デッキリスト
ティムールモンスターズ by John Roberts II
Creatures (23) 2 Combustible Gearhulk 2 Verdurous Gearhulk 3 Altered Ego 2 Champion of Wits 2 Glorybringer 4 Rogue Refiner 4 Servant of the Conduit 4 Woodland Wanderer Spells (14) 2 Chandra, Torch of Defiance 4 Abrade 2 Blossoming Defense 1 Onward 2 Unsummon 3 Oath of Nissa | Lands (23) 4 Forest 1 Island 2 Mountain 4 Aether Hub 4 Botanical Sanctum 2 Cinder Glade 2 Game Trail 1 Hashep Oasis 1 Lumbering Falls 2 Spirebluff Canal Sideboard (15) 2 Scaled Behemoth 2 Dispel 2 Invasive Surgery 1 Negate 1 Onward 2 Hour of Devastation 2 Kari Zev's Expertise 3 Radiant Flames |
解説
《焼却の機械巨人/Combustible Gearhulk(KLD)》や《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》など、ティムールカラーの強力な重量級のクリーチャー陣を次々に叩きつけるデッキがこの「ティムールモンスターズ」。スタンダードにおける4~6マナ域のパワフルなクリーチャー達を送り込んでいく動きは、実に豪快だ!
Rogue Refiner / ならず者の精製屋 (1)(緑)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
ならず者の精製屋が戦場に出たとき、カードを1枚引き、あなたは(E)(E)(エネルギー・カウンター2個)を得る。
3/2
Champion of Wits / 機知の勇者 (2)(青)
クリーチャー — ナーガ(Naga) ウィザード(Wizard)
機知の勇者が戦場に出たとき、あなたはこれのパワーに等しい枚数のカードを引いてもよい。そうしたなら、カード2枚を捨てる。
永遠(5)(青)(青)((5)(青)(青),あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと永遠を持たない黒の4/4のゾンビ(Zombie)・ナーガ(Naga)・ウィザード(Wizard)であることを除き、これのコピーであるトークンを1体生成する。永遠はソーサリーとしてのみ行う。)
2/1
リストを見ればわかるようにこのデッキは全体的に重いため、「序盤のマナ加速」と「序盤〜中盤を凌ぐ」動きが重要となる。マナ加速はフル投入された《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》が担い、序盤〜中盤は《ならず者の精製屋/Rogue Refiner(AER)》や《機知の勇者/Champion of Wits(HOU)》でアドバンテージを稼ぎつつ、ブロッカーとして立たせて凌ぐ。
特に『破滅の刻』で手にした《機知の勇者/Champion of Wits(HOU)》は永遠を持っているため、積極的にチャンプブロック要因として使っていける。序盤こそ手札のルーティングにしかならないが、後半に永遠能力を起動すれば4/4のサイズに4ドロー+2ディスカード。アドバンテージの塊のようなカードだ。
《削剥/Abrade(HOU)》や《送還/Unsummon(HOU)》などの軽量呪文も採用されており、これらのカードで相手の脅威に対処しながら、マナが溜まったら反撃へ。フィニッシャー級のクリーチャーを連打していこう。
Combustible Gearhulk / 焼却の機械巨人 (4)(赤)(赤)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
先制攻撃
焼却の機械巨人が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは「あなたはカードを3枚引く。」を選んでもよい。そうしないなら、あなたのライブラリーの一番上からカードを3枚あなたの墓地に置き、その後焼却の機械巨人はそのプレイヤーに、それらのカードの点数で見たマナ・コストの合計に等しい点数のダメージを与える。
6/6
Verdurous Gearhulk / 新緑の機械巨人 (3)(緑)(緑)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
トランプル
新緑の機械巨人が戦場に出たとき、あなたがコントロールする望む数のクリーチャーを対象とし、それらの上に4個の+1/+1カウンターを望むように割り振って置く。
4/4
フィニッシャーとして用意されているのは、まず《焼却の機械巨人/Combustible Gearhulk(KLD)》《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》の2枚。《焼却の機械巨人/Combustible Gearhulk(KLD)》は採用しているデッキが少ないが、3ドローになれば後続のモンスター達を補充、バーンになれば相手のライフをごっそりと持っていける。選択権が相手にあるとはいえ、重量級のカードを多数採用したこのデッキにおいては非常にマッチした1枚。
Woodland Wanderer / 放浪する森林 (3)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
警戒、トランプル
収斂 ― 放浪する森林は、これを唱えるために支払われたマナの色1色につき+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
2/2
Altered Ego / もう一人の自分 (X)(2)(緑)(青)
クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
もう一人の自分は打ち消されない。
あなたはもう一人の自分を、追加の+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出ることを除いて、戦場に出ているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。
0/0
変わり種としては《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》と《もう一人の自分/Altered Ego(SOI)》に注目。《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》はこのデッキにおいては4マナ5/5~6/6のサイズが見込め、素晴らしいコストパフォーマンスが期待できる。
《もう一人の自分/Altered Ego(SOI)》はあまり見かけないカードだが、戦場のクリーチャーのコピーとして出せる。5マナ以上で撃てば+1/+1カウンターが乗った状態で場に出るため、相手の強力なクリーチャーを対象にしてもサイズ負けすることが無いのが特徴。もちろん自分の強力なクリーチャーを水増しすることもできるので、見た目以上に活躍の幅は広い。
強力なクリーチャーを叩きつけて勝利するタイプのデッキながら、ティムールカラーにまとめたことで《ならず者の精製屋/Rogue Refiner(AER)》《機知の勇者/Champion of Wits(HOU)》を採用でき、アドバンテージの獲得も得意なデッキに仕上がっている。「大型クリーチャーによるビートダウンが好きだけど、アドバンテージも取りたい!」というような欲張りなプレイヤーにオススメだ。
参考
Temur Monsters by John Roberts II
StarCityGames.com Standard Open(2017/07/15):24th
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=114788