デッキリスト
白青ポルタ―ガイスト by 紳士メガネ
Creatures (2) 2 Fae of Wishes Spells (38) 2 Silence 3 Cryptic Command 4 Reshape 4 Faith's Reward 4 Dance of the Manse 3 Cast Out 4 Lotus Bloom 4 Conjurer's Bauble 4 Chromatic Star 4 Elsewhere Flask 2 Oblivion Stone | Lands (20) 2 Plains 4 Island 4 Flooded Strand 2 Mystic Sanctuary 4 Hallowed Fountain 4 Ghost Quarter Sideboard (15) 2 Disenchant 2 Timely Reinforcements 2 Supreme Verdict 3 Leyline of Sanctity 2 Tormod's Crypt 2 Teferi, Time Raveler 1 Narset, Parter of Veils 1 Jace, Wielder of Mysteries |
◆日本語リスト
【クリーチャー】
2:《願いのフェイ+成就》
【スペル】
2:《沈黙》
3:《謎めいた命令》
4:《作り直し》
4:《信仰の見返り》
4:《屋敷の踊り》
3:《排斥》
4:《睡蓮の花》
4:《妖術師のガラクタ》
4:《彩色の星》
4:《他所のフラスコ》
2:《忘却石》
【土地】
2:《平地》
4:《島》
4:《溢れかえる岸辺》
2:《神秘の聖域》
4:《神聖なる泉》
4:《幽霊街》
【サイドボード】
2:《解呪》
2:《機を見た援軍》
2:《至高の評決》
3:《神聖の力線》
2:《トーモッドの墓所》
2:《時を解す者、テフェリー》
1:《覆いを割く者、ナーセット》
1:《神秘を操る者、ジェイス》
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解説
Dance of the Manse / 屋敷の踊り (X)(白)(青)
ソーサリー
あなたの墓地から、点数で見たマナ・コストがX以下で、アーティファクト・カードやオーラ(Aura)でないエンチャント・カード合わせて最大X枚を対象とし、それらを戦場に戻す。Xが6以上であるなら、それらのパーマネントは、それらの他のタイプに加えて4/4のクリーチャーでもある。
Faith's Reward / 信仰の見返り (3)(白)
インスタント
このターンに戦場からあなたの墓地に置かれたすべてのパーマネント・カードを戦場に戻す。
本日のピックアップデッキはモダンの「白青ポルターガイスト」!
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【モダン】サニー・サイド・アップ2019:基本セット2020収録の《帰寂からの帰還》であのデッキが復活
デッキリスト ◆日本語リスト 【クリーチャー】 【スペル】 2:《沈黙》 2:《徴用》 2:《流刑への道》 4:《作り直し》 4:《帰寂からの帰還》 4:《信仰の見返り》 3:《抽象から ...
本題に入る前に、まずは上記のデッキを覚えているだろうか?
『基本セット2020』に収録された《帰寂からの帰還/Brought Back(M20)》を採用し、過去にモダンで活躍していた名デッキ:「サニー・サイド・アップ」を復活させたユニークなリストだ。今回、氏はこのデッキを更に改良するべく研究を重ね、「令和のサニー・サイド・アップ」改め、「白青ポルターガイスト」としてアップデート!
《帰寂からの帰還/Brought Back(M20)》
《信仰の見返り/Faith's Reward(M13)》
前回のリストでは、《帰寂からの帰還/Brought Back(M20)》でぐるぐると「ほぞ」達を使い回し、自分のライブラリーを引ききることで、《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries(WAR)》が持つ常在型能力で特殊勝利を狙っていくのが基本的なコンボルートだった。
しかしながら前回のリストでは、ゲームを決めきれる状況…すなわち《帰寂からの帰還/Brought Back(M20)》あるいは《信仰の見返り/Faith's Reward(M13)》を撃てる状況でないと、「各種ほぞ」や《睡蓮の花/Lotus Bloom(TSP)》などを使いにくいという明確な弱点があった。性質上コンボを決めに行くまでの繋ぎとして「ほぞ」は使えず、コンボスタートまでのスピードが非常に遅かったのだ。
※補足:「ほぞ」とは?
マナコストが1マナ以下で、自身の生け贄を起動コストに含む起動型能力を持つカードのことを指す。
《屋敷の踊り/Dance of the Manse(ELD)》
その弱点をカバーするために採用されたカードが、『エルドレインの王権』収録の《屋敷の踊り/Dance of the Manse(ELD)》!
そう、当サイトの「1000枚買え枠」でも紹介していた期待の1枚だ。このデッキにおいては主に「墓地からほぞを戦場に戻して使い回す」役割だが、《信仰の見返り/Faith's Reward(M13)》や《帰寂からの帰還/Brought Back(M20)》とは異なり、「このターンに墓地に置かれた…」という制限が無い。これにより、序盤~中盤に「ほぞ」を使って場を繋ぎ、後から回収する…といった動きが可能となった。X呪文なので状況に応じて小回りが利くのもポイント。
更に、《屋敷の踊り/Dance of the Manse(ELD)》はX=6以上で撃つことで墓地の置物たちを4/4のクリーチャーとして暴れさせることが可能。「ほぞ」をぐるぐると使い回すルートの他に、「4/4の大軍で対戦相手を押し潰す」という「新たな勝ち手段」を獲得し、戦術バリエーションが増えている。「ほぞ」さえ墓地に送りこんでおけば、あとはマナさえあれば強引にフィニッシュに繋げることができるため、このカードは非常に頼もしい。
《他所のフラスコ/Elsewhere Flask(SHM)》
《睡蓮の花/Lotus Bloom(TSP)》
《神秘の聖域/Mystic Sanctuary(ELD)》
《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》
また、新たに採用された《神秘の聖域/Mystic Sanctuary(ELD)》により、新たなコンボルートも開拓。下記のカードが揃っていれば、無限ループが完成する。
【コンボ条件】
・《他所のフラスコ/Elsewhere Flask(SHM)》や《妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble(5DN)》などのドローファクトが2枚以上
・《睡蓮の花/Lotus Bloom(TSP)》1枚以上
・《幽霊街/Ghost Quarter(ISD)》と《神秘の聖域/Mystic Sanctuary(ELD)》が1枚ずつ、《島/Island》が2枚以上
1.ドローファクトを2つ以上生け贄に捧げ、ドローしつつ墓地に送りこむ
2.《神秘の聖域》から青1マナ、《睡蓮の花》も生け贄に捧げ3マナを生成
3.《幽霊街》の能力を起動。自分の《神秘の聖域》を破壊し、基本土地(島)をサーチし戦場に出す
4.浮かせていた4マナで《信仰の見返り》を撃ち、ドローファクトと《幽霊街》+《神秘の聖域》を戦場に戻す
5.《神秘の聖域》の能力で《信仰の見返り》をライブラリートップに戻す
6.手順1に戻る
上記のルートでパーマネントをぐるぐると回してライブラリーを掘り進めていき、途中で《作り直し/Reshape(DST)》を用いて《睡蓮の花/Lotus Bloom(TSP)》をサーチすればどんどんマナも増えていく。ラストは《願いのフェイ/Fae of Wishes(ELD)》で《神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries(WAR)》にアクセスしフィニッシュ!
コンボルートが多く、前回にも増して一人回しが最高に楽しいデッキに仕上がっているので、この独特の「パズル感」を是非!
参考
白青ポルタ―ガイスト by 紳士メガネ
http://teamys.net/top/deckall.php/MODERN/1/1601934/