デッキリスト
繁栄ハイドラ by kng
Creatures (20) 4 Walking Ballista 4 Arbor Elf 3 Primordial Hydra 4 Voracious Hydra 4 Hydroid Krasis 1 Polukranos, World Eater Spells (20) 4 Condescend 2 Pull from Tomorrow 4 Serum Visions 4 Utopia Sprawl 2 Wildest Dreams 4 Unbound Flourishing | Lands (20) 3 Island 7 Forest 4 Misty Rainforest 2 Waterlogged Grove 4 Breeding Pool Sideboard (0) |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4:《歩行バリスタ》
4:《東屋のエルフ》
3:《始源のハイドラ》
4:《大食のハイドラ》
4:《ハイドロイド混成体》
1:《世界を喰らう者、ポルクラノス》
【スペル】
4:《卑下》
2:《明日からの引き寄せ》
4:《血清の幻視》
4:《楽園の拡散》
2:《途方もない夢》
4:《解き放たれた繁栄》
【土地】
3:《島》
7:《森》
4:《霧深い雨林》
2:《冠水樹林帯》
4:《繁殖池》
【サイドボード】
スポンサーリンク
解説
Unbound Flourishing / 解き放たれた繁栄 (2)(緑)
エンチャント
あなたがマナ・コストに(X)を含むパーマネント呪文を唱えるたび、そのXの値を2倍にする。
あなたがインスタントかソーサリーである呪文を唱えるか起動型能力を起動するたび、その呪文のマナ・コストかその能力の起動コストが(X)を含む場合、その呪文か能力をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
Hydroid Krasis / ハイドロイド混成体 (X)(緑)(青)
クリーチャー — クラゲ(Jellyfish) ハイドラ(Hydra) ビースト(Beast)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたはXの半分の点数のライフを得て、カードをXの半分の枚数引く。それぞれの端数は切り捨てる。
飛行、トランプル
ハイドロイド混成体は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
0/0
「ハイドラ」の歴史は古く、初出は『リミテッド・エディション』の《Rock Hydra》まで遡る。最近のカードでは《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》が最も有名なハイドラとなったが、大抵はマナコストに「X」を含み、払ったマナに応じて+1/+1カウンターが乗るものが多い。そんなハイドラクリーチャーを多く採用し、モダン向けにチューンしたデッキが登場。その名も「繁栄ハイドラ」だ!
《始源のハイドラ/Primordial Hydra(M13)》
《大食のハイドラ/Voracious Hydra(M20)》
《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》
《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》
クリーチャーを見てみると、《始源のハイドラ/Primordial Hydra(M13)》《大食のハイドラ/Voracious Hydra(M20)》《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》などのハイドラ達のほか、《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》のような「Xの値が大きいほど多くのメリットを享受できる」クリーチャーが多く採用されている。
これらのカードはマナコストが可変のため、状況に応じてフレキシブルに対応できるクリーチャーでもあるのだが…これは専用デッキ。もちろんそんなケチな戦術は採用しない。Xは大きければ大きいほど良いのだから、Xの値を膨れ上がらせて巨大なハイドラを叩きつければ勝てるだろうというシンプルなプランだ。
《解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing(MH1)》
それを可能にするのが、『モダンホライゾン』で登場した《解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing(MH1)》。
マナコストにXを含む呪文を唱えた際、その値を倍にするカードだ。クリーチャーの大半をX呪文で固めているため、このデッキにおいては使えるマナが実質倍になるようなもの。このカードこそ「繁栄ハイドラ」のキーカードであり、《血清の幻視/Serum Visions(CN2)》でライブラリーを掘り進めつつ、《東屋のエルフ/Arbor Elf(A25)》や《楽園の拡散/Utopia Sprawl(A25)》といったマナ加速でこのカードの早急な着地を狙う。
《卑下/Condescend(IMA)》
《明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrow(AKH)》
《途方もない夢/Wildest Dreams(KLD)》
《解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing(MH1)》が設置できれば、あとはイージーゲーム。前述したハイドラ達をありったけのマナで叩きつければ、瞬く間に戦場を制圧できるはずだ。
また、このデッキは《解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing(MH1)》の効果範囲がデッキ全体に及ぶよう、カウンターは《卑下/Condescend(IMA)》、ドローソースは《明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrow(AKH)》、墓地回収は《途方もない夢/Wildest Dreams(KLD)》と、スペルの大半までX呪文で固めている。いずれも《解き放たれた繁栄/Unbound Flourishing(MH1)》設置下であれば強烈な効果を生み出すが、例え序盤~中盤に撃ったとしても、後から《途方もない夢/Wildest Dreams(KLD)》で回収できるのが強みだ。
これまで、どちらかといえばマイナーな部類の部族であった「ハイドラ」達。『モダンホライゾン』がもたらした1枚によって、ここまでデッキとして昇華するのだからマジックは面白い。これからのセットで新たなハイドラが出る度に強化されていくので、X呪文に魅せられたプレイヤーは是非!
参考
繁栄ハイドラ(The X) by kng
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1584887/