《真の後継者、ジャレッド・カルサリオン》のエッチングFoilに注目
さてさて、11月20日に発売したばかりの新セット:『統率者レジェンズ』、皆さん元気にパックを剥いているでしょうか?
『統率者』ファンにとってはボリューム満点の内容となっているこのセット、強力なカードが多数収録されているだけでなく、マジックでは初となる「エッチング仕様のFoilカード」が登場したことでも話題を呼んでいます。
この「エッチングFoil」は『ドラフト・ブースター』では封入率が非常に低く設定されていますが、『コレクター・ブースター』では1パックに3枚程度封入されています(枠無しPWが当たると2枚に減ります)。新規レジェンドだけでなく、過去の人気レジェンドも30種が再録されているため、該当するクリーチャーを統率者に設定しているプレイヤーには嬉しい仕様です。かくいう私も《浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician》と《オジュタイの龍語り、イーシャイ/Ishai, Ojutai Dragonspeaker》のエッチングFoil化には非常に興奮しております!
そんなエッチングFoilですが、ナヤカラーの新規カード、《真の後継者、ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion, True Heir(CMR)》に関する気になる噂が舞い込んできました。
本題に入る前にこの「ジャレッド・カルサリオン」について軽く触れておくと、彼はドミナリアの上座ドルイドの一族です。このカルサリオン一族の証として、体のどこかに「三日月状の痣」が現れるのが特徴で、ジャレッドの場合は右頬にあります。ジャレッドを主人公としたストーリーはARMADAコミックシリーズで展開されていて、1995年7月から2年ほどリリースされていました。マジック黎明期から存在するキャラクターですが、今回が初のカード化。残念ながら宿敵の「ラヴィデル」はまだカード化されていませんが、この2人を並べられる日を心待ちにしています。
そんなジャレッドですが、《真の後継者、ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion, True Heir(CMR)》の日本語版エッチングFoilは、どうもエラーカードが多いとのことなのです。
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本当にエラーカードが多いのか?
いやいや、まさかそんなことは無いだろうと思い自分のジャレッドを確認したところ、確かにカード名の印刷がおかしいです。
名前の印字が縦方向にずれていて、ブレたように見えてしまいます。
試しにもう1枚もチェック。
あら、こちらも名前の印字がずれてブレているように見えますね…。
私の手元には4枚のエッチングFoilがあったので全てチェックしていましたが、いずれもこのように名前の印字がずれてました。
私のコレクターブースターは同じショップで購入しているため、たまたま私が購入したロットがそうだった可能性は払拭できません。…というわけで某フリマアプリやオークションでジャレッドを探してみましたが、エラー扱いでの出品が山ほど見つかりました。他のカードに比べて圧倒的に数が多いので、これは偶然ではないでしょう。
なぜこうした結果になってしまったのか原因はわかりませんが、『統率者レジェンズ』初版の《真の後継者、ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion, True Heir(CMR)》のエッチングFoilは、高い確率で名前の印字ズレが発生していると結論付けて良さそうです。
ここまでエラーのものが溢れていると、逆が印字がずれていないものがあるのかが疑問です。数日中にコレクターブースターが届くので、そちらでもチェックしてみたいと思います!l