デッキリスト
バントピリ=パラ(バントカカシコンボ) by Rendroc
解説
まだマイナー部族の域を出ない「カカシ」。この「バントピリ=パラ」は、カカシの中でも珍しい、アンタップ・シンボルを持つ《ピリ=パラ/Pili-Pala(SHM)》と、《大建築家/Grand Architect(SOM)》のコンボを利用したコンボデッキだ。
序盤は《貴族の教主/Noble Hierarch(MM2)》でマナ加速をしつつ、《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》で《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》や《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives(5DN)》をサーチしながら耐える。《呪文滑り/Spellskite(NPH)》もアグロデッキに対する壁となって活躍する。先出ししておけば、後々コンボパーツを守るための盾になるため率先して戦場に出したい。
《血清の幻視/Serum Visions(MM3)》によってライブラリーを掘り進めつつ、《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を使ってコンボパーツである《ピリ=パラ/Pili-Pala(SHM)》と《大建築家/Grand Architect(SOM)》を戦場に揃えたらコンボスタート。この2枚を揃えると、以下のような動きができる。
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①まず、《大建築家/Grand Architect(SOM)》の能力で青1マナを支払い、《ピリ=パラ/Pili-Pala(SHM)》を青のクリーチャーに変える。②続いて《大建築家/Grand Architect(SOM)》の能力で《ピリ=パラ/Pili-Pala(SHM)》をタップし、無色2マナを得る。③得られたこの2マナを使い、タップ状態の《ピリ=パラ/Pili-Pala(SHM)》をアンタップし、好きな色の1マナを得る。以下、②~③の手順を繰り返すことで、無色の無限マナを得ることができる。
この《ピリ=パラ/Pili-Pala(SHM)》+《大建築家/Grand Architect(SOM)》のコンボによって得られた無限マナは、《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》につぎ込んでゲームエンドだ。コンボに依存したデッキだが、《集合した中隊/Collected Company(DTK)》のお陰で不意を突いてパーツを揃えることも可能なため、奇襲性にも優れる。《血清の幻視/Serum Visions(MM3)》でライブラリートップを整え、相手ターンのエンド時に《集合した中隊/Collected Company(DTK)》から一気にコンボに入ることができれば、最高に気持ちいいはずだ。
参考
MTG GOLDFISH Instant Deck Tech: Bant Pili-Pala (Modern)
https://www.mtggoldfish.com/articles/instant-deck-tech-bant-pili-pala-modern