デッキリスト
スゥルタイフェアリー by HJ_KAISER
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解説
「フェアリー」といえば主戦場はモダンというのが一般的であろう。
相手を妨害しつつも、止めにくい飛行クロックを並べて殴り勝つフェアリー。モダンで既に活躍しているデッキを、レガシーの豊富なカードで肉付けすれば、更に強力なデッキになるはずだ。そう言わんばかりにレガシーに殴り込み、結果を残したのがこの「スゥルタイフェアリー」だ。
デッキリストを見てみると、「青黒フェアリーに緑を足した」という印象が強い。「ヴェンディリオン三人衆」「呪文づまりのスプライト」「誘惑蒔き」といったお馴染みのフェアリー達はもちろん、緑を取り入れたことで強力なクリーチャー採用できるようになった。「トレストの使者、レオヴォルド」は青殺しの代表格であるし、「トレストの密偵長、エドリック」はブロックされにくいフェアリーと組み合わさることで膨大なハンド・アドバンテージを生み出す。「スクリブのレインジャー」は「呪文づまりのスプライト」の大切なフェアリーカウントとしての仕事だけでなく、ゲーム後半に「死儀礼のシャーマン」の能力を複数回起動してライフを詰めに行ったり、相手の「不毛の大地」に合わせることで自分の土地を手札に逃がすこともできる渋いカードといえる。
緑のクリーチャーを多く採用したことで「緑の太陽の頂点」によるシルバーバレット戦術も取れるようになり、一般的なモダンでイメージされる「フェアリー」とは動きが大きく異なる仕上がりだ。モダンのデッキをレガシー向けにチューンする。このアイディアは他のデッキを大きく化けさせるヒントになりそうだ。
参考
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-legacy-constructed-league-2017-04-13