デッキリスト
黒赤ハンドレスアグロ by DIEFI00
Creatures (20) 4 Bloodrage Brawler 4 Bomat Courier 4 Dread Wanderer 4 Hazoret the Fervent 4 Scrapheap Scrounger Spells (18) 4 Alms of the Vein 4 Fiery Temper 2 Shock 4 Unlicensed Disintegration 4 Key to the City | Lands (22) 4 Foreboding Ruins 7 Mountain 4 Smoldering Marsh 7 Swamp Sideboard (15) 2 Shock 1 Chandra, Torch of Defiance 1 Kalitas, Traitor of Ghet 4 Lay Bare the Heart 2 Lightning Axe 2 Release the Gremlins 1 Sweltering Suns 2 Trespasser's Curse |
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解説
一足先に「アモンケット」のカードが使用可能だったマジックオンラインにおいて、新スタンダード環境のアグロデッキが産声を挙げた。名付けて「黒赤ハンドレスアグロ」だ。
一般的に、「アグロ」に寄せると手札消費が激しくなり、序盤の猛攻を凌がれるとリソース勝負で負けやすい弱点を持つ。この「黒赤ハンドレスアグロ」も高速アグロの部類だが、このデッキは能動的に手札を捨てる能力+マッドネスの組み合わせでアドバンテージを稼ぎつつ、「戦慄の放浪者」「熱烈の神ハゾレト」という「手札が1枚以下の状況がメリットになるカード」を用いることで、その弱点をカバーしている。
このデッキは、1ターン目に「ボーマットの急使」「戦慄の放浪者」、2ターン目には「屑鉄場のたかり屋」「血怒りの喧嘩屋」といった軽量クリーチャーを次々と展開し、相手にプレッシャーをかけていく。「戦慄の放浪者」「屑鉄場のたかり屋」は墓地から復活する能力を持ち合わせており、相手からすれば対処しにくいクリーチャーだ。「ショック」や「無許可の分解」などで邪魔な相手クリーチャーをどけつつ、こちらのアタックを強引に通して相手のライフを攻めていき、最後は「熱烈の神ハゾレト」で蓋をする…というのがこのデッキの主な動きとなる。
「熱烈の神ハゾレト」の速攻能力を生かすため、「できるだけ高速、且つ効果的に」手札をダンプしていく動きが求められる。「戦慄の放浪者」「熱烈の神ハゾレト」の2枚を有効活用するために手札を1枚以下に減らす必要があるが、仮に土地を多めに引いても、「血怒りの喧嘩屋」「街の鍵」という能動的にカードを捨てる手段があるため安心。なお、ディスカードの際に「癇しゃく」をマッドネス・コストで唱えられるとなお美味しい。
非常に前のめりな動きと、「熱烈の神ハゾレト」の能力がよく嚙み合ったデッキだ。「守護フェリダー」の禁止によって揺れ動くスタンダードの戦場を、このアグロデッキで駆け抜けるのはいかかだろうか。
参考
MO COMPETITIVE STANDARD CONSTRUCTED LEAGUE:5-0
http://magic.wizards.com/ja/node/1153516