『テーロス還魂記』リリースノート:初心者必見!プレリ前にこれだけは押さえておきたいルーリング

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『テーロス還魂記』:これだけは押さえておきたいルーリング

 

1月17~19日に新セット:『テーロス還魂記』のプレリリースが開催されます。

テーロス次元が再び舞台となるのは2013年に発売されていた『テーロス』ブロック以来。ギリシャ神話テイストの世界観と、エンチャントにスポットが当たっていたセットであり非常に好きなセットでした。日本語版は光沢が異常なほど強い「テカテカ印刷」が当時話題にもなりましたね。懐かしい。

 

前置きが長くなってしまいましたが、今回の『テーロス還魂記』にも『テーロス』で登場していた「信心」「星座」といった2つのメカニズムが続投。そして、新たなメカニズムとして「脱出」が登場します。「信心」と「星座」は既存メカニズムですが、初登場はもう6年も前。そこで、今回は公式から発表されているリリースノートから、「これだけは押さえておきたいルーリング」について解説していきます!

忙しくて時間が取れないプレイヤーの方も、とりあえず赤字(太字)の部分さえ押さえておけばプレリリースはこれで安心です!

 

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『脱出』の押さえておくべきルーリング

呪文の総コストを決定するには、あなたが支払うマナ・コストか代替コスト(たとえば、脱出コスト)にコストの増加を加え、その後コストの減少を適用する。その呪文を唱えるための総コストがどうなっても、また代替コストを支払ったとしても、呪文の点数で見たマナ・コストは変わらない。

⇒書き方がわかりにくいですが、墓地にある「脱出」を持つカードを脱出コストで唱えたとしても、そのカードの点数で見たマナコストは「カード右上の」点数で見たマナコストです。

例えば、墓地にある《モーギスの好意》を脱出コストで唱えた場合、点数で見たマナコストは「1」となります。

 

 

脱出した呪文の解決後、それがパーマネント・呪文でなかったなら、それはオーナーの墓地に戻る。それがパーマネント・呪文であったなら、それは戦場に出て、後になって死亡したならオーナーの墓地に戻る。おそらくそれは再び脱出することになるだろう。近頃は、死の国でもセキュリティが充分とは言えないのだ。

⇒最後の分がユニークですね。ここで押さえておきたいのは、「脱出」したパーマネントカードは死亡後に追放されたりしないため、墓地に戻れば何度も「脱出」できる点です。「脱出」に使用回数制限は設けられていないので、かなりしぶとく戦場に戻ることができます。

 

 

あなたが脱出を持つ呪文を唱え始めると、それは即座にスタックに移動する。その呪文を唱え終わるまで、どのプレイヤーも他の処理を行うことはできない。

⇒これは書いてあることそのままですね。「脱出」する場合、即座にスタックに乗ると考えましょう。

例えば、あなたが墓地にある《モーギスの好意》を脱出コストで唱えた際、相手はそれに割り込む形で墓地の《モーギスの好意》を追放する…といったことはできません。

 

 

 

『信心』の押さえておくべきルーリング

起動型能力か誘発型能力に、いずれかの色へのあなたの信心に依存する効果があったなら、その能力の解決時に、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストの中のその色のマナ・シンボルの数を数える。その能力を持つパーマネントは、その時点でそれがまだ戦場にあれば、それも数に入れる。

起動型能力か誘発型能力に信心に依存する効果があった場合、信心をカウントするタイミングはその能力の解決時です。起動したタイミングや誘発したタイミングではありません。

例えばこちらが《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel》をキャストし、対応して他の(自分のコントロールする)クリーチャーを破壊されてしまった場合、相手が失うライフはその分減ってしまいます。

 

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『テーロスの神々』の押さえておくべきルーリング

神をクリーチャーでなくすタイプ変更能力は、戦場のみで機能する。他の領域ではそれは、あなたのそれの色への信心に関係なく、常にクリーチャー・カードである。それがスタック上にある間は、それは常にクリーチャー・呪文である。

⇒これはそのままですね。信心を達成していなくても、手札やライブラリー、墓地、スタック上にある神はクリーチャー・カードとして扱います。

たとえば、スタック上の《運命の神、クローティス》を《否認/Negate(M20)》でカウンターすることはできません。

 

 

神が戦場に出るとき、あなたのそれの色への信心(その神自身のマナ・コストの中のマナ・シンボルも含める)によって、クリーチャーが戦場に出るたびに誘発する能力に関して、クリーチャーが戦場に出たのかそうでないのかを決定する。

⇒神のカードは手札にある間は常にクリーチャーとして扱いますが、戦場に出る場合は信心によって伝説のクリーチャー・エンチャントとして出るか、伝説のエンチャントとして出るかが変わります。

信心を満たしていないと誘発しないので、「クリーチャーが戦場に出た際に誘発する能力を持つカード」が出ている場合などは注意しましょう。細かいことを言うと、信心を達成していない状態でキャストした場合は、スタック上にある間はクリーチャー、着地した瞬間に「伝説のエンチャント」として場に出ることになります。複雑ですね。

 

 

神が攻撃しているかブロックしていて、それがクリーチャーでなくなったなら、それは戦闘から取り除かれる。その戦闘中にそれが再びクリーチャーになったとしても、それが再び戦闘に加わることはない。

⇒書いてあることはそのままですが、非常に重要なルールです。除去呪文などで攻撃orブロックに参加している神がクリーチャーでなくなった場合、即座に戦闘から取り除かれます。一度クリーチャーでなくなってしまったら、たとえ瞬速持ちクリーチャーなどを唱えて再び信心を達成しても、戦闘に復帰できません。

 

 

 

『星座』の押さえておくべきルーリング

オーラ・呪文を解決する時に、その対象が不適正であれば、それは解決されず代わりにオーナーの墓地に置かれる。それは戦場に出ないので、星座の能力は誘発しない。

⇒当然といえば当然なのですが、「星座」の能力はエンチャントが戦場に出ないと誘発しません。

オーラの場合は注意が必要で、対象が不適正の場合は「戦場に出ずに」墓地に行ってしまうので、星座の能力が誘発しないことになります。

 

 

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『テーロス還魂記』:2020年1月24日発売
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参考

公式:『テーロス還魂記』リリースノート

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