『統率者2020』に感じる違和感
最近は『イコリア:巨獣の棲処』に関する記事ばかりでしたが、ちゃんと同時発売の『統率者2020』の方も買っていました。
特殊なギミックというよりは、「イコリア」の舞台らしく珍しい部族の組み合わせのクリーチャーが多く、ジェネラルにも使える多色クリーチャーが目玉のセットではないでしょうか。2色、3色といった多色の伝説のクリーチャーが多く収録されており、思わずデッキを組みたくなるようなユニークなジェネラル候補が盛りだくさんです。
注目の鳥クリーチャーとしては上記の《空鮫、シャーブラズ》や《飛翔する風、アキーム》なども収録されており、鳥コレクター視点で見ても見逃せないセットです。今回は上記2枚のカードが同時に収録されている『時を越えた知恵』を多めに購入していました。同時収録の《激情の後見/Fierce Guardianship》が凄まじく強いので、『統率者2020』5種の中でもダントツの人気を誇る商品です。
しかしながら、今回の『統率者2020』で気になることが。紙質のせいなのか、どうもFoilカードはカード名のフォント印刷が薄いです。
上の写真は2枚の《空鮫、シャーブラズ》を並べたものです。向かって奥側が『統率者2020』のもの(Foil版)、手前側がコレクター・ブースターに入っていた通常版です。奥側の『統率者2020』に収録されていた方は、カード名が薄くグレー字になっているのが伝わるでしょうか。
このカードに限らず全てのFoilがそうでしたし、少なくとも私が購入した『統率者2020』のデッキ10個分に入っていたFoilカードはすべてこの「文字の薄さ」でした。Foil地の光り方とも組み合わさり、全体的にコントラストが弱くなってしまっているので、カード全体としてはあまり「しまらない」です。ちょっと特別感のあるジェネラルとして使うには格好が悪いですし、コレクター・ブースターに収録されている非Foil版をもう少し追加で集めようと思っています。
『イコリア:巨獣の棲処』:2020年4月17日発売
●日本語版:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
●英語版:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
●コレクターブースター:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
●バンドル:
楽天 / あみあみ / 駿河屋
●統率者デッキ:
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