。タフネスが2とやや低めな点がネックだが、小粒のクリーチャーによるチャンプブロックを許さない。《獰猛な仔狼/Ferocious Pup(M20)》は1枚で2体分の狼を戦場に出せる点がポイント。《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher(M20)》との相性が非常によく、ロード能力下では僅か3マナで1/2と3/3のクリーチャーを生み出すことができる。
《狼の友、トルシミール/Tolsimir, Friend to Wolves(WAR)》は5マナで3/3が2体、確定で格闘とライフゲインと至れり尽くせりなカード。《獰猛な仔狼/Ferocious Pup(M20)》や《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher(M20)》との相性が抜群で、「バントウルフ」における貴重なアドバンテージ源。格闘は対象不成立になるとライフゲインできなくなるため、確実にライフを得たいときは対象を選ばずに解決するテクニックも重要となる。
その他にも、狼・クリーチャーを素早く叩きつけるためのサポートとなる《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M19)》や、自分の狼・クリーチャーを除去から守る《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty(DOM)》なども投入されている。
《フレイアリーズの歌/Song of Freyalise(DOM)》
《ハダーナの登臨/Hadana's Climb(RIX)》
《勝者の戦旗/Vanquisher's Banner(XLN)》
《群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack(WAR)》
これらの狼・クリーチャーをバックアップするのは、《フレイアリーズの歌/Song of Freyalise(DOM)》《ハダーナの登臨/Hadana's Climb(RIX)》《勝者の戦旗/Vanquisher's Banner(XLN)》によるクリーチャー強化手段。単純な部族強化手段であれば《祖先の象徴/Icon of Ancestry(M20)》なども候補に挙がるが、《勝者の戦旗/Vanquisher's Banner(XLN)》は選択したタイプのクリーチャー呪文を唱える度に1ドローのおまけが付く。5マナとやや重めのため、マナクリーチャーや《成長のらせん/Growth Spiral(RNA)》、《フレイアリーズの歌/Song of Freyalise(DOM)》によるブーストで早めに着地させたいカードだ。
他にも、狼と相性が良いカードといえばこのお方、《群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack(WAR)》。『灯争大戦』リリース時は強力な狼・クリーチャーの数が足りずその真価を発揮できなかったが、このデッキであればその能力を存分に発揮できる。《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher(M20)》と組み合わせれば、屈強な狼軍団を速やかに作り上げることができるはずだ。
《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher(M20)》との相性面では、《野獣の擁護者、ビビアン/Vivien, Champion of the Wilds(WAR)》も見逃せない。全てのクリーチャーに「瞬速」を付与することで、《夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher(M20)》のトークン生成の機会を増やすことに貢献しており、デッキの動きに非常に噛み合う1枚だ。
《狂気の一咬み/Rabid Bite(M20)》
除去が乏しい緑を主体にしていることもあり、採用されている除去は《狂気の一咬み/Rabid Bite(M20)》のみ。あとは《狼の友、トルシミール/Tolsimir, Friend to Wolves(WAR)》による格闘頼りとなるため、格闘で落とせないほどの大型クリーチャーを出される前に相手を圧倒するか、相手の脅威をもろともしないサイズまで狼たちを育て上げるかの2択となる。
見たところスペル部分はフリースロットが多めで構築の自由度も高そうだ。また、3色のバントカラーのため選択肢も豊富。この夏は是非、君だけの狼デッキを仕上げてみてはどうだろうか。
参考
バントウルフ by フレトマ
http://teamys.net/top/deckall.php/STANDARD/1/1577688/