デッキリスト
UB即席巨像 by BU_KONN
Creatures (11) 1 Elder Deep-Fiend 4 Foundry Inspector 2 Herald of Anguish 4 Metalwork Colossus Spells (26) 3 Baral's Expertise 2 Yahenni's Expertise 3 Fatal Push 4 Cultivator's Caravan 4 Hedron Archive 4 Metalspinner's Puzzleknot 4 Prophetic Prism 2 Skysovereign, Consul Flagship | Lands (23) 3 Aether Hub 1 Fetid Pools 2 Inventors' Fair 4 Island 4 Sanctum of Ugin 1 Sea Gate Wreckage 4 Spire of Industry 4 Swamp Sideboard (15) 1 Herald of Anguish 2 Dispel 4 Metallic Rebuke 4 Tezzeret's Touch 4 Thought-Knot Seer |
解説
Herald of Anguish / 艱苦の伝令 (5)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)
即席(あなたのアーティファクトが、この呪文を唱える助けとなる。あなたはあなたのアーティファクトをタップして、1個あたり(1)の支払いに代えてもよい。)
飛行
あなたの終了ステップの開始時に、各対戦相手はそれぞれカード1枚を捨てる。
(1)(黒),アーティファクト1つを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-2/-2の修整を受ける。
5/5
Metalwork Colossus / 金属製の巨像 (11)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
金属製の巨像を唱えるためのコストは(X)少なくなる。Xはあなたがコントロールするクリーチャーでないアーティファクトの点数で見たマナ・コストの合計に等しい。
アーティファクトを2つ生け贄に捧げる:あなたの墓地から金属製の巨像をあなたの手札に戻す。
10/10
ひとたび戦場に着地すれば、恒久的にアドバンテージに差をつけられる《艱苦の伝令/Herald of Anguish(AER)》と、絶大なパンチ力を持つ《金属製の巨像/Metalwork Colossus(KLD)》。どちらも戦場にアーティファクトを並べることでコスト軽減できるカードだが、その相性に着目した即席+巨像のハイブリッドデッキがこの「UB即席巨像」だ。MOにて5-0していた最新のリストを紹介しよう。
即席メカニズムや《金属製の巨像/Metalwork Colossus(KLD)》を使うからには、アーティファクトを戦場にばらまいていく必要がある。採用されているのは、まずマナ加速に使える《耕作者の荷馬車/Cultivator's Caravan(KLD)》と《面晶体の記録庫/Hedron Archive(BFZ)》。特に後者は《金属製の巨像/Metalwork Colossus(KLD)》巨像のコストを4軽減しつつ、自身が2マナを出せるため、実質コストを6マナ分軽減できるようなものだ。続いて《金属紡績工の組細工/Metalspinner's Puzzleknot(KLD)》と《予言のプリズム/Prophetic Prism(KLD)》は軽量かつハンド・アドバンテージを失わずに戦場に出せるため、フル投入されている。
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最後のアーティファクトは、《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship(KLD)》。少しでも時間を稼ぎたいこのデッキにとって、戦場に出た際の3点ダメージはありがたい。また、《金属製の巨像/Metalwork Colossus(KLD)》は回避能力を持っていないため、戦場に出せてもチャンプブロックによりダメージを通しにくいケースもある。《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship(KLD)》は、盤面によっては巨像を搭乗させて効率的にダメージを通す手段にもなる。
これらのアーティファクトを《鋳造所の検査官/Foundry Inspector(KLD)》の能力でコストを軽減しながらばら撒いて、早めのターンで《艱苦の伝令/Herald of Anguish(AER)》と《金属製の巨像/Metalwork Colossus(KLD)》を叩きつけて勝利する…というのが基本的な動きとなる。
これまでも「グリクシス即席」「ターボ巨像」などのデッキを取り上げたが、即席ギミックや《金属製の巨像/Metalwork Colossus(KLD)》に寄せると、《発火器具/Implement of Combustion(AER)》や《霊気装置の設計図/Servo Schematic(AER)》などが採用されがちだ。しかしこのデッキでは単体でのカードパワーが低いアーティファクトは極力採用しておらず、空いたスロットに詰め込まれているのは除去である。定番の軽量除去である《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》はもちろん、全体除去である《バラルの巧技/Baral's Expertise(AER)》と《ヤヘンニの巧技/Yahenni's Expertise(AER)》が多めに採用されており、クリーチャーを横に並べるデッキを意識した構成になっている。
サイド後は《金属の叱責/Metallic Rebuke(AER)》や《払拭/Dispel(BFZ)》といったカウンターや、ピンポイントに脅威を抜ける《難題の予見者/Thought-Knot Seer(OGW)》など、ややコントロール対策に寄せたラインナップ。また、サイド後に除去を抜いた相手に対し、《テゼレットの手法/Tezzeret's Touch(AER)》を投入することで早いターンからアグレッシブに殴るプランを取ることも可能だ。
参考
COMPETITIVE STANDARD CONSTRUCTED LEAGUE:5-0
UB即席巨像 by BU_KONN
http://magic.wizards.com/ja/node/1158506