アモンケットのシールド環境をデータから読み解く
アモンケット:プレリリースの初日が終了したが、良い結果が残せただろうか? 見事勝利を収めたプレイヤーも、残念ながら結果が振るわなかったプレイヤーも、まだチャンスは残っている。プレリリース2日目(4/23日…本日だ!)が残っているし、セットが発売して間もなくゴールデンウィークに突入するということもあって、発売後もシールドやドラフトなどのリミテッド・イベントが各種店舗で開催される予定だ。
まだイベントが残っており需要がありそうなので、今回はリミテッド向けの攻略メモとして、アモンケットのリミテッド環境を数字データから読み解いてみた。特に今回はリミテッドの中心となるクリーチャーにフォーカスしている。本来であればこの記事はアモンケット:プレリリースの前日までにアップしたかったのだが…残念ながら間に合わず。どうかご容赦願いたい。
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アモンケットにおけるクリーチャーのマナ域
マナコスト | 白 | 青 | 黒 | 赤 | 緑 | 多色 | 無色 |
1マナ | 2 | 1 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 |
2マナ | 6 | 3 | 4 | 6 | 5 | 6 | 1 |
3マナ | 8 | 5 | 8 | 4 | 8 | 4 | 0 |
4マナ | 3 | 5 | 5 | 5 | 5 | 3 | 0 |
5マナ | 4 | 2 | 2 | 3 | 1 | 2 | 0 |
6マナ | 1 | 2 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 |
7マナ | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
8マナ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
各色合計 | 25 | 19 | 22 | 22 | 24 | 15 | 1 |
※PC表示もしくはiOSでの閲覧を推奨
まず、各色のクリーチャー(コモン~神話レア)全てをマナコストで分けると、上の表のようになる。各色ごとの「濃いマナ域」「薄いマナ域」が見えてくると思う。クリーチャーのラインナップという意味合いだけで言えば、白が25枚と最も多く、青が19枚と最も少ない。
マナコスト | 枚数 | 割合 |
1マナ | 10 | 7.8% |
2マナ | 31 | 24.2% |
3マナ | 37 | 28.9% |
4マナ | 26 | 20.3% |
5マナ | 14 | 10.9% |
6マナ | 6 | 4.7% |
7マナ | 3 | 2.3% |
8マナ | 1 | 0.8% |
さらに、マナコスト別にカードをまとめて集計すると…。
最も枚数の多いマナコストは3マナで、次いで2マナ、続いて4マナということが見えてくる。3マナ域は最も厚くなりやすいが、2マナを厚くし早めに寄せるか、4マナを厚くし後ろに寄せるか…。確率で言えば2マナと4マナは同程度の枚数が取れるはずなので、どちらのスピードに寄せていくかは重要なポイント。
アモンケットにおけるクリーチャーのパワー分布
パワー | 白 | 青 | 黒 | 赤 | 緑 | 多色 | 無色 |
パワー0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 |
パワー1 | 3 | 4 | 5 | 4 | 1 | 1 | 0 |
パワー2 | 10 | 6 | 6 | 6 | 4 | 7 | 1 |
パワー3 | 11 | 2 | 3 | 3 | 7 | 3 | 0 |
パワー4 | 1 | 2 | 5 | 6 | 4 | 3 | 0 |
パワー5 | 0 | 3 | 2 | 2 | 3 | 0 | 0 |
パワー6 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 |
パワー7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
各色合計 | 25 | 19 | 22 | 22 | 24 | 15 | 1 |
※PC表示もしくはiOSでの閲覧を推奨
パワー | 枚数 | 割合 |
パワー0 | 3 | 2.3% |
パワー1 | 18 | 14.1% |
パワー2 | 40 | 31.3% |
パワー3 | 29 | 22.7% |
パワー4 | 21 | 16.4% |
パワー5 | 10 | 7.8% |
パワー6 | 6 | 4.7% |
パワー7 | 1 | 0.8% |
続いて、クリーチャーのパワーに着目し、先ほどと同じように色別に分けてみた。そして更に、全てのクリーチャーを各パワー毎にまとめて分布を出してみると、パワー2が33.1%と圧倒的に多く、次点でパワー3が22.7%を占める。上記のデータから、タフネスが4あればパワー3以下のクリーチャー…つまり全体の70.4%のクリーチャーのアタックを止められるということになる。
ちなみに、もう少し欲張ってタフネス5の場合は全体の86.8%のアタックを止めることができ、逆にタフネス3では47.7%まで低下してしまう。タフネスの重要なラインは「4」だと覚えておこう。
アモンケットにおけるクリーチャーのタフネス分布
タフネス | 白 | 青 | 黒 | 赤 | 緑 | 多色 | 無色 |
タフネス0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
タフネス1 | 5 | 1 | 4 | 4 | 1 | 0 | 0 |
タフネス2 | 10 | 4 | 9 | 6 | 6 | 8 | 1 |
タフネス3 | 5 | 5 | 2 | 6 | 4 | 3 | 0 |
タフネス4 | 3 | 4 | 4 | 6 | 6 | 3 | 0 |
タフネス5 | 1 | 4 | 1 | 0 | 4 | 1 | 0 |
タフネス6 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 |
タフネス7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
各色合計 | 25 | 19 | 22 | 22 | 24 | 15 | 1 |
※PC表示もしくはiOSでの閲覧を推奨
タフネス | 枚数 | 割合 |
タフネス0 | 1 | 0.8% |
タフネス1 | 15 | 11.7% |
タフネス2 | 44 | 34.4% |
タフネス3 | 25 | 19.5% |
タフネス4 | 26 | 20.3% |
タフネス5 | 11 | 8.6% |
タフネス6 | 4 | 3.1% |
タフネス7 | 2 | 1.6% |
最後に、クリーチャーのタフネスに着目し、先ほどと同じように色別に分けてみた。更に、全てのクリーチャーをまとめて各タフネス毎に分布を出してみると、タフネス2が34.4%と圧倒的に多いことがわかる。次点のタフネス3とタフネス4はほぼ同じ割合で共に20%程度。
ラインを見極めるのが難しいが、パワーが3あればタフネス3以下のクリーチャー…つまり全体の66.4%のクリーチャーを突破(相打ち以上)できることになる。パワー2では46.9%まで下がり、パワー4まで得られれば86.7%まで突破できるクリーチャーの割合は増える。パワーの重要ラインは基本的に「3」で、もし「4」あればほとんどのクリーチャーを倒せることを覚えておこう。