【レビュー】限定カードセット：『Secret Lair Bundle（バンドル）』開封！

『Secret Lair Bundle（バンドル）』到着

先日の記事で触れ、到着待ちのステータスだった限定カードセット：「Secret Lair」のバンドルですが、ついに手元に届きました。

予想していた通り外箱の段ボールはベッコベコで、あと少しで中身がこぼれる寸前でした。申し訳程度に中に緩衝材（空気が入った袋状のタイプ）が入っていましたが、穴が開いてしまったのか全てしぼんでしまい、緩衝材としての役割は皆無。たとえ公式による販売といえど、海外通販クオリティーなので過度な期待は禁物です。

7種のコンプリートセットとなる「バンドル」は、全て単品で購入した場合と比較すると約30ドルお得なため、今回はバンドルを3個注文しています。これだけ見れば「なるほど、合計金額は約600ドルか」と思えてしまうのですが、これに加えて送料がプラス、そしてアメリカからの輸入となるので諸々経費が加算され、今回の注文の場合以下となりました。

国内の送料無料文化に慣れていると、泡を吹いて倒れそうなほどの送料・手数料ですね。個数3で割るとバンドル1個辺り26,600円程度で購入できた計算になります。これでも、国内ショップでシングル買いするよりは随分安いです。では、早速開けていきましょう！

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『Secret Lair Bundle（バンドル）』開封！

開封サンプルとして、今回は「Bitterblossom Dreams」を選択。

外箱を取り払うと、黒地のマット紙を使った化粧箱が出てきます。「Secret Lair」のロゴは金の箔押しで、高級感あふれるパッケージです。

毎度毎度思うのですが、マジックの限定カードセットはサイズが非常に大きく保管のために結構なスペースを取るので、パッケージは簡易化してほしいです。コレクターズアイテムとしての付加価値を高めるためなのでしょうが、正直言って邪魔で仕方がないです…。

フリップ式の蓋を開くと、カードが見えるデザインです。

「Bitterblossom Dreams」のカードをすべて取り出してみました。《苦花/Bitterblossom》を中心としたセットですが、非常に美しいイラストです。実用性、美しさ共にハイレベルで、「Secret Lair」の最高額カードなのも頷けます。統一されたタッチでトークンが描かれているのもいいですね。

ちなみにですがこの「Secret Lair」、上記の写真を見てもわかるように全ての収録カードがFoilというわけではないです。Foilのカードが含まれているのは「Eldraine Wonderland」「Seeing Visions」「Kaleidoscope Killers」「OMG KITTIES!」の4セットのみ。どちらがよいというわけではないのですが、同セット内でFoil/非Foilのものが混在しているのはちょっとわかりにくかったかなと思います。

写真では微塵も伝わらないのですが、「Secret Lair」収録のFoilカードは光り方がやや抑え気味なのが好印象。

なんというか、昔の「From the Vault」シリーズのようなギラギラした光り方ではないです。

7種のセットを一通り開封し、最もイラストが気に入ったのはこの「Eldraine Wonderland」！

エルドレインの雪景色が描かれた氷雪土地は、思わず複数枚集めたくなる美しさです。最近ではモダンで「白青緑氷雪コントロール」などのデッキも登場してきていますし、需要も高まりそうですね。

そして、「Secret Lair」のサプライズ要素である「ステンドグラス風プレインズウォーカープロモ」は、化粧箱の底に入っています。台紙にカードの袋が糊付けされているため、無理に剥がさないように注意。慎重に取り出していきます。

バンドル1セット分開封した結果です。

欲しかった《龍神、ニコル・ボーラス／Nicol Bolas, Dragon－God(WAR)》と《寛大なる者、アジャニ／Ajani, the Greathearted(WAR)》を引き当てることができ、良い滑り出しではないでしょうか？

余談ですが、ステンドグラス風PWプロモは（高い順に並べて）《時を解す者、テフェリー／Teferi, Time Raveler(WAR)》、《龍神、ニコル・ボーラス／Nicol Bolas, Dragon－God(WAR)》、《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries(WAR)》がトップレアです。

総評

内容としては万人からの注文が殺到するようなものではなく、「欲しい人だけ買えばいい」完全なコレクターズアイテムです。個人的にはバンドル×3個という買い方ではなく、バンドル1個に特定の好きなセットを連打した方がよかったかな？と思っています。お得感みたいなものはあまりなく、金銭的な価値だけでみればおまけの「ステンドグラス風PW」の内容次第でだいぶブレます。

海外からの発送ということでやたらコストが掛かる感もありますが、今回は欲しい人に行き渡る「受注生産」という形を取っているのは評価できるポイントではないでしょうか。第2弾もありそうなので、今から少しずつ軍資金を貯めていかねば…！