『基本セット2020』のプレリリースは惨敗
管理人：Landaの『基本セット2020』プレリリース参加記録です。
結論から言ってしまうと、プレリリースには2回参加し2-1、1-2と非常に不甲斐ない結果に終わりました。
1回目は青黒t白、2回目は白緑t黒で組み、それなりにデッキの形になっていたのですが、うまく噛み合わず…。事前にMTGアリーナの『基本セット2020』シールドで練習し、7-2、6-3、7-1と好成績を残せていただけに非常に残念です。もっと精進します！
以下、簡単な各色の雑感です。
【白】
大型だろうがフライヤーだろうが、大抵のクリーチャーを無力化できる《平和な心/Pacifism(M20)》がとにかく強いです。《太陽の伝令/Herald of the Sun(M20)》はフライヤーが1体でもいればじわじわとカウンターを置いて育成できるため、生物の線が多少細くともフィニッシャーに育てられるのは優秀。地上も空も睨み合うことが多いので、《祖先の刃/Ancestral Blade(M20)》もいぶし銀の活躍を見せます。
【青】
コモンに《雲族の予見者/Cloudkin Seer(M20)》《北方の精霊/Boreal Elemental(M20)》がある上、小粒のフライヤーも揃っているので組みやすいです。除去がやや弱いので《霜のオオヤマネコ/Frost Lynx(M20)》なども活躍。《北方の精霊/Boreal Elemental(M20)》は他の色のフライヤーの大半を受けられるため、空中戦になっても積極的に攻められるのが強みですね。
【黒】
《血に染まった祭壇/Bloodsoaked Altar(M20)》がとにかくボムです。コモンの《療養所の骸骨/Sanitarium Skeleton(M20)》なんかを使い回し始めるとゲームが簡単に終わります。全体的に生物のサイズは小さめですが、《魂回収/Soul Salvage(M20)》や《グレイブディガー/Gravedigger(M20)》のお陰でアドバンテージを取りやすいです。接死持ちのクリーチャーを使い回したりするのもいいですね。除去は全体的に強いです。
【赤】
赤は概ね予想通りでした。特にクリーチャーの質が高いわけではないですが、《ショック/Shock(M20)》《チャンドラの憤慨/Chandra's Outrage(M20)》《灰と化す/Reduce to Ashes(M20)》の3枚の除去を的確に使って細かく焼いていくようなイメージです。ひとつ見落としていたのは《多欲なドラゴン/Rapacious Dragon(M20)》の存在。5マナ3/3フライヤーと《北方の精霊/Boreal Elemental(M20)》に劣るサイズですが、ETB能力で生み出す「宝物・トークン」2個がトリプルシンボルのフィニッシャー（レア）に繋げる助けになります。
【緑】
フライヤー多めの環境なので、優秀な除去の枚数が足りなければ《垂直落下/Plummet(M20)》をメインから投入しても問題なさそうです。コモンながら、到達持ちの《網投げ蜘蛛/Netcaster Spider(M20)》と《マンモスグモ/Mammoth Spider(M20)》の優先度は非常に高し。特に《マンモスグモ/Mammoth Spider(M20)》はレア以外のほとんどのフライヤーを止めることができます。また、遅い環境なので《貪爪/Vorstclaw(M20)》十分活躍できます。《茂み壊し/Thicket Crasher(M20)》とのお手軽コンボも優秀です。
【無色】
早い環境ではないので《隕石ゴーレム/Meteor Golem(M20)》が強かったです。どの色でも使え、万能除去に3/3の生物が戦場に残るのはなかなか。青であれば《聖域の門/Portal of Sanctuary(M20)》、黒であれば《骨への血/Blood for Bones(M20)》辺りと組み合わせてETB能力を使い回す動きが凶悪でした。他の生物では《金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor(M20)》が思ったよりも強かったです。4マナとやや重めですが、色を選ばない2/1先制攻撃持ちのフライヤーはこの環境では大活躍。大抵の小粒フライヤーを一方的に倒せるため、下手な2マナ、3マナを入れるよりはこちらを優先した方が良さそうです。
