『灯争大戦』プレリリース/リミテッド対策：白の優良コモン・アンコモンまとめ

『灯争大戦』リミテッド向け：優良コモン・アンコモンを押さえよう

これまで、コモン・アンコモンの除去一覧、コンバット・トリック一覧、リミテッド・アーキタイプ案と『灯争大戦』リミテッド向け記事をいくつか投稿したが、今回は更に忙しい人向けに各色のプレイアブルな優良コモン・アンコモンをまとめた。前回の記事で紹介したようなアーキタイプ通りのデッキを組むのは難しいプールでも、各色の強力なカードを把握しておけば、強いデッキを組むのが非常に楽になる。

特にプレリリースイベントはマジックのイベントの中でも非常にカジュアルで緩めなもの。時期的にも、今回は『MTGアリーナ』からマジックに触れ、リアル店舗での大会イベントに初参加するプレイヤーも多いはずだ。プレリリース時には是非この記事をスマホかタブレットで眺めながら、自分のカードプールとにらめっこしてほしい。

今回は「白」の優良コモン・アンコモン編。さっそく見ていこう！

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『灯争大戦』：白の優良コモン

白は全体的に優良コモンが多め。

除去編で紹介した、《神聖なる矢/Divine Arrow(WAR)》と《放浪者の一撃/Wanderer's Strike(WAR)》という強めの除去2枚があるのが強み。《法ルーンの執行官/Law-Rune Enforcer(WAR)》は制約があって無いようなタッパーで、一度戦場に出してしまえば無条件で相手の最強クリーチャーを寝かせられる。《信頼あるペガサス/Trusted Pegasus(WAR)》は3マナ2/2フライヤーでありながらも味方を飛ばす能力付き。ライフを削るのはもちろん、プレインズウォーカーを落としやすくなるため非常に優秀なカード。そういった意味では飛行持ちの《執行官のグリフィン/Enforcer Griffin(WAR)》の評価を少し上げてもよいか。

《立ち上がる民衆/Rising Populace(WAR)》は最初の1個が乗るのが遅いが、放っておくと5/5や6/6といったサイズになり得るクリーチャー。相方の色にもよるが、動員持ちのカードが多く取れたなら点数は大きく上がりそう。

『灯争大戦』：白の優良アンコモン

白の優良アンコモンは少なめで、除去編でも紹介した2枚。

《ギデオンの勝利/Gideon's Triumph(WAR)》は貴重な確定除去。若干の使いづらさはあるが、シングルシンボルかつ2マナという軽さは魅力。《牢獄領域/Prison Realm(WAR)》はクリーチャーのみならずプレインズウォーカーまで対処できるため、この環境では対象に困らない。おまけの占術も〇。

次点では、《奉謝の亡霊/Grateful Apparition(WAR)》や《陽刃の天使/Sunblade Angel(WAR)》あたり。組み合わせる色次第になるが、+1/+1カウンターを乗せられるカードが多く取れれば評価点アップ。

『灯争大戦』白：総評

全体的に見て、白はデザインされたシナジー要素が少なめと言える。（白青ならフライヤー、白黒はライフゲイン、白緑で増殖？）

その代わりに単体でも強い飛行クリーチャーや汎用性の高い除去が豊富に用意されており、どちらかといえば単体のスペックの高さで勝負するような印象。《黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade(WAR)》や《永遠神オケチラ/God-Eternal Oketra(WAR)》といったリミテッド最強クラスのボムレアもふんだんにあり、シナジーを意識しなくともそれなりのデッキが組めそうな色だ。

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参考

●公式：『灯争大戦』カードイメージギャラリー
https://magic.wizards.com/ja/content/%E3%80%8E%E7%81%AF%E4%BA%89%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%80%8F