デッキリスト
エアフォース by Atsushi Ito(@matsugan)
Creatures (28) 4 Duskborne Skymarcher 4 Rustwing Falcon 4 Healer's Hawk 4 Zephyr Gull 4 Pteramander 4 Siren Stormtamer 4 Artificer's Assistant Spells (12) 4 Favorable Winds 4 Unbreakable Formation 4 Rally of Wings | Lands (20) 4 Hallowed Fountain 4 Glacial Fortress 6 Plains 6 Island Sideboard (0) |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
4 薄暮まといの空渡り
4 錆色翼の隼
4 癒し手の鷹
4 微風カモメ(※Arena)
4 プテラマンダー
4 セイレーンの嵐鎮め
4 工匠の助手
【スペル】
4 順風
4 不敗の陣形
4 翼の結集
【土地】
4 神聖なる泉
4 氷河の城砦
6 平地
6 島
【サイドボード】
なし
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解説
Rustwing Falcon / 錆色翼の隼 (白)
クリーチャー — 鳥(Bird)
飛行
1/2
Favorable Winds / 順風 (1)(青)
エンチャント
あなたがコントロールする飛行を持つクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
紙束MTGが敬愛してやまない鬼才:まつがん氏が提示したデッキは、奇しくも私がひっそりと調整を続けていたデッキとほぼ似たような構成であった。ネタが丸被りしてしまい悔しい思いでいっぱいだが、氏が名付けたデッキ名には脱帽するしかない。紹介しよう、「エアフォース」だ!
エアフォースの正体は、いわゆる「飛行ウィニー」だ。
実は、今のスタンダード・カードプールは「1マナの飛行クリーチャー」のラインナップが非常に多い。白には《薄暮まといの空渡り/Duskborne Skymarcher(XLN)》《錆色翼の隼/Rustwing Falcon(M19)》《癒し手の鷹/Healer's Hawk(GRN)》が。そして青には《プテラマンダー/Pteramander(RNA)》《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer(XLN)》《工匠の助手/Artificer's Assistant(DOM)》が存在する。そして忘れがちだが、MTGアリーナという環境であれば《微風カモメ/Zephyr Gull》というアリーナ限定カードが使えてしまうのだ。
1マナの飛行ウィニー・クリーチャーが7種類。うち鳥・クリーチャーは4種類で、これはもう「鳥デッキ」と言って差し支えないレベルだ。まさか現代のスタンダード環境で、バード・ウィニーが組めるとは…。鳥・クリーチャーの熱狂的なコレクターである私だが、このデッキを紹介できることを誇りに思いたい。なんと良い時代なのだ…。
さて、たとえ豊富なフライヤーを並べたところで、それらのパワーは非常に低い。それらをバックアップするのが、《順風/Favorable Winds(XLN)》《翼の結集/Rally of Wings(WAR)》《不敗の陣形/Unbreakable Formation(RNA)》の3枚だ。《順風/Favorable Winds(XLN)》は飛行クリーチャー専用の《栄光の頌歌/Glorious Anthem(USG)》であり、《翼の結集/Rally of Wings(WAR)》はこのデッキにおいては僅か2マナで凄まじい打点を叩き出す。
《不敗の陣形/Unbreakable Formation(RNA)》は基本的にはメイン・フェイズに撃って+1/+1カウンターを全軍に乗せて強化しつつ、破壊不能を付与することで強引にダメージを通すためのカード。緊急時には相手の除去に合わせて撃つことも可能で、攻守に渡って活躍するカードだ。これらのカードで強引にフライヤーのサイズを上げ、フルスロットルで相手を殴り倒すのがこの「エアフォース」というデッキなのだ。
こっそり私もアリーナで調整して使っているデッキなのだが、白単や赤単のような非常に前のめりな動きが特徴といえる。
【このデッキの弱点】
①相手の盤面には一切干渉できないため柔軟性がほぼゼロに等しい
②3種類の強化手段を引けないと秒で負ける
しかし、上記のような弱点があり、残念ながらあまり有利なマッチアップは少ない。ただ、速度は非常に速いので、相手の動きがもたつくと速やかにライフを削り取ってくれる。速度を捨てて、盤面に干渉できるカードと入れ変えるか悩ましいところ。
参考
エアフォース by Atsushi Ito(Twitter/ @matsugan)
※敬称略