紙束MTG的:『ゼンディカーの夜明け』1000枚買え枠
今週末に正式発売の新セット:『ゼンディカーの夜明け』ですが、今回も(信じてはいけない)紙束MTG的『ゼンディカーの夜明け』の1000枚買え枠を発表したいと思います!
ちなみに、前回の『基本セット2021』時には以下の5枚をピックアップしていました。
《不連続性/Discontinuity(M21)》
《異形化/Transmogrify(M21)》
《チャンドラの焼却者/Chandra's Incinerator(M21)》
《バスリの副官/Basri's Lieutenant(M21)》
《峰の恐怖/Terror of the Peaks(M21)》
えぇと…当たったのは《峰の恐怖/Terror of the Peaks(M21)》くらいで、後は《不連続性/Discontinuity(M21)》がかろうじて息をしているとったところでしょうか…。レアで言うと、《嵐翼の精体/Stormwing Entity(M21)》と《盗賊ギルドの処罰者/Thieves' Guild Enforcer(M21)》が正解だったみたいです。言い訳がましいですが、未だに私は《異形化/Transmogrify(M21)》の可能性を信じ続けてます。時代がまだ追い付いていないだけですけど?
というわけで、相も変わらずこの記事の信頼度はお察しレベルですが、発売前に好き勝手言うだけはタダなので、いつものように本記事は話半分で読んでみてください!
個人的には比較的お手頃な価格で買えて、後でドンと跳ね上がる方が夢があるので、現時点で既に「高すぎる」カードは省いてセレクトしています。「買わずに後悔」よりも「買って後悔」!
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今回の「1000枚買え枠」はこれ!
1位:《スカイクレイブの災い魔/Scourge of the Skyclaves(ZNR)》
令和の《死の影/Death's Shadow(WWK)》!
「デスシャドウ」系列のデッキはキーカードである《死の影/Death's Shadow(WWK)》を引かないと脆いという弱点を抱えていましたが、これでデスシャドウ8枚体制での構築が可能に。2マナと軽量なため、《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream Den(IKO)》との相性が良いのも嬉しいポイントです。
既に注目されているので現時点でお高めなのが玉に瑕。
2位:《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition(ZNR)》
ETB能力で相手の4マナ以下のクリーチャーを追放するクリーチャー。この手のカードにありがちな、自身が戦場を離れた時に追放対象を戦場に戻す能力ではなく、代わりにマナコスト分のトークンを生成。仮に除去されてもマナレシオに優れたクリーチャーは弱体化しますし、厄介な能力を持たないバニラにしてしまうので非常に強力。《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》などの対処に困るクリーチャーも難なく処理できるのは魅力です。
ダブルシンボルではありますが、白を含む多くのデッキで見かけそうなカードです。
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3位:《見捨てられた碑/Forsaken Monument(ZNR)》
クリーチャー強化、マナ加速、ライフゲイン…無色に関するあらゆるサポートをこれでもかと詰め込んだカード。活躍の場はやはり《荒地/Wastes(OGW)》が使える下環境でしょう。
無色デッキであれば、あの《ミラーリの目覚め/Mirari's Wake(JUD)》を遥かに超えるパフォーマンスを発揮します。伝説のアーティファクト故に2枚目を引くと腐りますが、「トロン」系列のデッキでの採用や、《玄武岩のモノリス/Basalt Monolith(C15)》との無限マナコンボなど夢が広がる1枚です。
4位:《マグマの媒介者/Magmatic Channeler(ZNR)》
軽量クリーチャーであるにも関わらず、いつ引いても活躍の目がありそうな期待のクリーチャー。
墓地にインスタントもしくはソーサリーが4枚以上…という制約はあるものの、3ターン目に4/4でアタックという動きには夢があります。無理はせずともゲーム後半には2マナ4/4のアタッカーと使えますし、序盤は持ち前のルーティング能力で地盤を整えることが可能です。
ルーティング能力は衝動的ドローなので手札に加えることはできないものの、通常のルーティング能力とは異なり、カードを1枚捨てて2枚から選ぶという動きは非常に強力。選択肢が倍となっている上、能力の起動にマナがかからないのが最高に偉いです。下環境の「果敢」系列のデッキはこのカードによって大幅に強化されるのではないでしょうか。
5位:《海門の嵐呼び/Sea Gate Stormcaller(ZNR)》
既に予約価格が2.5k程度まで上がってしまっているので、順位を5位に落としています。一見すると言わずと知れた青の強力カード:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》のような能力に見えますが、コンボパーツとしての活躍が期待されています。
話題の《新生化/Neoform(WAR)》との組み合わせによる瞬殺コンボはもちろんのこと、単純に2マナ以下の強力カードをコピーするだけでも相当な強さです。《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable(RAV)》でライブラリーを吹き飛ばしたり…。
面白そうなのですが実質3~4マナ域のカード(4マナ寄り)であり、瞬速も持っていないので現在の予約価格が妥当かどうかは疑問です。『ゼンディカーの夜明け』はエクスペディション(ボックストッパー)効果で多くのBoxが剥かれそうですし、買うタイミングは見極めたいところ。
次点:MDFC(モードを持つ両面カード)の2色土地各種
次点はモードを持つ両面カード(両面2色土地)です。
この手の土地サイクルは使用頻度に応じてどれかが上がり、どれかが下がりがちですが、タイミングを見計らって全て入手しておきたいところ。予約段階ではいずれも1k~1.2kとお高めですが、「剥かれる」Boxだと思うので発売後に下がるタイミングがあると思っています。EDHでも役立ちそうですし、「数を揃えておきたいカード」なので何とか底値で拾いましょう!