デッキリスト
ペブルス(Fruity Pebbles)
Creatures (6) 2 Phyrexian Walker 4 Shield Sphere Spells (30) 4 Enlightened Tutor 1 Swords to Plowshares 4 Counterspell 4 Impulse 4 Force of Will 4 Lotus Petal 1 Ancestral Knowledge 4 Enduring Renewal 4 Goblin Bombardment | Lands (24) 4 Adarkar Wastes 4 City of Brass 6 Island 4 Plains 4 Mountain 2 Undiscovered Paradise Sideboard (0) |
解説
「ペブルス」というデッキをご存じだろうか。今回紹介するのは、「テンペスト・スタンダード」で活躍した「ペブルス(Fruity Pebbles)」だ。モダンやレガシーのデッキの参考、デッキアイディアの一つとして、通常のフォーマットの垣根を越えて紹介したい。
ペブルス(Pebbles)は砂利や小石という意味があるが、デッキ名の由来はアメリカの人気シリアル「ココア・ペブルス」「フルーティー・ペブルス」だ。このシリアル、実際に海外で食べた経験があるのだが、「フルーティー・ペブルス」はそりゃもう色が凄まじい。日本では考えられないほど彩度の高い食べ物なのだ。
…話が脱線してしまったが、「ペブルス(Fruity Pebbles)」のキーカードは、「永劫の輪廻」だ。「永劫の輪廻」が出ている状態では、クリーチャーが墓地に置かれるたび、そのクリーチャーは自分の手札に戻るようになる。そこで、「ゴブリンの砲撃」と0マナのクリーチャーである「Shield Sphere」「ファイレクシアの歩行機械」を組み合わせると…? 延々と「ゴブリンの砲撃」の弾が補充でき、無限ダメージのコンボとなる。特定のキーカードに依存しているため、これらのカードは「祖先の知識」「衝動」「悟りの教示者」といったカードで探しにいく形だ。勝ち手段がこれ一つであり、引けなかったときの脆さはあるが…。
なお、紹介した原型はテンペスト・スタンダード期のものだが、現在のモダン・レガシーでも再現できる。0マナクリーチャーは言わずもがな、「ゴブリンの砲撃」はレガシーでそのまま使用でき、モダンでも「爆破基地」で代用可能だ。「永劫の輪廻」は時のらせんのタイムシフト枠で再録されているためモダンでも使用できる。あとは足回りを現代のカードで固めれば、現代のペブルスを組むのはそう難しいことではないはずだ。さぁ、相性の良いカードを探してみよう!
参考
https://www.mtggoldfish.com/deck/visual/607091