デッキリスト
ジェスカイPWコントロール by ATELIER
Creatures (8) 1 Linvala, the Preserver 4 Spell Queller 3 Thraben Inspector Spells (25) 3 Chandra, Torch of Defiance 4 Gideon, Ally of Zendikar 2 Nahiri, the Harbinger 4 Harnessed Lightning 2 Immolating Glare 2 Negate 4 Shock 4 Stasis Snare | Lands (27) 4 Aether Hub 4 Inspiring Vantage 3 Island 3 Needle Spires 5 Plains 1 Port Town 4 Spirebluff Canal 3 Wandering Fumarole Sideboard (15) 2 Linvala, the Preserver 2 Negate 4 Dispel 2 Dragonmaster Outcast 2 Fragmentize 1 Quarantine Field 2 Release the Gremlins |
解説
MO PTQのデッキリストを眺めていると、機体やサヒーリコンボが溢れる中、27位に目を引くコントロールデッキが。それがこの「ジェスカイPWコントロール」だ。
「反逆の先導者、チャンドラ」「ゼンディカーの同盟者、ギデオン」「先駆ける者、ナヒリ」の3種類のプレインズウォーカー達を、合計9枚もぶち込んだデッキである。クリーチャーは僅か8枚、残りのスペルは2枚の「否認」と、「鑽火の輝き」「蓄霊稲妻」といったクリーチャー除去が14枚だ。序盤から相手のクリーチャーを捌き続け、相手のリソースが尽きた頃に制圧力の高いプレインズウォーカー達を叩きつければ、あとはどうにかなるだろうという「コントロールデッキらしい」コンセプト。ギデオンとチャンドラの優秀さは言わずもがな、「先駆ける者、ナヒリ」も+2能力から入れば非常に固いプレインズウォーカーであるし、-2能力は警戒持ちの「キランの真意号」が落とせない点が痛いものの、コントロールデッキの天敵である「屑鉄場のたかり屋」に対処できるのは優秀だ。また、ジェスカイカラーであり遅めのデッキなので「さまよう噴気孔」「鋭い突端」といったミシュラランドを多めに取ることができるのも嬉しい。
個人的には、カードの選択を見るにサヒーリコンボを強く意識した構成に見える。環境が固まってくれば次第に対策され、こうしたコントロールが少しずつ登場してくる。アモンケット発売までにメタがもう一度動くのか、それとも機体やサヒーリコンボの天下が続くのか。残り1か月のゲームの動きに期待したい。
参考
http://magic.wizards.com/ja/node/1131546