ロシアの風を感じたい
一度高まってしまった「パックを剥きたい衝動」は鎮まることなく、勢いに任せてロシア語版の『イコリア:巨獣の棲処』2Boxを購入しました。経済を回していけ。
何を隠そう、ロシア語版のシングルやパックをを買うことはあっても完全なBoxに手を出したのはこれが初めてです。『イコリア:巨獣の棲処』はイラストが綺麗なカードが多く、ロシア語のキリル文字が雰囲気にマッチしそうなカードが多く存在しています。また、TwitterやInstagramで多くの方のコレクションを拝見していますが、たまたま見かけたロシア語版Foilの「美しさ」にも惹かれて購入を決めました。
キリル文字の心得が無いのでBox側面のイコリア(と書いてあるであろう)文字すら読めませんが、これがロシアの風か…と一人余韻に浸りながら開封していきます。
目標はここでしか入手できないロシア語のゴジラシリーズFoilや、オシャレにサイドボードに忍ばせるための相棒クリーチャーのFoilなど。それでは早速開封!
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ロシア語版『イコリア:巨獣の棲処』:1箱目
これがロシア語版のボックストッパー!
ロシア語版のゴジラシリーズはここからしか入手できないので貴重ですね。こうして見ると日本語版は随分と優遇されています。
まずは1箱目のレア前半から。
個人的には《幼獣守り/Cubwarden(IKO)》のショーケース版が当たりです。見慣れたカードも言語が違うだけで印象が随分異なります。
続いてレアの後半を。
トライオームこそ少なめですが、《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker(IKO)》《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》《夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream Den(IKO)》《深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths(IKO)》と人気どころの相棒が軒並み揃ったので良かったです。
それにしてもロシア語版のカードは日本語版と比べて初期傷が少ない上、印刷の発色が良く、色乗りも綺麗です。インクの香りはちょっと独特。
神話レア、Foil、ボックストッパーを一気に並べています。
神話レアは4枚、人気どころを多く引けているのでなかなかの引きだと思います。レアFoilは《黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker(IKO)》《猟の頂点、スナップダックス/Snapdax, Apex of the Hunt(IKO)》《ケトリアのトライオーム/Ketria Triome(IKO)》という素晴らしすぎる引き。特に《猟の頂点、スナップダックス/Snapdax, Apex of the Hunt(IKO)》はフォルムが大好きなカードで、ショーケース版のFoilの光り方は特徴があって好きです。
お楽しみのボックストッパーはアンギラス。とりあえずコモン・アンコモンは回避できたので良かったかなぁと。
ロシア語版『イコリア:巨獣の棲処』:2箱目
続いて2箱目、レア前半からいきましょう。
資産としての見どころはやや少なめですが、発色が良いので惚れ惚れします。《ネスロイの神話/Mythos of Nethroi(IKO)》は特に言語とアートの雰囲気がマッチしていて好きです。
ショーケース枠1枚を含むトライオーム5枚!
相棒も沢山出てますし、中でも《孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard(IKO)》が綺麗。
神話枠はあまりパッとしませんが、《眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigy(IKO)》と《滑りかすれ/Slitherwisp(IKO)》のFoilは勝ちで良いかと!
ボックストッパーからはアンコモンゴジラでした。残念ながら神話Foilは出ず!
前述しましたが日本語版の初期傷に慣れきってしまったので、ロシア語版はやたら品質が高く感じてしまいました。発色の美しさも最高です!『イコリア:巨獣の棲処』の通常版ブースターはもう剥かないと決めていたのですが、「ロシア語版は別腹」として更に追いBoxしてしまいそう。経済を回していけ!