『エルドレインの王権』:これだけは押さえておきたいルーリング
『エルドレインの王権』のプレリリースは目前!本セットでは新たなカードデザインとして「当事者カード(出来事を持つカード)」が登場。今回は公式から発表されているリリースノートから、「これだけは押さえておきたいルーリング」について解説!
新しいルールや能力を持つカードが導入された際は、誰しも混乱するもの。忙しくて時間が取れないプレイヤーも、とりあえず赤字(太字)の部分さえ押さえておけばこれで安心!
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当事者カードのルーリング(リリースノートより)
当事者カードは、スタック上を除きすべての領域でクリーチャー・カードである。出来事として唱えられていないなら、スタック上でもクリーチャー・カードである。それらの状況では代替の特性は無視する。たとえば、あなたの墓地にある間は、《巨人落とし》は、点数で見たマナ・コストが1の白のクリーチャー・カードである。これを《神秘の聖域》の誘発型能力の対象とすることはできない。
⇒当事者カードは、通常は「クリーチャー・カード」として扱う。したがって、デッキからクリーチャー・カードを探して手札に加えるようなカードで探すことが可能。一方、たとえ出来事(ソーサリー)を持っていても、ソーサリーを参照するようなカードの場合は探せない。
当事者カードの点数で見たマナコストは、基本的にクリーチャーのマナコストを参照する。例えば、上記の《銀炎の従者》の(ライブラリーや手札にある場合の)点数で見たマナ・コストは「2」である。
呪文を出来事として唱えるときには、代替の特性を使用し、カードの通常の特性は無視する。その呪文の色、マナ・コスト、点数で見たマナ・コストなどは、代替の特性のみによって決定する。その呪文がスタックを離れるなら、それは即座にそれの通常の特性を使用するように戻る。
⇒前述したように、当事者カードは基本的にクリーチャー・カードとして扱う。ただし、「出来事」として唱え、そのカードがスタック上にあるときだけ「出来事」に書かれたマナコストやカード・タイプとして扱う。
呪文が出来事として唱えられたなら、それの解決時に、それのコントローラーはそれをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。それが追放され続けているかぎり、そのプレイヤーはそれをクリーチャー・呪文として唱えてもよい。出来事・呪文が、解決以外の方法でスタックを離れる場合(たとえば、それが打ち消されたり、それの対象がすべて不適正になって解決されなかったりする場合)には、そのカードは追放されず、その呪文のコントローラーが後でそれをクリーチャー・呪文として唱えることもできない。
当事者カードが、解決中にそれ自身によって追放される以外の理由によって追放領域に移動したなら、あなたはそれをクリーチャー・呪文として唱える許諾を得られない。
⇒当事者カードを出来事として唱え、それが正常に解決されたときのみ、そのカードを追放する。カウンターされた場合や対象不成立の場合は追放されず墓地に置かれる。追放領域にある当事者カードをクリーチャー呪文として唱えられるのは、自身の解決によって追放されたときだけ。他のカードの能力や効果によって当事者カードを追放したとしても、追放領域からクリーチャーとして唱えることはできない。
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『エルドレインの王権』:2019年10月4日発売
●日本語版:
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参考
●公式:『エルドレインの王権』リリースノート