デッキリスト
嵐の伝令シュート by くま
Creatures (12) 4 Hedron Crab 3 Stitcher's Supplier 1 Thassa's Oracle 4 Storm Herald Spells (29) 4 Noxious Revival 4 Tome Scour 4 Glimpse the Unthinkable 4 Breaking 4 Unearth 1 Revival 1 Battle Mastery 2 Protective Bubble 1 Prodigious Growth 4 Eldrazi Conscription | Lands (19) 1 Island 3 Swamp 1 Darkslick Shores 1 Blood Crypt 1 Prismatic Vista 4 Polluted Delta 3 Marsh Flats 3 Verdant Catacombs 2 Watery Grave Sideboard (15) 3 Pact of Negation 4 Echoing Truth 4 Leyline of Sanctity 2 Sorcerous Spyglass 2 Ashiok, Dream Render |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4:《面晶体のカニ》
3:《縫い師への供給者》
1:《タッサの神託者》
4:《嵐の伝令》
【スペル】
4:《有毒の蘇生》
4:《秘本掃き》
4:《不可思の一瞥》
4:《強行+突入》
4:《発掘》
1:《回生+会稽》
1:《熟達した戦い》
2:《防護の泡》
1:《驚異的成長》
4:《エルドラージの徴兵》
【土地】
1:《島》
3:《沼》
1:《闇滑りの岸》
1:《血の墓所》
1:《虹色の眺望》
4:《汚染された三角州》
3:《湿地の干潟》
3:《新緑の地下墓地》
2:《湿った墓》
【サイドボード】
3:《否定の契約》
4:《残響する真実》
4:《神聖の力線》
2:《魔術遠眼鏡》
2:《夢を引き裂く者、アショク》
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解説
Storm Herald / 嵐の伝令 (2)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
速攻
嵐の伝令が戦場に出たとき、あなたの墓地から望む数のオーラ(Aura)・カードを、あなたがコントロールしているクリーチャーにつけられた状態で戦場に戻す。次のあなたの終了ステップの開始時に、それらのオーラを追放する。それらのオーラが戦場を離れるなら、それらを他の領域に置く代わりに追放する。
3/2
Eldrazi Conscription / エルドラージの徴兵 (8)
部族 エンチャント — エルドラージ(Eldrazi) オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+10/+10の修整を受けるとともに、トランプルと滅殺2を持つ。(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを2つ生け贄に捧げる。)
今回のピックアップデッキはモダンの「嵐の伝令シュート」!(投稿デッキからの紹介だ!)
デッキ名からも推測できるように、このデッキは『テーロス還魂記』で登場した《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》を主役とし、このクリーチャーにオーラをペタペタと貼り付けて相手を瞬殺するコンボデッキだ。《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》は『テーロス還魂記』の1000枚買え枠でも紹介していたカードなので、覚えている方も多いはず。
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《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription(ROE)》
《驚異的成長/Prodigious Growth(M19)》
《熟達した戦い/Battle Mastery(M15)》
《防護の泡/Protective Bubble(LRW)》
まずはこのデッキの勝ち筋から説明していこう。
このデッキの勝ち筋は、各種オーラを墓地に落としておき、重量級のオーラを《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》に結集させ、相手を一撃のもとに葬り去るという動きだ。
オーラのセレクトとしては、「攻めに使うもの」と「守りに使うもの」とに分かれており、前者は+10/+10という驚異の修正値と滅殺を付与する《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription(ROE)》、+7/+7修正とトランプルを与える《驚異的成長/Prodigious Growth(M19)》、二段攻撃を付与する《熟達した戦い/Battle Mastery(M15)》が選ばれている。全ての組み合わせではないがこの中から概ね2枚以上のオーラを貼ることができれば、大抵のケースで相手のライフを削り切ることが可能だ。
また、後者はアンブロ能力と被覆を付与する《防護の泡/Protective Bubble(LRW)》を採用することで、オーラを貼り終えた「アルティメット嵐の伝令」を単体除去で捌かれるという最悪の事態を回避することができる。戦闘を介する必要上アンブロ能力の付与も非常に相性が良く、強烈な一撃を相手の本体に喰らわせるのに一役買ってくれることだろう。
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《面晶体のカニ/Hedron Crab(ZEN)》
《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier(M19)》
《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable(RAV)》
《強行+突入/Breaking+Entering(DGM)》
相手を一撃で葬り去るためには、つまるところ「少なくとも以下のオーラが墓地に落ちている状態で、《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》を着地させる」必要がある。
パターン①:《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》2枚
パターン②:《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》+《驚異的成長/Prodigious Growth》
パターン③:《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》+《熟達した戦い/Battle Mastery》
パターン④:《驚異的成長/Prodigious Growth》+《熟達した戦い/Battle Mastery》
そのために、このデッキはライブラリーからカードを墓地に落とす手段を複数採用している。《面晶体のカニ/Hedron Crab(ZEN)》《秘本掃き/Tome Scour(M14)》《縫い師への供給者/Stitcher's Supplier(M19)》の3枚は1マナと非常に軽く、1ターン目からの積極的な墓地肥やしが狙える。更に、《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable(RAV)》《強行+突入/Breaking+Entering(DGM)》などの低コストでライブラリーを大量に墓地に落とせるスペルを多く採用することで、フィニッシュブローの条件となる「オーラ落とし」をより確実なものにしている。
1ターン目、2ターン目に墓地を肥やし、3ターン目に《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》を叩きつけるという「マナカーブの美しさ」にも注目だ。
《発掘/Unearth(MH1)》
《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》
しかしながら、ライブラリーを次々に墓地に落として墓地にオーラを貯め込む必要があるため、フィニッシュブローの起点となる《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》自身が墓地に落ちてしまう可能性が高い。その問題を解決するのが、4枚フル投入された《発掘/Unearth(MH1)》の存在だ。『モダンホライゾン』に再録されたことでモダンリーガルとなったカードだが、このカードを使うことで墓地に落ちてしまった《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》をリアニメイトすることができる。
墓地にカードをひたすら落としてパーツが溜まりさえすれば、素出しで《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》を戦場に出すか、《発掘/Unearth(MH1)》で墓地から《嵐の伝令/Storm Herald(THB)》をリアニメイト。このデッキはコンボデッキでありながら、コンボに必要なカード枚数が非常に少ないことが強みだ。また、《発掘/Unearth(MH1)》は1マナとコストが軽いため、運が良ければ2ターン目に「アルティメット嵐の伝令」が爆誕する可能性もゼロではない。2ターンキルのブン回りルートも用意されている点にロマンを感じるね!
《虚空の力線/Leyline of the Void(M20)》などの墓地対策にめっぽう弱いというわかりやすい弱点もあるが、一撃で相手のライフを根こそぎ奪うような強烈なパンチを撃てるのは中々の魅力。さぁデッキを組んでみよう!
テーロス還魂記 コレクターブースター/嵐の伝令/Storm Herald
参考
嵐の伝令シュート by くま
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1627064/