デッキリスト
ティタニアガルガドン by Ikegami Akira
解説
なんだこのデッキは―。
これがこのリストを見たときの正直な感想だ。「アルゴスの庇護者、ティタニア」や「オークの木こり」など、通常のデッキでは見たことのないようなカードが多数採用されている。いったいどんなデッキなのかとそれぞれのカードのシナジーを読み解いていくと…なるほど!これは非常にエキサイティングなデッキだったのだ。
このデッキのキーカードは、間違いなく「アルゴスの庇護者、ティタニア」だ。「アルゴスの庇護者、ティタニア」は、①戦場に出た際に墓地にある土地カードを場に戻す効果と、②自分の土地が墓地に置かれると5/3のエレメンタル・クリーチャー・トークンを場に出す効果を持つ。5/3のトークンを量産できる能力は非常に強力だが、フェッチランドを除き、単体では能動的に土地を墓地に送ることは難しい。そこで組み合わせるのが「オークの木こり」や「大いなるガルガドン」だ。
「オークの木こり」は土地を生け贄に捧げることで3マナも生み出せるし、「大いなるガルガドン」は土地を生け贄に捧げることで待機カウンターを1つ取り除ける。マジックにおいて土地を生け贄に捧げることは大きなデメリットだが、「アルゴスの庇護者、ティタニア」と組み合わせることでそれらは大きなメリット…いや、勝ち手段に変化する。一瞬で5/3トークンが盤面を埋め尽くし、ついでにガルガドンも待機が解けて、対戦相手を踏み潰すことだろう。
参考
http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD26019S/